「7畳のお部屋にエアコンをつけたいけど、6畳用と8畳用どっちがいいの?」お店には7畳ぴったりのモデルは売られていないため、お部屋の構造や適用畳数をもとに、ちょうどいい機種を選ぶことが大切です。
この記事では7畳のお部屋用のエアコンの選び方や、メーカーごとの特徴、おすすめ製品をご紹介しています。エアコン選びに迷っている方は、ぜひご参考にしてください。
7畳のお部屋用のエアコン選びに迷ったら、まず「適用畳数」と「お部屋の構造」をチェックしてみましょう。一般的な6畳用のエアコンを確認してみると、適用畳数は以下のようになります。
つまり、鉄筋住宅で冷房だけ使う分には6畳用でも問題ありませんが、木造住宅で使う場合や暖房の効き具合を重視する場合は8畳用のエアコンを選んだ方が良いということが分かります。
このあとは、6畳用のエアコンで問題ないケースと、8畳用のエアコンがおすすめなケースに分けてさらに詳しく解説していきます。
6畳用エアコンの冷房性能は、鉄筋住宅であれば9畳まで対応していることがほとんどです。そのため、鉄筋住宅にお住まいで夏場にお部屋を冷やせれば問題ないという方は、6畳用のエアコンを検討してみてもよいでしょう。一方、6畳用のエアコンでは暖房性能が足りないことも少なくないため、冬場もしっかりお部屋を暖めたいという方は、8畳用のエアコンを選んだ方が良いかもしれません。
ただし、近年は断熱性能に優れた住宅も増えているため、場合によっては6畳用のエアコンでも冷暖房共にカバーできることもあるでしょう。そのほかに、冬場はヒーターなどの暖房器具をエアコンと一緒に使うという場合は、6畳用でも寒さを感じずに過ごせることがほとんどでしょう。
対して、なるべく8畳用のエアコンを選んでおきたいのは、木造住宅にお住まいの方です。木造住宅は鉄筋住宅に比べると断熱性が高くないため、6畳用のエアコンではなかなか室温を調節しきれないことも少なくないでしょう。また、鉄筋住宅であっても冬場にしっかりと暖房を効かせたいと考えている方は、8畳用のエアコンを選ぶことをおすすめします。
そのほかに、南向きで日当たりのいいお部屋や、ロフトなどがあり畳数に対して空間が広いお部屋では、6畳用では力不足を感じることもあるかもしれません。
場合によっては、お部屋の畳数通りの機種を使っていても、エアコンの効きが悪いと感じることもあります。以下のような原因が考えられるので、当てはまるポイントがないかチェックしてみましょう。
以前に比べてエアコンの効きが悪くなってきたと感じる場合は、フィルターに溜まった汚れが原因かもしれません。エアコンフィルターは空気の通り道となっているため、ここが塞がれてしまうと室温を調整するまでに時間がかかってしまうことがあります。
「最近フィルター掃除をしていなかった」という場合は、この部分をお掃除することで、冷暖房の効率が復活する可能性が高いでしょう。
エアコンフィルターの掃除方法については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。
自分で簡単にできるエアコン掃除のやり方をご紹介!お手入れのタイミングや頻度なども解説!
室外機にはお部屋の空気からうばい取った熱を屋外に排出する役割があるため、吹き出し口がふさがっていると冷暖房効率が下がってしまうことがあります。なかなかエアコンが効かないと感じる場合は、室外機の吹き出し口がふさがっていないかを確認し、周辺に十分なスペースをあけておくようにしましょう。
大きな窓があるお部屋や西向きで日当たりが良いお部屋は、日光が差し込んで室温が高くなりやすく、室温の調整に時間がかかってしまうことがあります。そのほかに、リビングダイニングなどの奥行きのあるお部屋は室温にムラができやすく、場所によってはエアコンが効きにくいと感じることもあるかもしれません。
このようなお部屋では、日光が差し込まないようにカーテンを閉めたりサーキュレーターを併用して空気を循環させたりすると、室温を調整しやすくなります。
エアコンをつけても室温が全く変わらない場合は、本体が故障してしまっている可能性も考えられます。特にエアコンの心臓部分であるコンプレッサーが故障したり、温度調節に欠かせない冷媒ガスが漏れてしまったりすると、室温をコントロールすることが完全にできなくなってしまうことも少なくなりません。
特に長年使ったエアコンが全く効かなくなった場合は故障している可能性が高いため、メーカーサポートや修理業者に点検を依頼することをおすすめします。
エアコンの故障の見極め方については、以下の記事で詳しく解説しています。お困りの方は、ぜひこちらもご参考にしてみてください。
エアコンが故障?と思ったときのチェックポイントと症状別の対処法を解説!
エアコンは、同じ適用畳数でもメーカーによってその使い勝手はさまざま。メーカーごとの特徴を知っておけば、より自分に合ったエアコンを見つけやすくなります。
この項目ではエアコンメーカーごとの特徴や、搭載機能について詳しく解説していきます。
※ご紹介している機能や価格は、2024年7月時点の情報です。
※ご紹介している機能は、すべての機種に搭載されているものではありません。
日立のエアコンは「白くまくん」シリーズが有名で、本体内部の清潔機能が充実していることが特徴です。なかでも人気なのが「凍結洗浄」機能で、ホコリや油汚れを凍らせ一気に溶かすことで、手の届かない内部の汚れもきれいに洗い流すことができます。
そのほかにも、内部の部品にステンレスを採用して汚れが付きにくい「ステンレス・クリーンシステム」や、空気中の汚れをパワフルに捕まえる「Premiumプラズマ空清」機能が搭載された機種も発売されています。
「エアコン 日立」で商品を探すダイキンエアコンは世界中で高いシェアを誇り、その信頼性と性能の高さが魅力のメーカーです。加湿や除湿など、空気をコントロールする機能にも優れており、エアコンを使いながら加湿もできる「うるる加湿」機能や、窓を開けなくても換気ができる「給気換気」機能も人気を博しています。
「エアコン ダイキン」で商品を探すシャープのエアコンには「プラズマクラスター」機能が搭載されているため、空気の清潔さを重視する方に特におすすめのメーカーです。また、エアコンでありながら空気清浄機と同等の性能を誇る「Airest」シリーズも見逃せません。Airestは空気清浄機を名乗るための規格をクリアした性能を有しているため、エアコンでありながら空気清浄機とも呼べる唯一の機種になっています。
「エアコン シャープ」で商品を探す7畳のお部屋には、主に6畳用、もしくは8畳用のエアコンを選ぶのがおすすめです。どちらを選ぶかはお部屋の構造や断熱性能によっても変わってくるので、今回ご紹介した内容を参考にご自宅の環境に合った機種を選んでみましょう。エアコン選びに迷った場合は、今回ご紹介したジャパネットおすすめ製品もぜひご参考にしてみて下さい。
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