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高圧洗浄機を初めて使う方必見!使える場所や使い方、注意点をまとめてご紹介

高圧洗浄機を初めて使う方必見!使える場所や使い方、注意点をまとめてご紹介_01

「高圧洗浄機……、テレビでは見たことがあるけどなんだか難しそう」一見複雑そうに見える高圧洗浄機ですが、注意点さえしっかり押さえれば、初めての方でも扱える便利な家電なんです!高圧洗浄機でお掃除できるのは壁や地面だけでなく、窓や網戸、車、玄関前、ベランダなどのさまざまな場所をきれいにすることができます。
この記事では高圧洗浄機の仕組みや使い方、ジャパネットおすすめの商品について紹介しています。高圧洗浄機に興味のある方は、ぜひご参考にしてください。

思った以上にシンプル?高圧洗浄機の構造と使い方を解説

高圧洗浄機は簡単に言えば水鉄砲のようなもので、トリガーガンから水を勢いよく噴射し、汚れを吹き飛ばす家電です。水鉄砲と違うのは、電気の力でポンプを動かし強い圧力をかけながら水を発射できるところ。これにより、非常に強い水圧で水を吹き付けられるため、手では落としにくい頑固な汚れを落としやすくなります。

まず高圧洗浄機の構造ですが、多くの機種は「本体」「給水ホース」「高圧ホース」「トリガーガン」「ノズル」のパーツで構成されています。以下の写真のように、ノズル付きのトリガーガンをホースで本体とつないでいるだけなので、構成としては意外にもシンプルです。

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実際に高圧洗浄機を使用する際は、一般的に下記のような手順で準備します。

※詳しい取り付け方は機種によって異なるので、実際に使うときはご自分の機種の取扱説明書をよく読むようにしましょう。

  • 1.トリガーガンと本体を高圧ホースでつなぐ
  • 2.本体と蛇口を水道ホースでつなぐ
  • 3.電源プラグを差し込み、スイッチを入れる

あとはトリガーガンを握れば、ノズルから高圧の水が勢いよく噴射します。

ちなみに、ノズルはかんたんに取り換えることができ、場所によって使い分けるとより効率的にお掃除することができます。洗車用やデッキブラシが搭載されたものなども発売されているので、高圧洗浄機を選ぶときはどんなノズルがラインナップされているかも確認してみるとよいでしょう。

こんな場所にも使える!高圧洗浄機で掃除できる場所一覧

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高圧洗浄機といえば、大きな家の外壁や広い玄関先を掃除している場面を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ウチは豪邸でもないし高圧洗浄機まではいらないかな……と考えている人に耳寄りな情報です。実は、一般家庭でも高圧洗浄機が役に立つ場所は意外に多いんです!

ここでは手洗いだけでは掃除しにくい、高圧洗浄機が大活躍間違いなしのお掃除箇所についてご紹介します。

1.窓・網戸

窓や網戸は、外に舞っているホコリや微細なゴミによって汚れやすい場所です。一般的には、雑巾やブラシを使って掃除することが多い場所ですが、ホコリなどの汚れがなかなか取れず、やきもきした経験のある方も多いのではないでしょうか。

そんなときにも高圧洗浄機を使えば、水圧によって汚れをきれいに洗い流しやすいため、頑固な汚れに手こずることが少なくなります。お掃除のコツとしては、網戸や窓を掃除する場合は上から下に向かって水をかけるようにしましょう。水は上から下方向に流れ落ちていくため、よりスムーズに汚れを落としていくことができます。

2.車

手洗いで洗車をする場合はたいてい水バケツとスポンジを使いますが、車は洗う面積が広いので時間と手間がかかりがちです。傷をつけないように泥を落として、スポンジが汚れたらバケツまで戻ってまた洗って……、想像しただけでため息が出てしまう方も多いのではないでしょうか。

その点、高圧洗浄機を使えば水圧で汚れを吹き飛ばしてくれるので、手洗いに比べてはるかに効率よく洗車をすることができます。さらに、機種によっては洗浄剤と専用ノズルで泡を吹き付けることもできるので、自宅にいながら本格的な洗車をすることができます。

なお高圧洗浄機で洗車をする場合は、まず汚れが多い足回りから洗うことをおすすめします。タイヤやフェンダーを洗うとそこに付いていた泥や砂が飛び散りやすく、せっかくきれいにしたボディにまた汚れが付いてしまう恐れがあります。二度手間になってしまうので、最初に足回りを洗浄するということを意識しておくとよいでしょう。

また、威力の強いノズルを使うと、塗装が剥げたり、車体にへこみができたりする可能性もあります。愛車を傷つけないためにも、洗車に使えるノズルかどうかを確認してから使うようにしましょう。

なお、高圧洗浄機を使った洗車のやり方については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

  • 高圧洗浄機を使って洗車するメリット・デメリット(注意点)や選び方を解説

    • 高圧洗浄機は手洗いよりも簡単に汚れを落とせるため、洗車におすすめの清掃用品です。この記事では、高圧洗浄機を使って洗車するメリット・デメリット(注意点)をはじめ、選ぶ際に確認しておきたいポイントや洗車方法についてまとめています。ぜひ、ご覧ください。
    • 詳しく見る

3.玄関前・ベランダ

玄関前やベランダは雨風にさらされるため、ホコリや微細なゴミなどによって長年の汚れが溜まりやすい箇所です。特に玄関前の地面がタイルの場合は隙間に汚れが入り込みやすく、ブラシを使ってもなかなか落とせない頑固な汚れになってしまいます。

そんなときも高圧洗浄機を使えば、ブラシでは落としにくい狭い隙間に入り込んだ汚れも、強力な水圧によって落としやすくなります。隣の家や部屋に水が飛び散ってしまわないか心配な場合は、水ハネを防げるデッキクリーナーなどのアクセサリーを使用するのがおすすめです。

4.駐車場・ガレージ

駐車場やガレージはホコリや土、葉っぱなどのゴミが溜まって汚れやすい場所です。高圧洗浄機を使えばそれらの汚れを水圧で吹き飛ばすことができるので、効率的にお掃除をすることができます。

また、カーポートなど高さのある設備がある場合は、脚立などを使わないと手が届かないため掃除がしにくく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。そのような手の届かない高い場所でも、アクセサリーの延長パイプが使える高圧洗浄機であれば手軽に掃除できます。

5.外壁・ブロック塀

家の外壁やブロック塀は、ホコリや排気ガス、カビ、コケなどの汚れが少しずつ蓄積していってしまいます。積もり積もった頑固な汚れは一筋縄では落とせないため、綺麗にすることを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、高圧洗浄機を使えば、外壁・ブロック塀の手ごわい汚れも強力な水圧で格段に落ちやすくなります。時の流れで色あせてしまった我が家も、高圧洗浄機を使えばかつての輝きを取り戻せるかもしれません。

実際に外壁を掃除する際は、上から下に向かって汚れを洗い流すようにしましょう。また壁面は水が跳ね返ってきやすいので、レインコートなど水に濡れてもよい服装で掃除することをおすすめします。

なお、その高い威力がゆえに、塗装されている箇所や木材に当てると水圧で表面が剥がれる可能性もあります。まずは目立たない場所で試し、問題ないことを確認してからお掃除を始めるようにしましょう。

思わぬ事故につながる可能性も!高圧洗浄機を使うときに気を付けたい注意点

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頑固な汚れも落とす高圧洗浄機ですが、使い方を誤ると思わぬ事故が起こってしまうこともあります。なんとなく使っていると、建物を傷つけたり人にけがをさせてしまったりすることもあるので、あらかじめ使用上の注意点を確認しておくようにしましょう。

ここでは、高圧洗浄機を使う上での注意点について詳しく解説しています。しっかりと確認して、事故やトラブルを避けるようにしましょう。

高圧洗浄機は絶対に人に向けない!

高圧洗浄機を使う上で絶対に守るべきことは、絶対に人に向けて水を噴射しないという点です。たかが水と侮ってしまいがちですが、その威力は石の黒ずみを落とすほど強力です。安易に人に向け顔などに当たってしまうと、大ケガをさせてしまう恐れもあります。使用中は周囲の人や水の行く先に気を配り、不注意で水をかけないように心がけましょう。

本体やパーツに壊れている箇所がないか確認しておく

高圧洗浄機を使用する前は、本体やパーツに壊れている箇所がないか確認することが大切です。仮にどこかが壊れている状態で使用してしまうと、思わぬ怪我や事故の原因になる恐れがあります。安全のためにも、使う前には必ず本体の点検を行うようにしましょう。

かならず電源オフの状態でプラグをコンセントに差し込む

電源プラグをコンセントに差し込む前には、本体の電源スイッチがオフになっていることを必ず確認しましょう。本体のスイッチがオンになったままの状態で電源プラグをコンセントに差し込むと、ショートや火災など本体の故障につながる可能性があります。

また意図せず水を出してしまい、周囲の人に水がかかってケガをさせてしまうこともあるので注意が必要です。事前に電源スイッチがオフになっていることをチェックし、安全を確認してから使うようにしましょう。

本体を過度に濡らさないよう注意する

高圧洗浄機の使用中は、本体を過度に濡らさないよう注意が必要です。多少の水なら問題ないことが多いですが、大量の水がかかると本体が故障してしまう可能性があります。特に、地面に置いた本体にはうっかり水をかけてしまうことも少なくないので、高圧洗浄機の使用中は水の行方にも気をつけるようにしましょう。

掃除したい箇所に適したノズルを選ぶ

高圧洗浄機にはノズルの種類がいくつか用意されているため、お掃除したい場所に使えるかを確認してから洗い始めるようにしましょう。素材に対して威力の強すぎるものを使うと、塗装が剥げたりすることもあるので注意が必要です。心配な場合は、まず目立たないところで試してみて、問題がなければ本格的なお掃除を始めることをおすすめします。

濡れた手で電源プラグを触らない

高圧洗浄機を操作する際は、濡れた手で電源プラグに触らないようにしましょう。乾いた状態よりも格段に電気が流れやすくなるので、感電の危険性があり非常に危険です。必ず手を乾かしてから電源プラグを触るようにしましょう。

凍結の可能性がある場合は水抜きをして屋内で保管する

もし凍結の可能性がある場所で高圧洗浄機を保管する場合は、使った後に必ず水を抜いてから保管しましょう。ホースなどに水が残った状態で保管すると、凍結して本体が故障してしまう可能性があります。

水抜きの方法は機種によって異なるため、取扱説明書をよく確認してから作業を行うようにしましょう。

こまめにお手入れをする

高圧洗浄機はこまめにお手入れをすることも大切です。特にフィルター部分はゴミが詰まりやすく、放置していると水圧が弱まったり水が全く出てこなくなったりすることがあります。取扱説明書にお手入れの方法が記載されているので、日ごろからのお手入れを心掛けるようにしましょう。

故障かな?と思ったらここをチェック!高圧洗浄機のよくある症状と対処法

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高圧洗浄機を使っていると、思わぬトラブルに見舞われることもあります。ここでは高圧洗浄機を使う上で起こりがちなトラブルと、その対処法について紹介していきます。

なお、実際に作業をする場合は、使用している機種の説明書をよく読んでから行うようにしましょう。トラブルが解決しない場合は、メーカーに問い合わせをすることも大切です。

高圧洗浄機が動かない、電源が入らない

高圧洗浄機がうまく動かないときは、まず電源プラグがコンセントにしっかり差し込まれているか、電源がオンになっているかを確認しましょう。

もし延長コードを使っている場合は、高圧洗浄機の機種ごとに推奨されている仕様を満たしているかもチェックしてみてください。機種によっては延長コードの長さの上限が決まっていたり、そもそも延長コードの使用を禁止していたりする場合もあります。お手元の取扱説明書で、その機種がどんな電源コードを使えるのか確認しておくようにしましょう。

高圧洗浄機本体に高圧ホースを取り付けられない

高圧洗浄機本体と高圧ホースの接続部分に砂などがついていると、うまく取り付けられないことがあります。高圧ホースの取り付けができない場合は、接続部分をきれいにしてから再度試してみてください。

高圧洗浄機本体やトリガーガンから高圧ホースを取り外せない

高圧洗浄機本体のポンプ内に圧力が残っている場合、高圧ホースが取り外せないことがあります。取扱説明書に沿ってポンプ内の圧力を抜き、正しい手順で取り外しましょう。

水が出ない

高圧洗浄機から水が出ないときは、まず水道栓が開いているかを確認してください。水道栓が開いているのに水が出ない場合は、トリガーガンの安全ボタンを解除して水が出るかを確認しましょう。

それでも水が出ない場合は、給水口フィルターやノズルにホコリやゴミなどが詰まっている可能性があります。取扱説明書に沿ってお手入れを行いましょう。

水が漏れる

数滴程度の水漏れであれば異常ではないことが多いので、特に心配する必要はないでしょう。しかし、水漏れの量が明らかに多い場合は、本体に何らかの異常が生じている可能性があります。トリガーガンや高圧ホース、ノズルなどの接続部分からの水漏れであれば、それぞれのパーツがしっかりはまっているか、壊れているところはないかをチェックしてみてください。

高圧洗浄機の多くは、補修部品も販売しているので、パーツが壊れている場合は自分で部品を購入し修理できる場合もあります。壊れている箇所が見当たらない場合や、自分で修理ができそうにない場合は、メーカーへ問い合わせをしてみましょう。

水圧が弱い

いつもより水圧が弱い場合は、本体・水道ホース・高圧ホースのどこかに空気が溜まっている可能性があります。その場合は空気を抜くことで症状が改善することが多いので、取扱説明書に沿って作業してみましょう。

このほか、給水口フィルターとノズルにホコリやゴミなどが詰まっている可能性も考えられます。お手入れをしてゴミを取り除いてから、水圧が戻るかを確認してください。

それでも水圧が戻らない場合は、水道栓がきちんと開いているか、どこかで水漏れしていないかも確認してみましょう。

高圧洗浄機の代表的なメーカーの特長を紹介

高圧洗浄機は数多くのメーカーから発売されており、それぞれ性能や使い勝手が異なります。ここでは、高圧洗浄機の代表的なメーカーである「ケルヒャー」「アイリスオーヤマ」の特長や搭載機能について紹介しています。それぞれの特徴を知って、自分に合った機種を見つけてみましょう。

※こちらに記載されている情報は2024年8月時点のものであり、製品ごとに搭載されている機能は異なります。

ケルヒャー(KÄRCHER)

ケルヒャーは1935年に創業した、ドイツの清掃機器メーカーです。比較的手を出しやすいエントリークラスの機種から、高性能なハイエンドモデルまで幅広いラインナップを展開しています。また、ケルヒャーの製品は静音性に優れた機種も多く、動作音が気になる方も要チェックなメーカーです。

とにかくパワーを重視する方は高性能モデルがおすすめですが、水圧が上がるほど本体サイズも大きくなる傾向にあります。使いたい用途とそれに必要なパワー、本体の大きさを考慮して、ちょうどいい機種を選んでみましょう。

このほか、ケルヒャーはアクセサリーも充実しています。洗車する際に最適なフォームノズルや、自宅周辺を掃除するのに向いているデッキクリーナーなど、いろいろなシチュエーションにも対応できます。掃除する場所に合わせて使い分ければ、よりきれいに掃除できるでしょう。

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アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマが展開している高圧洗浄機の種類は、主に「タンク式タイプ」「静音タイプ」「温水タイプ」「コードレスタイプ」の4種類です。タンク式タイプやコードレスタイプの多くは、近くに水道の蛇口がなくてもお掃除できるので、どこでも使いやすい点が魅力の一つです。

温水タイプは、その名の通りお湯を使ってお掃除できる高圧洗浄機です。油汚れなどは水よりもお湯の方が溶け出しやすくなるため、ガレージの床や厨房設備を効率よくお掃除したい方には特におすすめです。また、ほかのメーカーと比べてリーズナブルな製品が多いため、気軽に手に取りやすい点もうれしいポイントです。

以下のページでは、高圧洗浄機の選び方とおすすめ商品を詳しくご紹介しています。高圧洗浄機選びに迷っている方は、ぜひこちらもご覧ください。

  • 高圧洗浄機はどう選ぶ?基本の選び方とおすすめ商品を紹介!

    • 高圧洗浄機は、駐車場や外壁などの掃除に大変便利です。しかし、電源の取り方や給水方法が複数あり、購入の際に迷ってしまうこともあるでしょう。今回は高圧洗浄機の選び方のコツとおすすめの製品をご紹介します。
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迷ったらこれ!おすすめ高圧洗浄機をご紹介

まとめ

高圧洗浄機はその強力なパワーによって、手洗いよりも格段に効率よく汚れを落とせる便利な家電です。地面の黒ずみや、壁の頑固な汚れだけでなく、網戸掃除や洗車などさまざま用途で使うことができます。

ただし、高圧洗浄機の正しい使い方を知らないと、きれいにするどころかかえって傷つけてしまう可能性もあるため、使用する際は取扱説明書をよく確認し十分に注意しましょう。高圧洗浄機選びに迷っている方は、今回ご紹介したジャパネットおすすめ製品もぜひご参考にしてみてください。

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