ページの上部に戻る

実はさまざまな場所で使える!スチームクリーナーのシーン別活用方法を解説!

スチームクリーナーは汚れを落とすだけでなく、製品によっては除菌やカビ対策を行うことができる掃除に大変便利な家電です。また、アタッチメントを取り替えることで、床だけではなくお家の様々な場所で使用することが可能です。今回は、スチームクリーナーのシーン別の使い方をはじめ、形状の種類や、なぜ洗剤・薬品を使わずに水だけで汚れが落ちるのか、などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

まずは知っておこう!スチームクリーナーの3つの形状

スチームクリーナーには、「キャニスタータイプ」「ハンディタイプ」「スティックタイプ」の3つの形状があります。

キャニスタータイプ

キャニスタータイプはローラーが付いた掃除機のような見た目をしており、給水タンクが大きいのが特徴です。給水タンクを床に置いた状態で使用するため、ヘッドを持つだけで掃除をすることができ、腕にかかる負担が比較的少ないのも嬉しいポイントです。また、キャニスタータイプは給水タンクが大きいことから連続使用時間がおおよそ30分〜1時間程度と、比較的長時間使用することができます。そのため、キャニスタータイプは「広範囲を掃除したい」という方におすすめです。

ただし、キャニスタータイプの多くは、電源コードをコンセントに差して使用します。掃除したい場所の近くにコンセントがあるか、延長コードを使用できるかを事前に確認しておきましょう。

ハンディタイプ

ハンディタイプは片手で持てるほど軽量で、持ち運びできるのが特徴です。サイズがコンパクトなため狭い場所の掃除がしやすく、かつ小回りがきくため細かい部分もきれいにすることができます。また、コンセントを使用しないバッテリータイプもあり、バッテリー動作モデルでは、車のシートやチャイルドシートの掃除にもおすすめです。

ただし、ハンディタイプは給水タンクが小さいため連続使用時間はおおよそ10分程度です。そのため、広範囲の掃除にはあまり向いていませんが、「手軽にちょっとした掃除に使用したい」という方にはおすすめです。

スティックタイプ

スティックタイプは立ったままの状態で拭き掃除できるのが特徴です。壁や床などの平面の掃除に向いており、モップ掛けの要領で使用できます。そのため、雑巾掛けのようにかがむ必要がなく、床のベタつきが気になったときにサッと取り出してきれいにすることが可能です。

なお、スティックタイプの連続使用時間はおおよそ20〜30分程度です。キャニスタータイプに比べると連続使用時間は短いですが、比較的コンパクトに収納できるのが特徴です。

スチームクリーナーで汚れが落ちる仕組みとは?

スチームクリーナーは給水タンク内の水を沸騰させることによって、発生した高温の蒸気を噴射します。この高温の蒸気が汚れを浮かせることで落としやすくなるため、洗剤や薬品を使わずに掃除をすることができる、というわけです。また、製品によっては汚れを落とすだけではなく、除菌効果が期待できるものもあるため、購入前に確認してみましょう。

  • スチームクリーナーの選び方やおすすめ製品を一挙ご紹介

    • スチームクリーナーを選ぶ際、形状だけを見て選んでしまうと購入に失敗する恐れがあります。この記事ではスチームクリーナーの特徴をはじめ、選び方やおすすめ製品をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
    • 詳しく見る

家のさまざまな場所に使える!スチームクリーナーのシーン別活用方法

では、スチームクリーナーはどのようにして使えばよいのでしょうか。以下にてシーン別の使い方をご紹介します。なお、製品によって付属のアタッチメントが異なるため、掃除ができる場所も変わってきます。ご自身が掃除したい場所に合わせたアタッチメントがついているか、確認した上で製品を選びましょう。

キッチン

キッチンは油で汚れやすく、すぐに掃除をしないとこびりついて落としづらくなります。そのため、頑固な油汚れに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな落としにくい油汚れも、スチームクリーナーならスムーズに落とすことが可能です。たとえば、換気扇やコンロ、五徳などは先端が細いノズルを使用することで集中して蒸気を当てることができるため、汚れを落としやすくなります。もし、それでも汚れが落ちないという場合は専用ブラシを装着し、蒸気を当てながら擦ることでよりきれいに落とすことができるでしょう。

トイレ

トイレの中でも特に汚れやすい便器のフチは見えづらいうえに奥までブラシが届きにくく、黄ばみやカビが発生している可能性があります。製品によってはノズルの先端が曲がっているアタッチメントが付属しており、それを使用することで、ブラシでは届きにくい便器の奥まできれいに掃除をすることが可能です。

さらに、スチームクリーナーは高温の蒸気によって除菌効果も期待できるため、効率よくトイレをきれいにすることができます。

浴室・洗面所

浴室・洗面所は湿気がこもりやすく、カビの温床になりがちです。しかし、スチームクリーナーを使えば高温の蒸気によって汚れを落とせるだけでなく、カビ対策を行うことができます。カビ対策には約100℃以上の高温スチームが効果的と言われていますが、製品によってどこまで効果があるかは異なるため、購入前に確認をしましょう。

浴室・洗面所の蛇口周りを掃除する場合は、先端が細いノズルを使用することで細かな隙間もきれいにすることができるでしょう。また、手が届かない天井に関しては、延長パイプを使用すると便利です。

リビング

リビングは家族が集まる場所のため、家の中でも床のベタつきが気になりやすい場所です。また、小さな子どもがいるご家庭では食べ物や飲み物をこぼして床がベタベタしてしまうことも。しかし、そんなベタつきもスチームクリーナーを使えば汚れを落としてサラサラの状態にすることが可能です。

前述したように、スティックタイプであればモップ掛けの要領でフローリングや畳を拭き取れるため、素早くきれいにすることができます。さらに、スチームクリーナーは洗剤や薬品を使用しないためペットや赤ちゃんがいるご家庭でも安心です。

窓・網戸・レール

窓・網戸・レールは外からのホコリや土などによって汚れやすい場所です。スチームクリーナーには窓用スクイジーや専用のパッドが付いている製品もあるため、窓や網戸を効率よく掃除することができます。また、レールに関しては先端が細長いノズルを使用することにより、細かな隙間の汚れを落とすことができます。

車のシート・チャイルドシート

車のシートやチャイルドシートは丸洗いができないため、どのようにお手入れしたらいいのか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。その点、スチームクリーナーなら高温の蒸気で手軽に掃除をすることができます。汚れを落とすだけではなく、製品によってはカビ対策をすることができるためおすすめです。

また、先述した通り、コードレスタイプであればコンセントの位置を気にすることなく掃除ができます。電源コードを使用するタイプのスチームクリーナーであっても、延長コードを使うことができる製品もあります。

チャイルドグッズ

赤ちゃんや小さな子どもは何でも口に入れてしまうため、ぬいぐるみやおもちゃなど常にきれいな状態を保っておきたいもの。とはいえ、ぬいぐるみを頻繁に洗濯したりおもちゃを拭き取ったりするのは手間がかかるのではないでしょうか。その点、スチームクリーナーなら蒸気で掃除できるため手軽に使用することが可能です。また、スチームクリーナーは洗剤や薬品を使わずに水だけで汚れを落とし、除菌効果が期待できる製品もあるため、赤ちゃんや子どもが直接触れるものにも安心して使うことができます。

他にも、製品によっては衣類のしわ伸ばしができるアタッチメントもあります。用途に合わせてアタッチメントを変えることで、幅広いシーンで使用できるのがスチームクリーナーの魅力の一つでしょう。

スチームクリーナーの各メーカーの特徴

メーカーによってスチームクリーナーの特徴は異なります。以下で、スチームクリーナーを展開しているメーカーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ケルヒャー(KÄRCHER)

ケルヒャーは、1935年にドイツで誕生し、清掃システム販売企業として高い人気を誇っています。そんなケルヒャーが展開するスチームクリーナーは高温の蒸気を安定して噴出。これにより、頑固な汚れをしっかり浮かせて落とすことができます。

さらに、ケルヒャーのスチームクリーナーはアタッチメントが豊富な点も魅力です。たとえば、「イージーフィックス フロアノズル」と専用の「イージーフィックス用マイクロファイバークロス」を使用することでスチームがクロス全体に行き渡るため、同じ場所を何度も掃除する必要がなく効率よく掃除をすることができます。

このほかにも、窓や鏡、ガラスなどの掃除に使うことができる「窓用スクイジー」や、高い場所の掃除に便利な「延長パイプ」などがあります。アタッチメントを取り替えて使用することにより、広範囲をきれいにすることが可能です。            「スチームクリーナー ケルヒャー」で商品を探す      

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマは、幅広い家電製品を展開しているメーカーです。そんなアイリスオーヤマが展開しているスチームクリーナーは、「キャニスタータイプ」「ハンディタイプ」以外にも「2WAYタイプ」や「3WAYタイプ」があります。複数のパーツを組み合わせることによって広範囲の掃除に使用できるため、使い勝手が良いのが特徴です。

シャーク(Shark)

シャークは、キッチン家電や家庭用フロアケアを開発・販売しているメーカーです。そんなシャークには、独自のテクノロジーを搭載している製品がいくつかあります。たとえば、一部のモデルには高温のスチームを集中的に噴射して汚れを落とす「スチームブラスターテクノロジー」や、汚れの種類や掃除面の材質に合わせてスチーム量を調節する「インテリジェントスチームコントロール」などが搭載されています。

ジャパネットが厳選!おすすめのスチームクリーナーをご紹介

以下にて、おすすめのスチームクリーナーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

高温の蒸気で汚れを浮かせ落とすことができるスチームクリーナー。アタッチメントを取り替えるとさまざまな場所で使用でき、気になる箇所を手軽にきれいにすることが可能です。「掃除の負担を軽減したい」「家事をより効率良く行いたい」という方は、スチームクリーナーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。