スリムなのに大容量なドラム式洗濯機「ビッグドラム」や、高い洗浄力を誇る縦型洗濯機「ビートウォッシュ」など、幅広いラインナップの日立の洗濯機は、「ナイアガラ洗浄」や「風アイロン」など特長的な機能が充実しています。
この記事では、日立洗濯機の搭載機能や特長について詳しく解説しています。また、自分に合った洗濯機の選び方やおすすめ商品もご紹介していますので、洗濯機選びに迷っている方はぜひご参考にしてください!
※この記事に記載している情報は2023年6月時点の情報です。
※ご紹介している機能やコースはすべての機種に搭載されているものではありません。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
日立の洗濯機には以下のような種類があります。
このあとの項目でそれぞれの特長について詳しく解説していますので、まずはどのタイプが自分に合っていそうかをチェックしてみましょう。
ドラム式洗濯乾燥機は横向きになった洗濯槽で、衣類を持ち上げて「たたき洗い」をすることが特徴です。少ない量の水でもしっかりと汚れを落とすことができるので、水道代の節約にもつながります。また乾燥機能も豊富なので、洗濯物をふわふわに仕上げたい方にもおすすめです。
日立のドラム式洗濯機と言えば「ビッグドラム」。その名の通り、投入口が幅広で洗濯物の出し入れがしやすいのが特長です。また、ほとんどの機種でナイアガラ洗浄機能が搭載されています。ナイアガラ洗浄は、洗剤の種類によって自動で洗い方を変え、ごわつきや黒ずみを抑えて洗い上げることができます。
タテ型洗濯乾燥機は、洗濯槽の底にあるパルセーター(回転羽根)の回転で水流を起こし、衣類同士の摩擦によって汚れを落とします。たっぷりの水で衣類の汚れをしっかり落とすことができるので、洗浄力を重視する方にはおすすめです。こちらのタイプにも乾燥機能が搭載されているので、外に洗濯物が干せないときでも、洗いから乾燥までこなせるのがメリットです。
日立のタテ型洗濯機は「ビートウォッシュ」シリーズとして発売されています。ビートウォッシュシリーズには「ナイアガラビート洗浄」機能が搭載されており、濃縮洗浄液と大流量シャワーでガンコな汚れもきれいに洗い流します。
日立の全自動洗濯機は見た目こそタテ型洗濯乾燥機とほぼ同じですが、乾燥機能が搭載されていません。そのぶんタテ型洗濯乾燥機に比べるとリーズナブルな機種が多いため、「自分で干すから乾燥機能は別になくてもいいよ」という方にはおすすめの洗濯機です。
タテ型洗濯乾燥機と同じく「ビートウォッシュ」シリーズとしてラインナップされており、ナイアガラ洗浄機能が搭載されているのも同様です。乾燥機能が必要かどうかを考え、好みに応じて選ぶのがおすすめです。
2槽式洗濯機は昔主流だった洗濯機で、洗濯槽と脱水槽が分かれていることがその名前の由来です。洗いが終わった後、脱水のために脱水槽に洗濯物を入れ換える手間がかかりますが、高い洗浄力のわりに価格がリーズナブルであることからいまだに根強い人気がある洗濯機でもあります。
日立からは「青空」というシリーズで今も販売が続けられています。手間こそかかりますが、コストパフォーマンスに優れた洗濯機なので、気になる方はチェックしてみましょう。
なお、洗濯機の種類の違いや選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
洗濯機の選び方について解説!縦型とドラム式の違いから、各メーカーの特徴までご紹介!
日立の洗濯機には、機種によっていろいろな機能が搭載されています。例えば洗剤を自動で投入してくれたり、アイロンがけが必要ないほどシワを伸ばして仕上げてくれたりと、そのメリットはさまざまです。
この項目では、日立の洗濯機に搭載されている代表的な機能を一挙に解説しています。使ってみたい機能を見つけて、自分に合った洗濯機を選びましょう。
日立の洗濯機に搭載されている機能のなかでもとくに有名なのが、「ナイアガラ洗浄」です。ガンコな汚れも落としやすくなる便利な機能ですが、ドラム式とタテ型で洗い方に違いがあるので、以下の内容を確認してみましょう。
「洗濯するたびにいちいち洗剤や柔軟剤を量るのは面倒だな……」とウンザリしているあなたに、朗報です。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能が搭載された洗濯機なら、洗濯物の量に応じて適量の洗剤や柔軟剤を自動で投入してくれます。
洗剤や柔軟剤はあらかじめ専用タンクへ補充しておくだけでOK。洗濯物を準備したらあとはボタン操作だけで洗濯することができます。毎日の手間を減らしてくれるだけでなく、洗濯に不慣れな方も洗濯機におまかせで洗濯をすることができるので、場面を問わず活躍してくれる便利な機能です。
AIお洗濯とは、洗濯物の汚れや布質、洗剤の種類などに応じて、洗い方や運転時間を自動で調整してくれる機能のことです。例えば衣類の汚れが多い場合は、汚れの残り具合から自動で運転時間を延長してくれます。他にも洗剤の種類や水温に合わせて洗い方を調節してくれるなど、自分で細かい調整を行うことなく、すべておまかせで洗濯できることがこの機能の魅力です。
「日立 AIお洗濯」で商品を探す風アイロンは時速約500km(ドラム式は約300Km)※1の高速の風を吹き付けることで、衣類のシワを伸ばしながら乾燥させることができる機能です。一度に乾燥させる衣類の量によって仕上がりは異なりますが、1kg程度の乾燥ならアイロンがけせずにそのまま着られるほどシワを伸ばして仕上げることができます。面倒なアイロンがけの手間を短縮したい方には、特におすすめの機能です。
※1 メーカー調べ。吹き出し口の面積と風量から換算した、吹き出し口付近の速度。
「日立 風アイロン」で商品を探す自動おそうじとは、毎回の運転後に洗濯槽の汚れを自動で洗い流してくれる機能です。洗濯槽は洗濯カスや皮脂汚れなどが溜まりやすいので、定期的なお手入れが欠かせません。洗濯槽自動おそうじ機能があれば、毎回の洗濯のすすぎの後にきれいな水道水で汚れを洗い流してくれるので、洗濯機のお手入れの手間をグッと減らしてくれます。
「洗濯機 日立」で商品を探す日立の洗濯機にはさまざまな洗濯コースが搭載されており、洗濯したい衣類によって洗い方を使い分けることができます。この項目では日立の洗濯機に搭載されている代表的な洗濯コースについてご紹介しています。使いたい洗濯コースから新しい洗濯機を選んでみるのも、理想の洗濯機を見つける近道かもしれません。
なお、搭載されているコースは洗濯機によって変わってきます。実際に洗濯機を選ぶときは、その機種にどんなコースが搭載されているのかを確認するようにしましょう。
コース名 | 特徴 |
---|---|
標準コース | パジャマや普段着などの洗濯物を洗濯・乾燥する標準的なコースです。 |
おいそぎコース | 短時間で洗濯や乾燥ができるコースです。軽い汚れの洗濯物を急いで洗濯したいときにおすすめです。 |
手造りコース | 水量や洗い時間などを自分好みに設定できるコースです。自分で設定した運転内容を洗濯機に記憶させておくことができるため、一度登録しておけば次回から同じ設定で洗濯することができます。 |
お気に入りコース | 好みの運転内容をお気に入りに登録できるコースです。あらかじめ運転内容を設定しておけば、お気に入りボタンからすぐに設定を呼び出すことができるので、いつも使うコースを登録しておくとより便利に洗濯機を使うことができます。 |
デリケート(ソフト)コース | 弱水流でやさしく洗うコースです。デリケートな素材の衣類をやさしく洗うことができます。 |
おしゃれ着(ドライ)コース | 衣類の形くずれを抑えながら洗うコースです。手洗い表示のあるニットやスカートなどの洗濯に適しています。 |
毛布コース | 毛布や掛け布団などの大きな洗濯物を傷めず洗うためのコースです。 |
シワ低減コース
※一部の縦型洗濯乾燥機のみ搭載 |
シワを抑えながら衣類の乾燥ができるコースです。シャツやカットソーの乾燥に向いています。 |
風アイロンコース
※一部の縦型洗濯乾燥機のみ搭載 |
高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥するコース。洗濯槽の中で衣類を広げて、時速約500kmの高速風を吹きかけることでシワを伸ばして乾燥させます。シャツやパジャマなどの乾燥に向いています。 |
低温乾燥コース
※一部の縦型洗濯乾燥機のみ搭載 |
低温で乾燥させることにより、衣類の縮みを抑えるコースです。カットソーや靴下の乾燥に向いています。 |
静止乾燥コース ※一部のドラム式洗濯機のみ搭載 |
ドラムの回転とヒーターを止めて、風で乾燥させるコース。干したあとに湿りが気になるときや、衣類が縮まないように乾燥させたいときに向いています。 |
部屋干しコース | 部屋干しの時間を短縮したいときにおすすめのコースです。洗い・すすぎ運転のあと、高速回転しながら空気を送ることで衣類をほぐしながら水分を飛ばします。 |
ダニ対策コース | 温風で繊維に潜むダニを加熱したあと、すすぎでダニの死骸やフンを洗い流すコースです。ダニが気になる寝具の洗濯におすすめです。 |
花粉コース | 洗濯槽内で風を当てることで、花粉を落とすコースです。帰宅後や部屋干し後など、衣類についた花粉が気になるときにおすすめです。 |
消臭除菌コース/除菌清潔コース | 衣類に温風を吹きつけて消臭・除菌するコースです。なかなか洗うことができないぬいぐるみやバッグ、帽子、コート、スーツ、制服などの消臭・除菌におすすめです。 |
※搭載されているコースは機種によって異なります。
洗濯機を購入するときは、洗濯容量や本体の大きさを確認しておくことも欠かせません。買った後で「違う機種にしておけばよかった」「置こうと思っていたスペースに入りきらない」と後悔しないためにも、ここで解説しているポイントもしっかりチェックしておきましょう。
洗濯機の容量は「8kg」や「10kg」のように表示されており、一度の洗濯で洗うことのできる洗濯物の量をあらわしています。
一人分の1日あたりの洗濯物の量の目安は約1.5kgなので、2人暮らしなら約3kg、4人家族なら約6kgの容量が最低限必要です。
ただし毛布などの大きな洗濯物があったり、数日分の洗濯物をまとめて洗ったりしたいときには、もっと容量に余裕を持った洗濯機を選んだ方がよいでしょう。家族の人数や洗濯の頻度などから、ご自身のライフスタイルに合った洗濯容量を選ぶことが大切です。
洗濯機を選ぶ際は、以下のように設置スペースや搬入経路も確認しておきましょう。
新しい洗濯機を選ぶときは、設置したいスペースに新しい洗濯機が収まるかをあらかじめ確認しておきましょう。以下の写真のように洗濯機本体の幅と奥行きを測って、問題なく使えそうかを確認しておくことが大切です。
またドラム式は扉が手前側に開くため、「タテ型洗濯機は収まっていたのに、ドラム式に変えたら壁などに扉が干渉して入りきらなくなってしまった」ということもあり得ます。今までタテ型洗濯機を使っていて、新しくドラム式洗濯機に買い替えようと考えている方は特に注意が必要です。
意外に見落としがちなポイントなのが、洗濯機を運ぶための搬入経路の幅です。設置スペースまでの廊下はもちろん、お部屋までの階段やエレベーターの幅もしっかりと確認しておきましょう。洗濯機を搬入するためには、搬入経路のすべての場所で商品の外形寸法(幅・奥行・高さ)の中で一番短い辺+10cmの余裕が必要です。以下の画像を参考に、新しく買い替える洗濯機がきちんと設置場所まで運べそうかどうかを事前に確認しておきましょう。
いざ洗濯機を買い替えるとなると、設置のための業者を手配したり設置日の調整をしたりと手間がかかってしまいますよね。ジャパネットの下取りサービスなら、注文から設置までスマホやPCだけですべて完結!古い洗濯機の引き取りから新しい洗濯機の設置まですべておまかせいただけます。この機会にぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
下取りで洗濯機をお得に買い替えよう!下取りのメリットや注意点をジャパネットが解説!
豊富なラインナップが揃っている日立の洗濯機ですが、まずはその洗濯機の種類や搭載している機能をチェックして、自分が使ってみたい機種を見つけてみましょう。また、購入する際は家族の人数や洗濯物の頻度など、ライフスタイルに合った機種を選ぶことが大切です。新しい洗濯機で、もっと便利に洗濯を楽しみましょう!