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電子レンジはどうやって処分すればいい?5つの処分方法とそれぞれのメリット・デメリット

お使いの電子レンジに寿命が来たときや、新しく買い替えたいとき、電子レンジをどのように処分すればよいかご存じでしょうか。この記事では、電子レンジの処分の仕方をはじめ、買い替えを検討すべきタイミングや、電子レンジ購入時のチェックポイント、長持ちさせるコツなどについてご紹介します。電子レンジの処分方法や買い替えについて知りたいという方は、ぜひご参考にしてください。

電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象

電子レンジは「小型家電リサイクル法」に則って処分しなくてはなりません。小型家電リサイクル法とは、電子レンジをはじめ、スマートフォンやパソコン、掃除機などの小型の家電製品に含まれる金属類を資源として再利用するために、2013年に施行された法律です。

処分の方法は自治体ごとに異なるため、該当する地域の自治体ホームページで確認してください。なお、電子レンジを処分する際は、本体だけでなく付属品も「小型家電リサイクル法」の対象となるため、電子レンジ本体と一緒に捨てるようにしましょう。

電子レンジの主な処分方法5選とそれぞれのメリット・デメリット

電子レンジを処分する一般的な方法は、以下の5つがあります。

1.自治体の定めた回収方法で廃棄する

電子レンジを廃棄する場合は、各自治体が定めた方法に従う必要があります。特定の場所に配置したボックスで回収したり、イベント開催時に期間限定で回収したりするなど、各自治体によって回収方法が異なりますので、自治体のホームページなどを確認しましょう。なお、「小型家電リサイクル法」の対象である電子レンジですが、地域によっては粗大ゴミや燃えないゴミとして処分可能な場合もあります。

粗大ゴミとして処分する場合は、一般的に以下のような流れになります。

  • 1.自治体が管理する粗大ゴミ受付センターなどに問い合わせる
  • 2.コンビニなどで粗大ゴミの処理券を購入する
  • 3.電子レンジの上部やドアなど見えやすい場所に処理券を貼る
  • 4.収集日に指定された場所に電子レンジを置く

上記の方法はあくまで一例であり、粗大ゴミの処分方法は自治体ごとに異なります。正しい方法でないと引き取ってもらえない可能性があるため、処分方法は事前に確認しておくことが大切です。

自治体の回収方法に則って廃棄するメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

自治体の定める回収方法で廃棄することのメリットとしては、以下に紹介する処分方法とくらべ、費用が安価に収まる場合がある、ということが挙げられます。また、不燃ゴミや粗大ゴミで廃棄できる自治体の場合は、日頃のゴミ出しと同じ収集場所で処分できることが多いため、煩わしさは小さく済むでしょう。

デメリット

自治体によっては、平日にしか回収していなかったり、日時指定ができなかったりなど「処分したい!」と思ったときすぐに回収してもらえないというデメリットがあります。また、指定の場所まで自分で持ち運ばなくてはならないこともデメリットと言えるでしょう。

2.買い替え時に下取りに出す

大手の家電量販店や通販サイトなどでは、新しく家電を購入する際に、不要になった家電の下取りを行っていることがあります。

メリット

下取りに出すメリットは、不要になった電子レンジを無料で引き取ってもらえたり、購入金額から値引きしてもらえたりすることもある、という点です。お得に処分したい方には、おすすめの処分方法と言えます。

デメリット

デメリットは、どの店舗でも下取りを実施しているわけではない、という点です。また、壊れていたり汚れていたり、年式が古かったりする場合は下取りを断られるケースもあるため、下取りで電子レンジを処分したい場合は、あらかじめ確認しておくことも重要です。

下取り・引き取りはジャパネットで!

ジャパネットでは、「何十年前のもの」「壊れているもの」「付属品がないもの」でも下取り・引き取りを行っています。面倒な手続きはなく 下取り・引き取り品を箱に詰めて、業者に引き渡すだけで完了です。

さらに、下取り値引き対象商品であれば電子レンジをさらにお得に買い替えることができます。この機会にご検討ください。

下取りで購入できる電子レンジ一覧を見る

3.購入した店舗に引取りを依頼する

電子レンジを購入した店舗に、古い電子レンジの引取りを依頼できる場合もあります。処分をお願いできるのか、費用は発生するのかなど、詳しくは店舗に確認してみましょう。

メリット

前述の下取りと同様に、新しい電子レンジの購入と、古い電子レンジの処分を同時にできる、ということは手間がかからないという点でひとつのメリットと言えます。

デメリット

購入した店舗が閉店してしまった場合などは、別の処分方法を考えなければいけなくなってしまいます。また、引取りの費用や方法は店舗によって異なるため、場合によっては費用が高くなる、直接店舗まで持ち運ばなくてはいけない、などの可能性もあります。

4.リサイクルショップで売却する

まだ使用可能な電子レンジであれば、リサイクルショップに売却するのも一つの手です。リサイクルショップに持ち込む際は、掃除をしてできるだけきれいな状態にしましょう。付属品なども査定のプラスになるため、まとめて売却することをおすすめします。

メリット

リサイクルショップによって査定方法はさまざまですが、査定額分のお金が入る、というのが一番のメリットといえます。また、まだ使える電子レンジであれば、新たな買い手が現れる可能性もありますので、廃棄するよりも環境にやさしいと言えます。

デメリット

デメリットは、一部の機能が壊れていたり、製品が古かったりする場合は、買い取ってもらえないケースがあることです。「古いけどまだ動くし……」という場合は、一度リサイクルショップへ持ち込んで、売却ができるかどうか確認してから処分するのも一案です。

5.不用品回収業者に依頼する

「電子レンジ以外の家電もまとめて処分したい」という方は、不用品回収業者に依頼する手もあります。

メリット

メリットは、家電を一つひとつ処分するよりも、まとめて処分することで費用がお得になるケースがあることです。

デメリット

デメリットは、不法投棄や回収後の高額請求など、悪質な不用品回収業者もいるため、業者選びは注意が必要な点が挙げられます。不用品回収業者に依頼する場合は、一般廃棄物収集運搬業の認可を受けた信頼できる業者を選びましょう。

もしかしたら寿命が近いかも?電子レンジの気になるサインに注意しよう

同じ電子レンジを長く使い続けていると、さまざまな不具合が出てくることがあります。これらの不具合があるまま使い続けていると、故障や事故につながる場合もあるため、以下のようなサインは見逃さないようにすることが大切です。

1.温まりにくい

適切な時間で温めているのに食品が温まりにくい。こうした症状が現れたら、電波を照射する部品の寿命が近いまたは、故障している可能性が考えられます。まずはメーカーや購入店舗に問い合わせてみましょう。

2.途中で止まってしまう

使用中、頻繁に停止してしまう場合は電子回路やセンサーに不具合が生じている可能性が考えられます。この場合、停止しても再度運転すれば温められるからといって、使い続けてしまう方もいますが、そもそも電子レンジが途中で止まることは正常ではありません。このまま使い続けていると電子レンジが突然動かなくなる可能性があります。そのため症状が現れたら修理依頼をするか、買い替えを検討するのがおすすめです。

3.操作ボタンが反応しない

操作ボタンが反応しない場合は、電子レンジのコンセントを抜いて、数分後にコンセントを差して電源を入れ直してみましょう。それでも反応しない、または一度反応したけれどしばらくして再び反応しなくなってしまう場合は、電子回路などが故障している可能性もあります。もし反応しなくなったボタンが、あまり使わない機能のボタンだったとしても、そのまま使い続けていると、事故を招く恐れがあります。操作ボタンが反応しない場合は、早めに修理に出すか買い替えを検討しましょう。

4.異音・異臭がする

電子レンジの使用中に、聞き慣れない音や食品以外の異臭がする場合も要注意です。

たとえば、「ガリガリ」「キー」「キュルキュル」といった音が聞こえる、焦げくささや金属が溶けたような異臭がするといった場合、故障の可能性が考えられます。使用を続けていると事故につながる恐れもあるため、異音・異臭がしたらすぐに電子レンジの使用を中止して、修理するか買い替えを検討してください。

5.加熱中に火花が出る

電子レンジを使用しているときに、パチッと火花が出たらすぐに使用をやめましょう。金属板が故障している可能性が考えられます。

なお、火花の発生は以下のような状況でも起こります。これらの場合は故障ではありませんが、電子レンジを一旦止め、火花の原因となるものを取り除いてから再び加熱させましょう。

  • ・水分が少ない食品を温めたとき
  • ・アルミホイルを温めたとき
  • ・金属製のスプーンやフォークなどを温めたとき
  • ・排気口などが塞がれているとき
  • ・食品カスが電子レンジ内に残った状態で再び加熱したとき
  • ・金粉や銀粉が塗られた食器を温めたとき

以上、電子レンジの気になるサインをご紹介しました。古い電子レンジを使っている場合、まだ使えるからといってそのまま使い続けるのは望ましくありません。もし使用年数が長い場合、故障している部品のみを修理してもほかの部品が壊れる可能性があるため、買い替えたほうがコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。まずは修理可能かどうか、メーカーや購入店に問い合わせてみましょう。

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電子レンジを長持ちさせるコツ

電子レンジを長持ちさせるためには、下記のポイントを意識して使用しましょう。

こまめにお手入れをする

電子レンジを長持ちさせる上で、こまめなお手入れは不可欠です。

庫内の汚れは時間が経つと、こびりついて落ちにくくなります。しかも、何度も繰り返し加熱されることで焦げつきの元にもなり、発火や故障の原因になる恐れもあるため、使用後は汚れを拭き取るようにしましょう。

電子レンジの外側の掃除も重要です。たとえば、吸気口にホコリが溜まると冷却機能が作動しなくなる恐れがあるため、こまめにホコリを拭き取るようにしてください。

なお、電子レンジをお手入れする際は電源プラグを抜き、本体が冷えてから行いましょう。お手入れの手順や注意点は取扱説明書を確認してください。

空焚きをしない

空焚きとは、庫内に食品を入れずにレンジを運転させることです。空焚きをすると、照射されたマイクロ波によって電子レンジ本体にダメージが蓄積されやすくなります。劣化を早める原因になるため、空焚きはしないように注意しましょう。

長時間の連続使用を避ける

電子レンジを使用すると、食品だけでなく本体も熱を持ちます。長時間の連続使用は本体に負荷を与えることになり、劣化を早めてしまう可能性もあります。長時間の使用は避け、間隔をあけるようにしましょう。

食品を温め過ぎない

水や味噌汁など液体の食品を温め過ぎると、急激に沸騰して中身が吹き出してしまう場合があるので注意が必要です。吹き出した液体が電子レンジのモーター部分に侵入すると、回路がショートしてしまうなど故障の原因にもなるため、食品を温める際は、温め過ぎに注意しましょう。また、水分量が少ない食品も温め過ぎると焦げて発火の原因になる可能性がありますので注意が必要です。

買い替えるならこちらもチェック!電子レンジ選びで押さえておきたいポイント

古くなった電子レンジを処分し、新しく電子レンジを買う際に押さえたい以下7つのポイントをご紹介します。買い替えの際は参考にしてみてください。

1.本体サイズ

電子レンジを設置する際は、本体の天面や側面、背面に放熱用のスペースを確保する必要があるため、そのスペースも十分に確保できるサイズの電子レンジを選びましょう。

2.扉が開く方向

電子レンジの扉が縦開き(手前開き)なのか、横開きなのかによって使い勝手は変わります。「横開きだと周囲のものにぶつかる」「電子レンジを置く場所が目線より上だから縦開きだと取りづらい」など、今まで使っていた電子レンジに不満があった場合は、それを解消する開き方の製品を選ぶとよいでしょう。また、設置する場所によっても使いやすさは変わるので、使用シーンや設置場所を想像しながら選ぶことをおすすめします

3.レンジの種類

電子レンジの種類には「単機能レンジ」「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」があります。

単機能レンジは、温める機能だけが搭載されているタイプになります。シンプルかつ操作が簡単で、コンパクトなサイズも多いため、一人暮らしの方にもおすすめです。

オーブンレンジは、温める機能にプラスして、オーブン機能が搭載されています。パン作りやお菓子作りなどもできるため、料理好きの方におすすめです。

スチームオーブンレンジは、100℃以上の水蒸気で加熱する「スチーム機能」を搭載したオーブンレンジです。蒸し料理や余分な塩分・油を落としたヘルシーな調理など多彩な料理が楽しめます。

使う人によって電子レンジに必要な機能は異なるため、自分の暮らしに合うものを選びましょう。

4.テーブルの種類

電子レンジのテーブルには、ターンテーブル式とフラットテーブル式があります。

ターンテーブル式は、一定の方向からマイクロ波を照射する構造になっており、庫内のターンテーブルが回ることで食品を均一に加熱します。ターンテーブルがある分、電子レンジ庫内の容量は狭いですが、お手頃な価格で購入しやすい製品が多い傾向にあります。

一方、フラットテーブル式はターンテーブルがない分、電子レンジ庫内の容量が広いのが特長で、マイクロ波を拡散させて加熱します。庫内の掃除がしやすいため、お手入れのしやすさで選ぶならフラットテーブル式がおすすめです。

5.センサーの有無

電子レンジの中には、さまざまなセンサーを搭載している製品もあります。 たとえば、電子レンジ庫内の温度を計測し加熱温度を決定する「温度センサー」。このセンサーは、オーブン機能を使用する際など、庫内の温度が調理の出来に影響する場合に重要です。

ほかにも、食品の重さで加熱具合を判断する「重量センサー」、食材を加熱した際に出る水分量を計測して焼き加減を判断する「蒸気センサー」、赤外線量によって食材の表面温度を計測する「赤外線センサー」などがあります。

センサーの有無にくわえ、どんなセンサーが備わっているかによって加熱・解凍・調理の精度は変わります。そのため、センサー搭載の電子レンジを選ぶ際は、センサーの種類と特徴を確認しておきましょう。

6.最高出力・温度

電子レンジの最高出力・最高温度は製品によって異なります。一般的に電子レンジは、出力500〜600ワットのものが多く販売されていますが、なかにはそれ以上のワット数が出せる製品もあります。出力のワット数が大きいと短時間で加熱できるため、時短調理を行いたい方は最高出力を確認しましょう。

また、グリル機能やオーブン機能を使う場合は、最高温度を確認しましょう。最高温度が高いものほど予熱時間を短縮できます。パン作りやお菓子作りなど、さまざまなシーンで活用できるでしょう。

7.お手入れのしやすさ

お手入れのしやすさも、電子レンジ選びの重要なポイントです。とくに、電子レンジを頻繁に使用する方はお掃除の頻度も高くなるため、気になる製品が見つかったときは、簡単にお手入れできるかどうかチェックしておくことをおすすめします。

まとめ

買い替えなどで古い電子レンジを処分するなら、前もって処分方法を確認しておきましょう。電子レンジをどう処分するかによって、かかる手間や費用は変わってきます。下取りのようにお得に買い替える方法もあるため、自分に適した処分方法を選びましょう。

また、新しい電子レンジを選ぶ際も、さまざまな視点から自分に適したものを選択することが大切です。サイズや機能、お手入れのしやすさなどに着目し、長く使いたいと思えるものを探してみてください。

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