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電子レンジの寿命を知らせるサインや長持ちさせるコツを一挙公開!

電子レンジは、食品を温めるのはもちろんのこと、オーブン機能が搭載されている機種であれば、調理にも使える大変便利な家電製品です。 本記事では、電子レンジが何年くらい使えるかの目安、寿命を知らせるサイン、長持ちさせるコツ、また処分方法についてご紹介します。 「最近温めが弱くなってきたかも」「使用すると変な臭いがする」など異変を感じている方や買い替えを検討されている方は、ぜひ本記事の内容をご参考にしてください。

気になる疑問!電子レンジって何年くらい使える?

電子レンジは、マイクロ波という電波を照射することで食品を温める仕組みになっており、このマイクロ波を発生させるために、電子レンジにはマグネトロンという部品が使われています。そして、このマグネトロンの使用可能時間は約2,000時間ともいわれています。ただし、これは使用頻度や使い方によって変わってきます。

電子レンジの寿命は何年です、と一概に言うことはできませんが、このマグネトロンの使用可能時間、もしくは次に挙げるメーカーの部品保有期間を目安にしてもよいかもしれません。なお、電子レンジを不調のまま使い続けると発火につながる危険性もあるため、古くなってきた電子レンジの使用には十分注意が必要です。

メーカーの部品保有期間は約8年

家電メーカーには、販売後の製品を修理するために部品を保有しておく期間が定められており、電子レンジの場合は8年となっています。この期間内であれば部品の交換・修理などが可能ですが、この期間を超えるとメーカーに部品がなく交換や修理ができない可能性が高くなります。

押さえておこう!電子レンジの寿命を知らせる5つのサイン

電子レンジを使っていて以下のような症状が出たら、それは寿命を知らせるサインかもしれません。お使いの電子レンジにこういったサインが表れていないか確認しましょう。

1.温まりにくい

食品がなかなか温まらないときは、マイクロ波が弱くなっている可能性があります。マイクロ波を発生させている部品の寿命が近いかもしれません。 温まりにくい状態が続くようであれば、修理や買い替えを検討してもよいでしょう。

2.加熱中に止まる

加熱中に動作が頻繁に止まってしまう場合は、故障を疑ってもよいかもしれません。まずは取扱説明書を見て、適切な使い方をしているか確認しましょう。

3.電源が入らない・操作ボタンが反応しない

電源が入らない・操作ボタンが反応しない場合も、故障の可能性が考えられます。 まずは取扱説明書を確認し、電源プラグを抜き差しするなど、記載の対処法を試してみましょう。それでも電源が入らないようであれば、修理や買い替えを検討してもよいでしょう。

4.異臭・異音がする

電子レンジの使用中に異臭や異音がしてきたら、使用を止めましょう。食べ物の焦げではなく明らかにおかしい臭いがしていたり、普段聞きなれない音がしていたりする場合は、電子レンジの部品が破損している可能性があります。修理や買い替えを検討することをおすすめします。

5.電子レンジから火花が出る

電子レンジの使用中に、パチッと音がして火花が散ったときは要注意です。電子レンジの金属板が壊れているかもしれません。これはスパークと呼ばれる現象で、アルミホイルや金属を加熱してしまったときや、加熱する食品が少量の場合にも発生します。すぐに使用を中止して、庫内の状態を確認しましょう。

電子レンジを長持ちさせるためのポイント

電子レンジをできるかぎり長く使うためには、こまめにお手入れしたり適切に使ったりすることが重要です。以下で、具体的に5つのポイントをご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

1.庫内をこまめにお手入れする

電子レンジの使用後、食べ物のふきこぼれや油分の飛び散りなどの汚れに気がついたら、すぐに拭き取りましょう。食べ物のカスや油汚れを放置すると、カスや汚れにマイクロ波が集中してスパークが発生することがあり、庫内が焦げてしまう可能性があります。

2.長時間連続で使用しない

長時間連続で電子レンジを使い続けると、電子レンジ本体の高温状態が続き、その熱で発火してしまう危険性があります。長時間使いたいときは、本体が熱くなり過ぎていないかこまめにチェックするようにしましょう。

3.空焚きしない

何も入れずに電子レンジを使用すると、一気に寿命が縮まってしまう可能性があります。 本来なら庫内に入れた食品に吸収されるはずのマイクロ波が吸収されず、マグネトロンの劣化を早めてしまうことになりかねません。

4.水分量が少ない食品は加熱し過ぎない

芋類や根菜類など、水分量が少ない食材を電子レンジで加熱し過ぎると、焦げてしまう上に発火の危険性もあります。水分量が少ない食材の下ごしらえで電子レンジを使う場合は、たとえば一度水にくぐらせたり霧吹きで水をかけたりして水分を補い、温める際はラップをかけるようにしましょう。

5.アルミホイルを加熱しない

電子レンジでアルミホイルを加熱するのは危険です。電子レンジの寿命を縮めるだけでなく、アルミホイルから火花が発生し、火災につながる可能性もあります。庫内からパチパチという音が聞こえたら、誤って加熱していないかすぐに確認しましょう。

修理または買い替えの判断ポイント

購入から8年以上経過している

電子レンジの部品保有期間は8年と定められているため、それ以上経過してしまうと部品が手に入らず、修理できない可能性が高まります。そのため、購入から8年を超えて故障したときは、買い替えを検討してもよいかもしれません。

修理費用と買い替え費用で考える

長く使っている電子レンジの場合、修理にかかる費用と、新しく買い替える費用にあまり差がない場合もあります。そのため、今よりも多機能な電子レンジに買い替えたり、省エネ性能がアップした電子レンジに買い替えて電気代を節約したりするのもよいかもしれません。

寿命が来た電子レンジの処分方法

寿命がきた電子レンジはどのように処分すればよいのでしょうか。こちらでは電子レンジの処分方法を3つご紹介します。

1.小型家電リサイクル法に基づいた回収に出す

2013年4月1日から「小型家電リサイクル法」が施行され、電子レンジもこの法律の対象となっています。市区町村によって回収方法は異なりますので、お住まいの自治体のホームページなどを確認しましょう。

なお、小型家電リサイクル法の目的は、電子レンジをはじめ、携帯電話やパソコン、ゲーム機など「使用済み小型家電の再資源化」です。

2.リサイクルショップで買い取りしてもらう

手間をかけずに処分したいときは、リサイクルショップなどに依頼してもよいでしょう。使用年数の浅い電子レンジであれば、買い取りしてもらえる場合があります。

自治体で処分する場合は手数料が発生する場合もありますが、リサイクルショップならこれらの費用が発生せず、さらに査定に応じた金額を受け取れる可能性もあります。

3.下取りに出す

通販ショップや家電量販店などで電子レンジを買い替える場合は、お持ちの電子レンジを下取りしてくれる可能性があります。さらに、新しく購入した製品の割引が受けられる場合もあります。販売店によって下取りの条件は異なるため、購入前に確認しましょう。また、自宅まで引き取りに来てもらう場合は、別途手数料がかかる場合もありますので注意しましょう。

ジャパネットたかたでは電子レンジの下取りも行っています。ぜひご覧ください。

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まとめ

電子レンジの寿命は一概には言えませんが、部品保有期間が8年と定められているので、そちらを目安にしてもよいでしょう。8年を超えて故障したときは修理できない可能性もあるため、買い替えを検討してもよいかもしれません。買い替えの際は下取りサービスを利用すれば、処分と同時に電子レンジを新調することができるのでおすすめです。

ジャパネットでは、一部の商品で下取り値引きも行っております。買い替えを検討の際は、ぜひご参考にしてください。

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