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エアコンのつけっぱなしはOK?NG?そのホントのところと、意外と知らない節電術もご紹介!

電気代の節約方法として待機電力をカットする、という方法は広く知られていますよね。テレビなどを使わないときは、コンセントから抜いておくことが節電につながるため、実践されている方も多いのではないでしょうか。しかし、「エアコンは短時間の場合、つけっぱなしのほうが節電になる可能性がある」と言う話を聞いたことはないでしょうか?こまめに電源をオン・オフにしたほうが節電につながりそうですが、実際はどのように対応するのが適しているのでしょうか?
今回は、「エアコンの使用頻度が増える時期でも電気代をできるだけ節約したい!」とお考えの方のために、エアコンの上手な使い方をご紹介します。つけたままにしたほうがよいケースとメリット、効率的に部屋を冷やす方法などを取り上げているので、ぜひご参考にしてください。

短時間であれば、エアコンをつけっぱなしにしたほうが電気代の節約になる?

エアコンをつけている時間が長くなるほど電気代はかかるもの。だから、こまめに電源を消しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はエアコンが電力を最も使うのは、「設定した温度になるまでの間」です。近年のエアコンは、設定温度に達した時点で、自動的に消費電力の少ない運転に切り替わる仕様になっているものが多くあります。

このため、頻繁に電源をつけたり消したりしていると、設定した温度まで下げる・上げるという大きな消費電力を必要とする動作が増え、それだけ電気代が高くなってしまいます。

消費電力が小さくて済む使い方をすることが、結果的に節電につながるため、最も電力を消費する「設定した温度になるまでの時間」を短くしたり、回数を減らしたりすることで結果的に電気代の節約につながるというわけです。

短時間の外出や、洗濯物を干すためにベランダへ出るとき、ちょっとお庭に出るときなどは、毎回オン・オフをしてしまうと、無駄に電力を消費してしまう場合があるため、つけっぱなしでも大丈夫な場合がありますので覚えておくとよいでしょう。

長時間外出する場合はエアコンの電源を消したほうがよい?

長時間の外出になる場合は、エアコンの電源を消した方がよいでしょう。

その理由として、自宅にいない間もエアコンの稼働により電気代がかかってしまう点が挙げられます。

前述したように、短時間の外出なら、エアコンの電源をつけたままにしておく方がよい場合があります。しかし、長時間外出する場合は、電源を入れてから設定温度になるまでの消費電力と比較して、外出中に稼働している電気代のほうが高くつく可能性があります。そのため、住居の構造、エアコンのモデルなどによって異なりますが、エアコンの電源を切っておく方がよいでしょう。

電気代を節約するための効果的なエアコンの使い方4選

エアコンを使う時間・日数が多くなると、気になるのが電気代です。少しでも電気代を節約しながら快適に過ごすために、エアコンの効果的な使い方を覚えておくのがおすすめです。

  • 1.エアコンのフィルターをこまめに掃除する
  • 2.風量設定を自動運転にする
  • 3.室外機の周りに物を置かない
  • 4.冷房・暖房によって風向きを調整する

1.エアコンのフィルターをこまめに掃除する

フィルターに汚れが溜まると空気のとおりが悪くなるため、エアコンへの負荷が高まり必要以上に電力を消費することになります。

本来の消費電力で稼働させるためにも、フィルターは定期的に掃除するのがおすすめです。

なお、フィルターの掃除方法などは以下の記事でご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

  • エアコンのフィルター掃除は必要?その理由と手順を解説!

    • エアコンのフィルターは、掃除をしないとホコリが詰まり冷暖房効率が悪くなる可能性があります。また、カビが発生する原因にもなってしまうため、こまめな掃除が必要です。この記事では、エアコンのフィルター掃除が必要な理由や、掃除の前にやっておくべきこと、フィルター掃除の手順をご紹介しています。
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2.風量設定を自動運転にする

電気代節約のために、風量「弱」で運転しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弱運転にすると設定した温度になるまでに時間を要するため、消費電力が増える傾向にあります。一方、自動運転であれば、設定した温度になるまでは「強」、その後は「弱」や「微風」と室内環境に合わせて自動で風量の強弱を切り替えるため、節電につながりやすいといえるでしょう。

3.室外機の周りに物を置かない

室外機の周りに物を置いていると、空気の流れが遮られてしまうためエアコンに負荷がかかってしまう場合があります。無駄な消費電力が増えて電気代がかかってしまうので、室外機の周りにはできるだけ物を置かないよう注意しましょう。

4.冷房・暖房によって風向きを調整する

冷たい空気と、暖かい空気の特性を利用して風向きを調整する方法もあります。

基本的に、冷たい空気は下に、暖かい空気は上にとどまる性質があるため、冷房を使用する際は風向きを上側に、暖房を使用する際は風向きを下側に調整すると、室内を満遍なく冷やす(暖める)ことができます。これにより、必要以上に設定温度を上げたり下げたりすることがなくなるため、電気代の節約につながります。

また、サーキュレーターや扇風機を併用して室内の空気を循環させるのもおすすめです。

空気が循環すると、部屋のどこにいても快適に感じやすくなるため、温度を調整する必要が少なくなり、結果的に電気代の節約につながるでしょう。

なお、サーキュレーターの効果的な使い方については以下の記事でご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

  • サーキュレーターを併用してエアコンを効率的に使おう!組み合わせ活用術をご紹介

    • エアコンを使用する際は、サーキュレーターを併用することで冷暖房効率を高めることができます。この記事では、エアコンとサーキュレーターを併用するメリットや懸念点、エアコンの冷暖房効率をよくするサーキュレーターの使い方などをご紹介しています。
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まとめ

エアコンの電源を1日に何度もつけたり消したりすると、必要以上に電力が消費されてしまい、余計な電気代がかかってしまいます。

夏場や冬場はエアコンの使用頻度が増えるため、電気代がかさみやすくなります。少しでも出費を抑えるために、エアコンを使うときには「短時間の外出ならつけたままにする」「フィルターをこまめに掃除する」「風向きを調整する」といった工夫をするのがおすすめです。

ジャパネットが厳選!おすすめのエアコンをご紹介


よくある質問

エアコンはつけっぱなしの方が省エネ?
エアコンを頻繁にオン・オフしてしまうと電気代が高くなりやすいため、「短時間の外出ならつけっぱなし」「何時間も外出するときはエアコンを消す」という使い分けをするとよいでしょう。
エアコンの節電方法は?
エアコンを節電するには「フィルターをこまめに掃除する」「風量設定を自動にする」「室外機の周りに物を置かない」「冷房・暖房によって風向きを調整する」という点に気を付けましょう。