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もしかして故障?意外と知らない掃除機のよくある不具合とその原因

掃除機は、室内を清潔に保つうえで欠かせない生活家電のひとつです。よく使うからこそ、ときには「調子が悪いな」と感じることもあるかもしれません。そこで今回は、掃除機の故障と考えられる主な不具合とその原因や、掃除機の処分方法についてご紹介します。掃除機の不調に心当たりがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

掃除機が故障?主な症状と原因

故障かな?と疑われる症状は、主に「何らかの不具合で発生している場合」と「本当に掃除機が故障している場合」に分けられます。そのため、すぐに故障だと判断せず、まずはその原因を確認することをおすすめします。

では、主な症状と原因をご紹介します。

電源が入らない

掃除機の電源が入らない原因のひとつに、「チャイルドロックがONになっていた」というものがあります。チャイルドロックとは、小さな子どもが誤って掃除機を起動させないようにする機能のことです。これがONになっているときは電源を入れても掃除機は起動しないので、使用前にチャイルドロックが解除されているか確認することをおすすめします。

このほか、電源が入らない原因としては「ブレーカーが落ちている」「電源プラグの差し込みが甘い」なども考えられます。

上述した原因を確認しても電源が入らない場合は、スイッチの接触不良など故障の可能性がありますので、メーカーや販売店・修理店に相談する、もしくは買い替えを検討することをおすすめします。

電源を入れても勝手に止まる

掃除機の電源を入れても止まってしまう場合、その原因としては「吸い込んだゴミが詰まっている」ということが考えられます。掃除機内でゴミが詰まったままの状態で使用していると、モーターの過熱を防ぐために保護装置が働き、運転が停止するという機能をもった機種もあります。そのため、掃除機を使用する際はノズルやパイプ(ホース)、吸込口にゴミが詰まっていないかを確認することをおすすめします。

なお、スティック掃除機でゴミが詰まっていないにも関わらず、使用時に止まってしまう場合は、バッテリーが寿命の可能性があります。バッテリー交換が可能な機種の場合は交換しましょう。

吸引力が弱い

吸引力が弱くなったと感じたときは、まずフィルターにゴミが溜まりすぎていないか、を確認しましょう。掃除機のフィルターは使用すればするほど汚れていきます。これをそのまま放置すると、ゴミが溜まり過ぎてしまい吸引力に影響を及ぼしてしまうのです。紙パック式の掃除機においても同様で、ゴミが溜まり過ぎると吸引力が弱まってしまいます。

そのため、ゴミの詰まり・溜まりがないかを確認するとともに、フィルター式はこまめに掃除、紙パック式はこまめな交換を心がけ、フルパワーでゴミを吸引できるよう配慮することが大切です。

ただし、ゴミの詰まり・溜まり過ぎを防いでもなお吸引力が回復しないこともあります。その場合は、掃除機そのものが故障している可能性があるので、メーカーや販売店・修理店に問い合わせてみましょう。

本体が発熱している・焦げくさい臭いがする

掃除機本体が熱を帯びている場合、その原因として考えられるのは「フィルターの目詰まり」です。フィルターにゴミが詰まることで正常な吸引・排気ができなくなり、掃除機内部に熱がこもってしまうのです。そのため、もし発熱を感じたらまずはフィルターの目詰まり具合を確認することをおすすめします。フィルターをお手入れし空気の通りが良くなれば、熱がこもらずに本体の発熱を防げる場合があります。

フィルターをお手入れしてもなお本体が発熱したり、また、本体から焦げくさい臭いを感じた場合は、モーターに不具合が起きている可能性があります。モーターなどの内部の部品を専門知識のない個人がメンテナンスをするのは困難ですので、発熱が収まらない・焦げくさい臭いがするといった場合は、早急にメーカーや販売店・修理店へ相談するようにしましょう。

なお、掃除機の寿命については以下の記事で詳しくご紹介しています。

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故障・寿命を確認!掃除機の処分方法について

掃除機の故障・寿命を確認したら、処分をする必要が出てきます。以下でその方法を3つご紹介しますので、それぞれの特徴を踏まえて処分方法を選択してみてください。

1.不燃ゴミや粗大ゴミとして処分する

完全に故障して動かなくなった掃除機の場合は、ゴミとして処分するのが一般的です。不燃ゴミまたは粗大ゴミに分類しますが、どちらになるかは各自治体によって異なるので、あらかじめ確認しましょう。なお、粗大ゴミに該当する場合は処分の申し込みをしたり、粗大ごみ処理券を購入する必要があるので忘れないようにしましょう。

2.不用品回収業者へ頼んで処分してもらう

いらなくなった掃除機は、不用品回収業者に引き取ってもらうこともできます。ゴミとして処分するよりも手間がかからないので、忙しい方におすすめです。不用品回収業者の中には、不用品の買取に対応しているところもある一方で、引取に費用が発生する場合もあるので、まずは問い合わせをしてみましょう。

3.下取りに出す

掃除機を買い替える場合は、家電量販店や通販サイトにて下取りに出すのがおすすめです。故障していても寿命が来ていても引き取ってもらえるので、楽に処分できます。また、同じ店舗・サイトで掃除機を購入すれば割引を受けられる場合もあります。

なお、掃除機の処分方法については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてください。

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故障かも?と思ったらその原因を確認しよう

掃除機を使い続けていると、次第に吸引力が弱まったように感じたり焦げくさい臭いがしたりと、何らかの不具合を感じることがあるはずです。しかし、すぐに故障だと判断せず、まずは「なぜこのような症状が出ているのか」という原因を確かめることが大切です。今回ご紹介した内容や取扱説明書を参考に、掃除機の状態をチェックして故障か否かを判断してみてください。

なお、不具合が続くようであれば、故障している可能性がありますので、不用品として業者に回収してもらったり下取りに出したりして、処分するようにしましょう。

ジャパネット厳選のおすすめ掃除機をご紹介!


よくある質問

掃除機が故障したときに出やすい症状は?
掃除機が故障したときには、「電源が入らない」「途中で止まる」「吸引力が弱い」「本体が発熱する」などの症状があらわれます。しかし、何らかの原因で一時的に不具合が起きているだけの場合もあるので、よく確認してみましょう。
掃除機を処分するには?
掃除機を処分するには、「不燃ごみや粗大ごみで処分する」「不用品回収業者に依頼する」「下取りに出す」などの方法があります。