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自分で簡単にできるエアコン掃除のやり方をご紹介!お手入れのタイミングや頻度なども解説!

今お使いのエアコンは、どれくらいの頻度でお掃除していますか?もし「買ってから一度も掃除したことがない」「いつ掃除したか記憶にない」という場合は要注意です。なぜなら、エアコン内部にホコリや汚れが溜まると、カビが繁殖する原因になったり、フィルターが目詰まりして冷暖房の性能が下がってしまったりする可能性もあるからです。
今回はエアコンを掃除するタイミングや頻度、自分で実践できる掃除方法などをご紹介します。エアコンを長く使うためにも、この記事を参考にお掃除をしてみてはいかがでしょうか。

エアコンの掃除はなぜ必要?

そもそも、なぜエアコンの掃除をする必要があるのでしょうか。「何年も掃除なんてしたことないけど動いているから大丈夫なんじゃない?」という方も少なくないと思いますが、実はエアコンを掃除することには様々なメリットがあるんです。このあとは、エアコンをお掃除するべき理由を3つご紹介します。

1.エアコンの内部をきれいに保つため

エアコンを掃除しないままでいると、内部にホコリなどの汚れが溜まっていってしまいます。そして溜まったホコリにはカビが繁殖してしまうこともあり、そうなるとエアコンをつけるたびに嫌なニオイがしてしまうこともあります。それを防ぐには、定期的に溜まった汚れを落とす必要があるのです。

2.エアコン本来の効果を最大限に引き出すため

フィルターにホコリが溜まり空気が通りづらくなると、エアコンの効きが弱まってしまう可能性があります。そうなってしまうと、同じ温度に設定しても今までより大きな力で運転しなければいけません。すると本来よりも余計な電力を消費し、結果として電気代が高くなってしまうこともあります。エアコンの本来の効果を落とさないためにも、定期的なお手入れをするのがおすすめです。

3.故障などのトラブルを起きにくくするため

またフィルターが汚れていると、効きが悪くなるだけではありません。空気の通りが悪くなることで、結果的にエアコンに負荷がかかり故障などのトラブルの原因になることがあります。

エアコンの掃除に適したタイミングと頻度

エアコンを掃除しなければいけないことは理解していただけたかと思いますが、では、どんな時にお手入れをするのがいいのでしょうか。このあとは、エアコンをお手入れするおすすめのタイミングとその頻度についてご紹介します。

ただし、機種やメーカーによって推奨される掃除方法や頻度は異なりますので、必ず取扱説明書を確認するようにしましょう。

本格的に使い始める前にお手入れしましょう

エアコンの掃除は夏・冬の前に行うのがおすすめです。つまり「本格的にエアコンを使い始める前」にお掃除をするようにしましょう。なぜなら、汚れたままのエアコンを使用すると、イヤな臭いがしたり、冷房や暖房の効き目が弱まったりする可能性があるからです。

また多くの人がエアコンを使う夏や冬は、例年エアコンの点検や修理の依頼が集中します。エアコンが必要になる時期になってから故障が見つかると、なかなか修理の予約が取れないことが多いので、オフシーズンのうちに掃除と試運転を済ませておくと安心でしょう。

お手入れの頻度は2週間に1回程度を目安に

頻度としては、2週間に1回を目安にするとよいでしょう。またフィルターの汚れ具合は、エアコン本体のカバーを開けて確認できるので、ホコリが溜まってきたと感じたらお手入れすることをおすすめします。なお「フィルター自動掃除機能」が搭載されているエアコンの場合でも、定期的にフィルターのお手入れをすることをおすすめします。

お手入れの方法や頻度は機種やメーカーによって異なるため、詳しくは取扱説明書を参考にしてください。

さっそくお手入れをしてみよう!エアコンフィルターの掃除方法をご紹介

エアコンには自分の手でお手入れをすることができる場所と、専門業者にクリーニングを依頼した方が良い箇所があります。例えばエアコンの奥の方にある熱交換器などは専門業者でなければ掃除するのは難しいですが、その手前にあるフィルターは、取り外しができるので自分の手で掃除することができます。

手順としては以下の通りです。

  • 1.エアコンの電源を切る
  • 2.フィルターを外す前にホコリを取る
  • 3.フィルターを取り外して洗う
  • 4.フィルターの水気を取りしっかりと乾かす

このあとは、フィルターの一般的なお手入れ方法を順を追ってご紹介します。細かいところは機種やメーカーによって異なる場合もあるため、実際にお手入れをする際はお持ちの機種の取扱説明書を確認するようにしましょう。

1.エアコンの電源を切る

安全のために、まずはエアコンの電源を切るようにしましょう。エアコンの電源プラグを抜いておけば問題ありません。もし電源プラグが見つからなかったり、抜けないようになっていたりする場合は、分電盤のエアコン用ブレーカーを落としてから掃除を始めましょう。

2.フィルターを外す前にホコリを取る

さっそくフィルターを取り外したいところですが、まずはそのままの状態である程度のホコリを取り除きましょう。なぜなら、ホコリが溜まったままフィルターを取り外してしまうと、部屋の中にホコリが舞い散ってしまう可能性があるからです。お部屋を汚さないためにも、まずはフィルターをつけたままの状態でホコリを取り除きましょう。

3.フィルターを取り外して洗う

ある程度ホコリを取り除いたら、次はフィルターを取り外し、掃除機などで残ったホコリを吸い取りましょう。その後水洗いで、掃除機で取り切れなかった汚れを洗い流しましょう。

水洗いは、洗面台や大きな洗面器に水やぬるま湯を張り、そこにフィルターを浸して数分放置しましょう。するとホコリが浮いてくるので、スポンジや歯ブラシを使って細かな汚れを落としていきます。このとき、力任せにゴシゴシと擦るのはNGです。フィルターはやわらかく繊細なので、あまり強い力で扱うと破れたり、変形してしまったりすることがあります。できるだけやさしく洗うことを心がけましょう。

機種によっては中性洗剤などを使用することができるものもありますので、説明書をよく読んでお手入れを行いましょう。

4.フィルターの水気を取りしっかりと乾かす

水洗いが終わったら、フィルターをタオルで挟んで水気を取っていきます。このときも、軽くポンポンと叩くようにして、フィルターをやさしく扱うのがポイントです。

水気を取ったら、風通しのよい場所に干してしっかりと乾かしましょう。きちんと乾燥させないと、エアコン内部にカビが発生してしまう可能性がありますので注意が必要です。

内部もしっかり掃除するなら専門業者によるクリーニングがおすすめ

フィルターであれば自分でお掃除をすることもできますが、内部までしっかりクリーニングしたい場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

エアコン内部を掃除する場合は、その構造をきちんと把握していないと、取り外しや組み立ての手順を間違えてしまい、故障の原因になる可能性があります。その点信頼できる業者であれば、専門知識と技術をもとに掃除を行ってくれるので、安心して作業をお任せすることができます。ほとんどの業者はクリーニングの内容に応じて、床の養生やカバーを取り付けてくれるので、周囲に汚れが飛び散る心配もありません。

フィルターなどの自分でお掃除できる箇所は定期的にお手入をし、使っていて汚れが気になるようになってきたら専門業者によるエアコンクリーニングを依頼するという使い分けもおすすめです。

なお、ジャパネットではエアコンクリーニングも行っています。エアコンを知り尽くしたプロの技術でクリーニングを行いますので、安心してお任せいただけます。詳しい内容は以下のページをご覧ください。

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毎日の使い方でエアコンをきれいに!なるべく汚さないための2つのコツ

エアコンをお手入れすることはもちろん大切ですが、日々の使い方次第ではできるだけエアコンを汚れにくくすることもできます。最後に、エアコンをなるべく汚さずきれいに使うコツを2つご紹介します。

1.送風運転でカビの発生を防止しよう

多くのエアコンには「送風」という機能が備わっています。これは温度の調節はせずに、風だけを室内に送り出す機能のことです。

冷房を使用したあとはエアコンの内部は結露で湿っていることが多く、そのままにしておくとカビが繁殖しやすくなってしまうこともあります。そこで運転後に送風運転を行うことにより、内部を乾燥させることができるので、カビの繁殖を抑制することが期待できます。

2.こまめに換気して、部屋の空気を入れ替える

エアコンは室内の空気を吸い込んで温度を調整し、再度室内に送り出すことで温度調整を行っています。つまりお部屋の空気は常にぐるぐると循環し続けているのです。そのため、エアコンを使っている部屋にホコリが多いと、運転するたびにエアコン内部にホコリが溜まっていってしまいます。そうすると、いくらエアコンを掃除してもホコリが溜まり続けてしまうので、まずはきれいな空間作りから行うことが大切でしょう。こまめに換気をし空気を入れ替えることで、できるだけお部屋にホコリが溜まらないようにしましょう。

ジャパネット厳選のおすすめのエアコンをご紹介!

まとめ

今回は自分でできるエアコンの掃除の方法と、お手入れのタイミングや頻度についてご紹介しました。フィルター部分であれば自分で掃除することもできますし、エアコン内部までしっかりきれいにしたいのであれば専門業者に頼むのがおすすめです。エアコンを定期的にお掃除して、いつでも快適なお部屋で過ごしましょう。

また、掃除をしても臭いが消えないなど、新しくエアコンを買い替える際には、以下のページも参考にしてみてください。

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よくある質問

エアコンのお掃除をした方が良い理由は?
エアコンのお掃除をしないと内部に汚れが溜まってしまい、エアコンの効きが弱まってしまうことがあります。また、故障の原因になることもあります。
エアコンのお掃除方法は?
自分でできるお手入れはフィルターのお掃除です。取り外して水洗いをし、しっかりと乾燥させましょう。