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【一人暮らしの方必見】冷蔵庫を選ぶポイントをご紹介!

一人暮らしをする上で、必要な家電はさまざまありますが、日常生活において「冷蔵庫」は欠かせません。これから新しく一人暮らしをはじめる方や、買い替えを検討されている方のなかには、「どのメーカーの冷蔵庫がいいのか」「選ぶ際はどこを重視すればいいのか」迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、一人暮らし用冷蔵庫を選ぶ際のポイントをはじめ、購入前に確認しておくことや知っておきたい買い替え時期などについて解説します。ぜひご覧ください。

冷蔵庫を購入する前にまず確認しておくポイント

設置場所のサイズ

冷蔵庫選びで失敗しないためには、あらかじめ「設置場所のサイズ」を確認することが大切です。とくに、ワンルームの場合は設置場所が限られる可能性があり、少しでもサイズが合わないと置けなくなってしまうことも考えられます。まず設置場所のサイズを確認し、その設置場所に適した冷蔵庫を選ぶようにしましょう。

搬入経路のスペース

「搬入経路」のチェックも大切です。冷蔵庫を搬入するには階段やエレベーター、廊下、ドアなどが、冷蔵庫の幅以上である必要があります。言い換えれば、階段やエレベーター、廊下、ドアの幅(スペース)よりも小さなサイズの冷蔵庫でなければ搬入できないということです。そのため、搬入経路の幅(スペース)は必ず確認しましょう。さらに購入先によっては、搬入経路の幅が冷蔵庫の幅に対してどれだけゆとりが必要か、異なりますので、必ず搬入作業に問題ないかを確認してから冷蔵庫を購入するようにしましょう。

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とくにココをチェック!一人暮らし用冷蔵庫を選ぶポイントを解説

冷蔵庫を設置する環境が確認できたら、いよいよ冷蔵庫を選ぶステップに進みます。以下で、一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際のポイントをご紹介します。

1.容量

冷蔵庫の大きさはさまざまですが、一般社団法人日本電機工業会では冷蔵庫目安容量計算式を開示しており、1つの目安とすることができます。

計算式は「容量=70L×人数+常備品容量(120L〜170L)+予備スペース(100L)」で表されるため、1人暮らしでは290L〜340Lが推奨される冷蔵庫の容量となります。計算式の中には常備品や予備スペースを含んでいるので、「あまり料理はしない」「最低限の容量があればいい」という方はもっと小さな容量の冷蔵庫でも十分かもしれません。

2.冷蔵庫のサイズ

設置場所のサイズをもとに、購入対象の冷蔵庫自体のサイズを確認しましょう。製品のサイズはメーカーホームページなどで確認できます。冷蔵庫は、壁やほかの家具との距離感が近すぎると、うまく放熱できない可能性があります。熱を逃すことができないと、冷えづらくなったり電力を過剰に消費したりする場合があり、電気代が高くなることが考えられます。そのため、壁や家具に対し、取扱説明書で定められた距離を確保できるかを確認しましょう。

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3.電気代

冷蔵庫は電源を入れっぱなしにする家電製品なので、「電気代を抑えたい」という方は、冷蔵庫を購入する前に消費電力を確認しましょう。

冷蔵庫の消費電力は、日本工業標準調査会(JIS)が定めた「年間消費電力量」で確認できます。

年間消費電力量とは、「特定の条件下でその製品を1年間使用した場合、どのくらいの電力を消費するか」を数字で表したものです。この年間消費電力量の数字が低いほど、電気代の節約につながりやすいといえます。

4.省エネ性

冷蔵庫を選ぶ際は「省エネ性」も確認しましょう。仮に、全く同じ性能・機能の冷蔵庫があった場合、省エネ効果が高い冷蔵庫の方が電気代を安く抑えられるため、節約になります。冷蔵庫は頻繁に買い替える家電ではないので、「長い目で見て電気代を安く節約できるもの」を選ぶことも大切です。

もしかすると、「大型と小型の冷蔵庫を比べた場合、小型のほうが電気代を安く抑えられる」というイメージがあるかもしれません。しかし実際は、搭載されている機能や、省エネ性能の違いなどにより異なり、場合によっては大型の冷蔵庫のほうが電気代を抑えられるケースもあります。そのため、電気代を重視して冷蔵庫を選ぶ際は、冷蔵庫の容量だけを見比べて小型を選ぶことのないよう注意が必要です。

なお、省エネ性は「省エネ基準達成率」で確認することができます。これは、省エネ法に基づいて定められた「目標基準値」をどのくらい達成しているかをパーセント(%)で表したもので、この数字が大きいほど省エネ性に優れていることになります。

5.静音性

一人暮らしの場合は、冷蔵庫の「静音性」も確認しておきましょう。冷蔵庫の設置場所と寝室が離れている場合はとくに問題ないですが、ワンルームで距離が近いと就寝時に稼働音が気になったりします。

音の大きさは「デシベル(dB)」という単位を使って数値化されており、何デシベルあるとどれくらいの騒音になるかという一般的な指標がありますが、冷蔵庫の仕様には稼働音の大きさについて開示がないこともあり、比較検討することは難しいかもしれません。特にワンルームなどで音が気になりそうな場合は実際に店頭で確認するとよいでしょう。

各メーカー別冷蔵庫の特徴

次に冷蔵庫を展開しているメーカーをご紹介します。各メーカーの特徴を知って、冷蔵庫選びの参考にしてみてください。

なお、こちらの情報は2022年1月時点のものであり、搭載されている機能は製品ごとに異なります。

シャープ(SHARP)

シャープは「プラズマクラスターイオン発生ユニット」を搭載している冷蔵庫も一部あります。プラズマクラスターによりきれいな冷気を循環させて冷蔵庫内を清潔に保ちます。

このほか、ひとつのドアが左右どちらからでも開けられる「どっちもドア」タイプの冷蔵庫があります。ドアの開閉方向が限定されないので、引越しなどで設置場所が変わっても使い勝手はそのままという利点があります。

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アクア(AQUA)

アクアの冷蔵庫は、幅広いサイズ展開が特徴です。小型から大型までサイズがそろっているので、ライフスタイルに合った容量を選びやすくなっています。そのため、一人暮らし用の冷蔵庫も探しやすいといえます。また、このほか、シンプルなデザインも特徴で、部屋のインテリアを損なうこともないでしょう。

そんなアクアの一部機種には、おいしさと食感を長持ちさせる「おいシールド冷凍」が搭載されています。冷凍室内の温度変化を抑えることによって霜つきを少なくし、おいしさを閉じ込めたまま冷凍保存します。

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ハイセンス(Hisense)

ハイセンスの冷蔵庫の特徴は、コストパフォーマンスに優れている点です。価格と性能のバランスがよく、一人暮らし用としておすすめです。

このほか、無駄のないシンプルなデザインも特徴のひとつです。

ハイセンスの一部機種には、ボタンひとつで給水パイプを掃除できる機能が搭載されています。 また、製氷皿は取り出しが可能なため、丸洗いして清潔な状態を保てます。

このほか、一部冷蔵庫では最短90分での製氷を実現。「急いで氷がほしい」という場合に便利です。

さらに、静音製氷機能が付いている冷蔵庫もあり、防音シートによって製氷時の落下音を抑えることが可能です。

冷蔵庫選びではココもチェック!そのほかに見るべきポイント

前述した「一人暮らし用冷蔵庫を選ぶ際のポイント」5つにくわえて、以下でご紹介する5つのポイントも確認すると、より自分に合った使い勝手のよい冷蔵庫を選べます。

1.ドアの開き方

冷蔵庫のドアの開き方は主に、右開き、左開き、観音開き(フレンチドア)、両開きの4つです。基本的には「設置したときに、壁側に向かってドアが開く冷蔵庫」を選ぶことをおすすめします。シンクやコンロとの動線を確保しやすくなるため、スペースを有効に使えるでしょう。

左右のどちらからでも開けられるドアや、扉の付け替えが可能なモデルもあります。今後引っ越しの可能性がある方はそのようなタイプを選択するのもいいかもしれません。

2.引き出しの性能

冷蔵庫には、冷蔵室・冷凍室のほかに「野菜室」や「チルド室」など複数の引き出しが備わっているタイプもあります。そのため、冷蔵庫を選ぶ際は「引き出しの性能」もチェックしましょう。

たとえば野菜室の場合、野菜の保存により適した設計がされています。そのため、自炊をすることが多い方は「野菜室を備えた冷蔵庫」を選ぶのが望ましいといえます。

野菜室と一言でいっても、その性能はメーカーによってさまざまです。たとえば、「特殊な触媒を用いて栄養素の減少を抑える野菜室」を兼ね備えた冷蔵庫もあれば、「湿度をコントロールして野菜の水腐れを防ぐ野菜室」を完備した冷蔵庫もあります。

3.天板の耐熱温度・耐荷重

容量の小さな冷蔵庫を選ぶ際に確認したいポイントには、「天板の耐熱温度・耐荷重」もあげられます。これは、とくに「キッチンが狭い」「空いたスペースを有効活用したい」という方が重視すべきポイントです。なぜなら、天板の耐熱温度・耐荷重によっては、冷蔵庫の上部にオーブンレンジやトースター等を設置できない場合があるからです。もし、冷蔵庫の天板に何かを設置する予定であれば、天板の耐熱温度・耐荷重は必ず確認するようにしましょう。

4.霜取り機能

多くの冷蔵庫は庫内の霜取りを自動で行います。容量が小さく価格の安い冷蔵庫の場合、自動霜取りでない場合もありますので、「お手入れの手間を極力減らしたい」という方はチェックしましょう。

5.そのほかの便利機能

冷蔵庫に備わっている機能には、「霜取り機能」のほかにもさまざまな種類があります。たとえば「自動製氷機能」がそのひとつ。この機能が搭載された冷蔵庫ではほどよい大きさの氷が自動的に作られるため、トレーに水を入れて凍らせたのち、取り出すという一連の手間を省くことができます。

このほか冷蔵庫が完全に閉まっていないときに、音で知らせてくれる「閉め忘れ防止機能」もあります。

このように、冷蔵庫の便利機能は複数あります。冷蔵庫を選ぶ際は「どのような便利機能があるか」を積極的に確認してみましょう。

冷蔵庫の買い替え時期

冷蔵庫の買い替えは、故障してしまう前に検討するのが理想といえます。では、故障が間近に迫っていることを表すサインには、どのようなものがあるのでしょうか。

故障の可能性を知らせるサインには、たとえば「音が大きくなる」という現象があげられます。この場合、コンプレッサーに不具合が生じている可能性があり、放置すると庫内が冷えづらくなることが考えられます。

このほか、「水漏れするようになった」「冷却機能が劣った」「本体の側面が熱い」などの現象も故障が間近に迫っているサインです。これらに気がついたタイミングで買い替えを検討してみるのもいいかもしれません。

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まとめ

冷蔵庫を購入する際は、まず冷蔵庫を設置する環境を確認しましょう。その上で今回ご紹介したポイントを押さえて、自分に合ったお気に入りの冷蔵庫をみつけてください。後悔のない冷蔵庫選びを行うためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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よくある質問

一人暮らしにはどれくらいのサイズの冷蔵庫がおすすめ?
一人暮らしであれば、300L前後の冷蔵庫がおすすめです。あまり料理やまとめ買いをしないのであればもっと小さな冷蔵庫を選んでみてもいいでしょう。
一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときのポイントは?
一人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときは、「容量」「本体のサイズ」「省エネ性能」「静音性」などをチェックしてみましょう。