一人暮らし用の冷蔵庫は、300L程度のやや小さめサイズから、ベッドサイドに置けるコンパクトな機種までさまざま。どんな冷蔵庫にするか悩んだときは、自炊の頻度やお部屋の間取りなど、ライフスタイルに合ったものを選んでみましょう。
この記事では、一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときのチェックポイントや、メーカーごとの特徴、おすすめ商品について詳しく解説しています。
冷蔵庫をなんとなくで選んでしまうと、「予想以上にサイズが大きい」「もっと容量の大きな機種を買っておけばよかった」と後悔してしまうこともあります。自分に合った冷蔵庫を見つけるためには、以下のようなポイントをチェックしておきましょう。
このあとは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
まず気にしたいのは、冷蔵庫の容量です。例えば、「毎日自炊をするから、食材は多めに買い溜めておきたい」という場合は300L前後で小さめな機種を、反対に「飲み物が入るくらいの最低限の冷蔵庫でいい」という場合は、100L以下のコンパクトタイプの機種を選んでみるとよいでしょう。
また、「とにかく冷凍食品を買いだめしたい」という場合は、100L前後の小型冷凍庫を選んでみるのもおすすめです。
「冷蔵庫 小型」で商品を探す大体の容量に目星がついたら、その機種の「高さ・幅・奥行き」を測って、置きたい場所に収まりそうかを確認しておきましょう。その際は、本体の周囲に放熱のための余裕をもって設置しなければならないことにも注意が必要です。また本体の前方に、ドアを開けるためのスペースが確保できるかも、しっかりとチェックしておきましょう。
なお、冷蔵庫のサイズを計る際は、置きたい場所まで問題なく搬入できるかどうかも確認しておく必要があります。以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご参考にしてみてください。
冷蔵庫の適切なサイズは?容量と本体の大きさからピッタリサイズを選ぼう!
冷蔵庫のドアの開き方には、「右開き」「左開き」「観音開き」などの種類があり、それぞれ使い勝手が大きく変わってきます。どのタイプにするか迷ったときは、壁側に向かってドアが開くような機種を選ぶのがおすすめです。
なかには、左右どちらからでも開けられる機種や、箱を開けるように扉が縦に開くチェストタイプの冷蔵庫も発売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
普段はあまり気になりませんが、静かな環境では冷蔵庫の動作音が思いのほか大きく感じることもあります。もし冷蔵庫を寝床の近くに置きたい場合は、その機種の静音性も確認しておくようにしましょう。
音の大きさは「デシベル(dB)」という単位であらわされており、数値が小さいほど動作音も小さくなります。静音性に優れたモデルは20デシベル前後の製品が多いため、なるべく静かな冷蔵庫を探している方は一つの目安としてみるとよいでしょう。
冷蔵庫はメーカーや機種によって、搭載される機能が異なります。例えば、野菜室にうるおいをキープする機能が搭載されていれば、野菜が乾燥しにくく、みずみずしさやシャキシャキ感を長持ちさせやすくなります。そのほかにも、冷凍室に急速冷凍機能が搭載されていれば、お肉や魚などの細胞を壊さずすばやく凍らせることで、鮮度が長持ちし解凍しても風味が落ちにくくなります。特に自分で食材を用意して料理をする方は、これらの機能が搭載されているかもチェックしておくとよいでしょう。
冷蔵庫はひとときも休まず運転しているため、家庭の中でも特に電気代が掛かりやすい家電です。電気代が気になる方は、なるべく消費電力の低い、省エネ性能に優れた機種を選んでみるとよいでしょう。
冷蔵庫の省エネ性能は「省エネ基準達成率」であらわされているほか、1年間の電気代の目安をチェックすれば、おおまかな予想を立てやすくなるでしょう。ちなみに、冷蔵庫の電気代はサイズに比例するわけではなく、機種によってもまちまちです。「小型冷蔵庫だから電気代も安い」、とは限らないので、事前によく確認しておくようにしましょう。
特に一人暮らしのキッチンはそこまでスペースがないことも多いため、家電を置く場所に困ってしまうことも多いでしょう。もし冷蔵庫に「耐熱トップテーブル」が採用されていれば、上にレンジやトースターを置くことができるので、限られたスペースを有効活用することができます。
冷蔵庫選びに迷ったときは、メーカーごとの特徴を知っておくことも、自分にあった機種を見つける近道です。ここでは一人暮らし用の冷蔵庫を販売しているなかで、特に人気のメーカーについて解説しています。
※こちらに記載されている情報は2024年11月時点のものであり、製品ごとに搭載されている機能は異なります。
シャープの冷蔵庫には「プラズマクラスター」を搭載している機種が多いため、冷蔵庫をより清潔に使いたい方には特におすすめのメーカーです。
また、左右のどちらからでも開く「どっちもドア」を採用しているモデルも要チェックです。比較的場所を選ばずに設置できるほか、引っ越しなどで設置場所が変わっても臨機応変に対応できるでしょう。
「冷蔵庫 シャープ」で商品を探す三菱の小型冷蔵庫は、300L前後のモデルが豊富にラインナップされています。一人暮らしでも自炊をする方や、食品を多めに保存しておきたい方には特におすすめのメーカーです。
三菱の冷蔵庫のなかには、冷凍室が大容量の「ビッグフリーザー」を採用しているモデルもあります。一人暮らしでは何かと便利な冷凍食品や、食べきれなかった食品も余裕をもって保存したい方には特におすすめです。
「冷蔵庫 三菱」で商品を探すAQUAの冷蔵庫には、100L前後のコンパクトなモデルが比較的多めにラインナップされていることが特徴です。なかには、インテリアに調和する木目調の小型冷蔵庫も販売されており、ベッドサイドや、ソファの近くに置きたい方には特におすすめの製品です。コンパクトでスリムな冷蔵庫を探している、もしくはセカンド冷蔵庫を探しているという方は、ぜひAQUAの商品をチェックしてみてください。
「冷蔵庫 アクア」で商品を探す冷蔵庫がある日突然故障してしまうと、庫内の食材が全滅してしまったり、氷が溶けだして床にダメージを与えてしまったりすることもあります。冷蔵庫の不調を感じている方や、今の冷蔵庫を長年使っている方は、買い替えタイミングを見逃さないようにしましょう。
まず大まかな寿命の目安ですが、「消費動向調査 2024年3月 内閣府調べ」によると、冷蔵庫の平均使用年数は約13年とされています。すでに13年以上同じ冷蔵庫を使っている方は、近いうちに故障する可能性も考えられるので、今のうちに買い替えを検討しても良いでしょう。
なお冷蔵庫の寿命は、設置環境や使い方によっても変わってきます。14年を待たずに故障してしまうことも少なくないので、お使いの冷蔵庫に以下のような症状があらわれていないかをチェックしてみましょう。
もしこれらの症状があるなら、修理や買い替えを急いだ方が良いかもしれません。症状ごとの解説や、対処法については以下の記事で詳しく解説しています。冷蔵庫の不調を感じている方は、ぜひこちらも参考にしてみて下さい。
冷蔵庫の寿命はどれくらい?平均使用年数や長持ちさせるコツを徹底解説!
もし買い替えや引っ越しなどで冷蔵庫を処分したい場合は、家電リサイクル法に基づいた方法で処分しなければなりません。具体的には、「自治体に引き取ってもらう」「お店へ下取りに出す」「直接処分場に持ち込む」などの選択肢があります。詳しくは以下の記事で解説しているので、冷蔵庫の処分を考えている方は、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。
冷蔵庫の捨て方を知りたい方必見!処分の方法と注意点を解説
なかでもおすすめなのが、冷蔵庫を下取りに出すことです。ジャパネットの下取りサービスは、人気モデルの冷蔵庫でも特別価格で購入でき、商品の配達時に古い冷蔵庫をそのままお引き取りいたします。「古い冷蔵庫をかんたんに処分したい」「新しい冷蔵庫をお得に手に入れたい」という方は、ぜひジャパネットの下取りサービスをご活用ください。
以下の記事では、下取りサービスのメリットや、具体的な利用方法について詳しく解説しています。冷蔵庫の買い替えを考えている方は、ぜひご参考にしてみて下さい。
下取りなら冷蔵庫をお得に買い替え!下取りのメリットや使い方、おすすめ商品までご紹介!
意外と気になる冷蔵庫の電気代。なるべく電気代を節約したい方は、以下のようなポイントに注意しながら使ってみるとよいでしょう。
冷蔵庫は閉めっぱなしにしていれば庫内の温度をキープするだけなので、そこまで電気代はかかりません。しかし、ドアを長時間開けっ放しにすると庫内の温度が上がり、再び下げるために消費電力が大きく上がってしまいます。
そのため、電気代を節約するためには、なるべく冷蔵庫を開け閉めする回数を減らし、冷気が逃げないように心がけましょう。また庫内はなるべく整理整頓しておき、すばやく食品を取り出せるようにしておくことも大切です。
冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、必要以上に電力を消費しやすくなってしまいます。また庫内がパンパンになっていると食品を取り出すのに手間取り、結果的に電気代もかかりやすくなってしまいます。なるべく食品を詰め込みすぎず、整理整頓を心がけるようにしましょう。
なお、冷蔵庫の電気代については、以下の記事でも解説しています。もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
冷蔵庫の電気代を抑えたい方必見!意外と知らない節約ポイントを伝授
一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときは、設置スペースや自炊の頻度をもとに、自分に合った機種を選ぶことが大切です。またメーカーごとに搭載機能やデザインが異なるため、それぞれの特徴をチェックしておくとよいでしょう。
もし冷蔵庫選びに迷ったときは、今回ご紹介したジャパネットおすすめ商品や、お得な下取りサービスもぜひ参考にしてみて下さい。
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