実はエアコンのコンセントは、機種によって形状が違い、主に5つの種類があります。形状が合わない場合は、取り換え工事や電圧切替え工事が必要になるため、買い替えの際はお部屋のコンセントを事前に確認しておくようにしましょう。
この記事では、エアコン用コンセントの形状一覧と、設置時に追加費用が発生しやすいケースについて詳しく解説しています。エアコンの設置を考えている方は、ぜひご参考にしてみてください。
エアコンは消費電力が大きいため、他の家電と同じ回路を使わないよう、専用のコンセントに接続して使わなければなりません。もし普通のコンセントにつなげて使用した場合、ブレーカーが落ちてしまったり、最悪の場合は電源ケーブルから出火したりして火事につながる恐れもあります。
一般的なお部屋であれば、エアコンの設置箇所の近くに専用コンセントも併設されています。しかしエアコンの位置を移動させたい場合や、そもそもエアコン専用コンセントがない場合は、新しくコンセントを設置するための工事が必要になるので注意が必要です。
実はエアコン専用コンセントにはいくつかの種類があり、エアコン本体のプラグと形状が合わない場合は、取り換え工事が必要になります。以下のような形状に分かれるので、いまお部屋に設置されているコンセントはどれに当たるのかを、確認しておくようにしましょう。
基本的には、今設置してあるエアコンと同じ畳数の機種に買い替える場合は、複雑な追加工事が必要になることは少ないでしょう。しかし、「今のエアコンよりも大きな畳数の機種に買い換えたい」「専用コンセントのないお部屋にエアコンを設置したい」という場合は追加工事が必要になることがあり、設置環境によってはその日のうちに工事ができない可能性もあります。追加費用が発生しやすいケースについては、この後の項目で解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
エアコンのコンセントは意外に種類が多いため、新しく買うエアコンと形状が合わないのは珍しいことではありません。ただ、単純にコンセントだけを交換すればいいケースならかんたんな工事で済みますが、加えて電圧切り替えが必要な場合などは、予想以上に時間と費用がかかってしまうこともあります。
一般的に、コンセント交換で追加の工事費用が発生するのは、以下のようなケースです。どんなケースでどれくらいの費用が発生するのかを、事前によく確認しておくようにしましょう。
このあとは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
いま使っているものと同じ畳数のエアコンに買い替える場合でも、機種によっては本体のプラグとお部屋のコンセントの形状が合わないこともあります。その場合は、コンセントの取り換え工事が必要になるので、頭に入れておきましょう。ジャパネットのエアコン標準設置工事をご利用いただく場合、コンセント交換のみであれば追加の費用は掛かりませんが、設置業者によっては2,000円ほどの費用がかかることが多いでしょう。
一般的な日本の住宅では、コンセントの電圧は100Vか200Vの2種類です。一般的に100Vは14畳までの機種、200Vはそれ以上の広めのお部屋向けの機種に使われています。エアコン本体の作動電圧と異なる場合は、ただコンセントを交換するだけではなく、コンセントに流れる電圧を切り替える追加工事が必要になります。
いま設置しているエアコンと同じ畳数に買い替える場合は基本的に電圧の心配する必要はないのですが、
14畳向けのエアコンに買い替える予定の方は注意が必要です。なぜなら、14畳向けには100Vと200Vの機種が混在しており、同じ畳数の機種を選んだつもりでも、いざ設置しようとするとコンセントと電圧が合わず追加費用が必要になってしまうこともあるからです。14畳向けのエアコンを購入する場合は、あらかじめお部屋のコンセントを確認し、それに合わせた電圧の機種を購入するようにしましょう。
電圧を確認するには、まずコンセントに「200V用」という表記がないかを確認してみましょう。200V用コンセントには、差し間違え防止のために赤字で刻印がしてあるので、一目で電圧を判断することができます。もしコンセントを目視できない場合は、エアコン本体に張り付けてあるシールに作動電圧が表記されているので、チェックしてみてください。
お部屋によってはエアコンの設置が想定されておらず、そもそも専用のコンセントがないこともあります。その場合は新しくコンセントを設置する追加工事が必要になるので、頭に入れておきましょう。
追加工事にどれくらいの費用がかかるかはケースバイケースで、配電盤のブレーカーに余りがある場合は、比較的かんたんな工事で済むケースが多いでしょう。一方、余っているブレーカーがない場合や、ブレーカーを追加するスペースがない場合は、状況によって工事金額が大きく異なります。基本的には、訪問時に設置環境をチェックしてからのご案内になるため、時間と費用がかかってしまうことは心得ておいた方が良いでしょう。
なお、ジャパネットのエアコン設置で追加工事が必要なケースは、以下のページでも確認することができます。エアコン工事の費用でお悩みの方は、ぜひこちらもご参考にしてみて下さい。
コンセントに追加工事が必要かを確認するエアコンはコンセントにつながっていれば、わずかに電力を消費し続けています。そのため、オフシーズンではコンセントを抜いておきたい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、エアコンのコンセントは普通に抜いてしまっても問題ありません。ただし運転中にコンセントを抜くと、故障の原因にもなるので、電源がオフになっていることをしっかり確認しておくようにしましょう。
なお、しばらく使っていなかったエアコンにコンセントを差し込むときは、プラグや差込口にホコリが溜まっていないかをチェックしておきましょう。もしホコリが溜まったままコンセントを差し込んでしまうと、そこに火花が燃え移り、火災につながってしまう恐れもあります。
これは「トラッキング火災」といわれ、しばらく使っていなかった家電に電源を入れるときに発生しやすい火災です。夏になってエアコンの電源を入れる際は、なるべくコンセント付近をキレイにしてから使うことを心がけるようにしましょう。
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なお、下取りサービスの詳しいメリットや利用方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらも併せてご確認ください。
エアコンを買い替えるなら下取りがお得!下取り購入の方法と注意点を解説
エアコンを設置するためには、専用のコンセントに接続する必要があります。しかし、エアコン専用コンセントは機種によって形状が異なり、追加の工事が発生することがあるので注意が必要です。
単純にコンセントを交換するだけならあまり気にする必要はありませんが、作動電圧が異なる場合やコンセントを新設しなければいけない場合は、より大規模な工事をしなければならないこともあります。
新しくエアコンを設置したい場合はコンセントの種類も確認し、どんな工事が必要そうかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。
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