東芝のエアコンおすすめをご紹介！ 【2025年版】機能比較と選び方

プラズマ空清

「プラズマ空清」は、電気の力を利用して空気中の汚れを集める電気集じん方式の空気清浄機能です。まずはエアコン本体が室内の空気を吸い込み、プラズマ空清ユニットで帯電させます。帯電した汚れは本体の奥にある熱交換器という部分に吸着され、冷房時に発生する結露水と一緒に外に排出されます。空気中に漂う花粉やPM2.5、ウイルス、カビなどに効果を発揮するので、お部屋の空気の清潔さに気を使いたい方には、特におすすめの機能です。

また、冷暖房を使わなくても空気清浄だけで運転することもできるので、季節を問わず一年中活躍する機能といえます。

空清みはり

東芝エアコンの最上位機種には、運転停止中もお部屋の空気をセンサーで見張り、汚れを検知したら自動でプラズマ空清運転をスタートさせる「空清みはり」機能が搭載されています。自分で意識せずとも、その時々の空気の状態に合わせて臨機応変に自動で運転してくれるので、すべておまかせでお部屋の空気を快適にキープできます。また、本体のランプの色で空気の汚れ具合を教えてくれるので、空気の状態が知りたい方も安心して使うことができます。

プラズマ空清をもっと便利に、全部おまかせで活用したい方は、空清みはり機能が搭載された最上位機種をチェックしてみるとよいでしょう。

フィルター自動お掃除

エアコンのフィルターには空気中のホコリなどの汚れが溜まりやすく、放っておくとカビやニオイの原因になってしまうこともあります。そのためエアコンを使う上で欠かせないのが、定期的なフィルター掃除。でも、「いちいち自分でお掃除するが面倒」「お掃除のときに周りが汚れるのがイヤ」という方も多いのではないでしょうか。

ところが、「フィルター自動お掃除」機能が搭載されていれば、内部に搭載されたブラシが、フィルターの汚れを自動でお掃除してくれます。エアコンのお手入れの手間をグッと減らしてくれるので、より快適にエアコンを使うことができます。

楽ダストボックス

「楽ダストボックス」は、フィルター自動お掃除で取り除いたほこりを溜めておく専用のボックスです。ここに溜まった汚れは、掃除機でかんたんに吸い取ることができるので、エアコンのお手入れの手間を最小限に抑えることができます。

UVプレミアムクリーン除菌

「UVプレミアムクリーン除菌」は、その名の通りUVの力でエアコン内部を清潔に保つ、高性能なクリーニング機能です。リモコンのボタンを押すだけでクリーニングを開始でき、結露水を使って汚れを洗い流す「冷房洗浄」、オゾンを発生させて洗浄する「プラズマ空清」、カビなどの原因となる湿気を取り除く「暖房乾燥」、風を送り出す内部をしっかり乾かす「送風乾燥」を自動で行います。そして、各工程中に本体に搭載された「UV除菌ユニット」でUVを照射することで菌を抑制。エアコン内部のフィルターや熱交換器などの部品を徹底的にお掃除することができます。

「エアコン内部の清潔性にはとにかくこだわりたい」という方は、この機能が搭載された機種をチェックしてみるとよいでしょう。

セルフクリーン

「セルフクリーン」機能は、運転停止後に自動でエアフィルターの汚れを取り除き、カビの原因となる湿気を取り除く機能です。UVプレミアムクリーン除菌は自分でボタンを押して運転を開始する必要がありますが、セルフクリーンは運転停止後に自動で運転するため、おまかせで本体内部を清潔に保ちやすくなります。

普段のお手入れは自動のセルフクリーンでカビを予防し、汚れが気になるときはUVプレミアムクリーン除菌と使い分けることで、より快適にエアコンを使うことができるでしょう。

無風感空調

夏には欠かせないエアコンですが、「冷気が直接あたって体が冷える」「風に当たっていると乾燥が気になる」となんとなく苦手意識を持っている方も少なくないのではないでしょうか。

そんな方に特におすすめなのが、風を感じさせずに快適な室温に調節する「無風感空調」です。無風感空調は、気流を制御することで風を拡散させるため、身体に直接風が当たることを防ぎ、冷え過ぎや乾燥を防いでより快適にエアコンを使うことができます。また、無風感空調は冷房・暖房・除湿・空気清浄と組み合わせて運転できるため、季節を問わずいつでも活躍する点も魅力の一つといえるでしょう。

レーダー風あて・風よけ

無風感空調は風を感じさせない気流制御が特徴でしたが、そのコントロール能力をさらにアップグレードさせたのが、「レーダー風あて・風よけ」機能です。この機能の最大の特徴は、エアコン本体に搭載されたレーダーで人の位置を探知し、動きに合わせて送風をコントロールできること。例えば、「帰宅したときにすぐ涼みたい」「家事で歩き回るから暑くなりやすい」というときは、風あてに設定すればレーダーで近くの人を追跡して、動きに合わせて風を送り続けます。反対に、「直接冷気に当たりたくない」という場合は、風よけ機能に設定すれば、人をよけて送風するため、乾燥や冷えすぎを防いでくれます。

お部屋のどこにいても快適な風向きをキープしたいという方は、この機能が搭載された機種をチェックしてみるのがおすすめです。

日あたり節電

「日あたり節電」は、明るさセンサーがお部屋に差し込む日差しを検知し、自動で運転を制御する機能です。例えば真夏の昼間、強い日差しがお部屋に差し込むときはその分室温も上がりやすいので、冷房を強めに運転。そして夜になって日光が差し込まなくなると、パワーを抑えて省エネ運転に切り替わります。お部屋の状況に応じて最適な運転をしてくれるので、快適性を保ったまま省エネ効果も期待できる一石二鳥の機能といえます。

不在節電

「不在節電」は、人感センサーでお部屋に人がいるかをチェックし、不在が続くと自動でパワーを抑えて運転する省エネ機能です。具体的には、30分以上人がいない状態が続くと、自動で控えめ運転になります。運転を停止するわけではないので、戻ったときにすぐ元の室温に調節でき、快適性を保ちながら電気のムダをカットできる機能です。

IoLIFE

「IoLIFE」は、本体とスマートフォンを連携させて、遠隔操作や音声操作ができるようになるアプリです。例えば、外出先からでもスマートフォンで運転のオン・オフ、設定温度などを操作できるので、消し忘れたときやペットの様子に合わせて室温を調節したいときに活躍します。また、対応しているスマートスピーカーと連携すれば、声だけで操作できるので、より便利にエアコンを使うこともできます。さらに、曜日・時間に合わせて運転をオン・オフできるタイマーも設定できるので、ご自身の生活パターンに合わせて自動でエアコンを運転させることもできます。よりスマートにエアコンを使いたいかたは、「IoLIFE」機能が搭載されているかもチェックしてみるとよいでしょう。

U-DRシリーズ

U-DRシリーズは、東芝の中でもフラッグシップに位置付けられる最上位の高性能モデルです。今回ご紹介した機能はすべて搭載されており、そのなかでも「空清みはり」と「レーダー風あて・風よけ」機能はこのシリーズだけの目玉機能といえます。

空気の汚れ具合に応じてプラズマ空清で一年中快適な空間にでき、UVプレミアムクリーン除菌で本体内部も清潔。そしてレーダー機能で気流をコントロールし、日あたり・不在節電で省エネ性と快適性を両立。東芝の技術を余すことなく体感したい方は、ぜひ最上位モデルのU-DRシリーズをチェックしてみてください。

U-DZシリーズ

U-DZシリーズは、最上位機種に次いで搭載機能が豊富なハイスペックモデルです。「空清みはり」「レーダー風あて・風よけ」の機能は省略されていますが、それ以外は最上位機種と同等の機能が搭載されています。プラズマ空清やUVプレミアムクリーン除菌で清潔さをキープしながら、不在・日当たり節電で省エネ、そして無風感空調で快適な空間に調節。そんな東芝エアコンの技術が凝縮された機能を、存分に体感できるでしょう。「ハイスペックなエアコンは欲しいけどなるべく費用も抑えたい」という方は、U-DZシリーズをチェックしてみるのがおすすめです。

U-DXシリーズ・U-Xシリーズ

U-DXシリーズ、U-Xシリーズは、どちらも「プラズマ空清」や「UVプレミアムクリーン除菌」などの高性能な機能を搭載したモデル。この二つのシリーズの位置づけとしては、U-Xシリーズがスタンダードモデル、そこに「無風感空調」や「フィルター自動お掃除」を追加したアップグレードモデルがU-DXシリーズです。

「プラズマ空清」や「UVプレミアムクリーン除菌」で清潔性をキープしたい方はスタンダードなU-Xシリーズを、「お手入れの手間を減らして冷暖房も快適に使いたい」という方はU-DXシリーズを選んでみるのがおすすめです。

U-Mシリーズ

U-Mシリーズは、シンプルで使いやすいことが特徴のエントリーモデルです。今回ご紹介した機能の中では「セルフクリーン」しか搭載されていませんが、そのぶんリーズナブルな価格で手に入ることが魅力です。「なるべく安いシンプルなエアコンが欲しい」「あまり使わない部屋につけたいからそこまでの機能はいらない」という方は、U-Mシリーズの機種をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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適用畳数

エアコンの適用畳数とは、その機種でどれくらいの広さのお部屋まで冷暖房を効かせられるかを表した数値です。適用畳数は、「〇畳〜〇畳用」というようにあらわされていますが、これは前の数字が木造住宅、後ろの数字が鉄筋住宅の場合のお部屋の広さを意味しています。

間違ってお部屋の広さよりも狭い適用畳数のエアコンを選んでしまうと、なかなか冷暖房が効かなかったり、余計な電気代がかかってしまったりすることもあります。あらかじめお部屋の構造と広さを確認し、それにあった適用畳数の機種を選ぶようにしましょう。

冷暖房能力・消費電力

「冷暖房能力」はその機種の室温をコントロールする能力、「消費電力」はどれくらい電気代がかかるかを表しています。

冷暖房能力は「kW（キロワット）」という単位であらわされ、(0.6-2.8)のように表記されています。この場合、前の数字が小さいほど細かく温度を調節でき、後ろの数字が大きいほどすばやく室温を調節できることを示しています。つまり、この数字の開きが大きいほど空気をコントロールする能力に長けていることがわかるので、どのモデルにするかの一つの目安としてみるとよいでしょう。

一方、その機種の1年間の消費電力の目安は、「期間消費電力量（kWh）」を確認することで知ることができます。これは、標準的な家庭での使用条件を想定して算出されていて、この数字が大きいほど電気代も高くなることが予想できます。また、メーカーによっては年間の電気代の目安を表示しているところもあるので、そちらも参考にしてみるとよいでしょう。

コンセントの形状

エアコン用のコンセントにはいくつかの種類があり、形状が合わない場合は取り換え工事が必要になります。エアコン専用コンセントには以下のような種類があるため、いま設置されているのがどの形状かを確認しておくとよいでしょう。

基本的に、いま設置されているエアコンと同じ畳数の機種に切り替える場合は、複雑な工事が必要になることはあまりないでしょう。しかし、「今より大きな適用畳数の機種に買い替えたい」「エアコンのないお部屋に新たに設置したい」という場合は、追加の工事が必要になることもあるので要注意です。

エアコンのコンセントに関する詳しい情報や、追加工事が必要になるケースについては、以下の記事で詳しく解説しています。何か疑問のある方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

購入したお店に引き取ってもらう

家電量販店などのお店に依頼すれば、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払うことで古いエアコンを引き取ってもらえます。お店側で取外しから回収まで行ってくれるので、おまかせでエアコンを処分できることがメリットといえるでしょう。

自治体と提携している回収業者に依頼する

自治体と提携している回収業者に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払うことで、古いエアコンを引き取ってもらえます。しかし、地域によってはそもそも回収を行っていないこともあるので、お住まいの自治体のウェブサイトなどを確認し、収集を行っているかを確認しておきましょう。

指定引取場所に自分で持ち込む

あらかじめ郵便局などでリサイクル券を購入しておけば、古いエアコンを最寄りの指定引取所に自分で持ち込むことで処分できます。ただ、エアコンの場合はそもそも自分で取り外すことが難しいので、一般家庭においては、この方法で処分することはほとんどないといってもいいでしょう。