「有名な高圧洗浄機メーカー」といえば、すぐにケルヒャーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。世界中で使われ圧倒的な知名度を誇るケルヒャーの高圧洗浄機には、やはりそれに足る理由が秘められています。
この記事ではケルヒャーの高圧洗浄機の特徴やその選び方、あると便利なアクセサリーについてご紹介しています。ケルヒャーの高圧洗浄機が気になっている方は、ぜひご参考にしてください。
※この記事に記載している情報は2023年10月時点のものです。
高圧洗浄機業界のなかでも圧倒的な知名度を誇るケルヒャーは、ドイツ生まれの由緒あるメーカーです。家庭用の高圧洗浄機が特に有名ですが、それ以外にもスチームクリーナーや業務用の清掃機器、工場向けの洗浄システムなど、幅広い分野でケルヒャーの製品が活用されています。
世界的にも高い信頼を受けており、ケルヒャーの製品はなんと約190か国もの国々で愛用されています。世界的な文化遺産のクリーニングも請け負っており、「広島平和記念公園のモニュメント」や「ニューヨークの自由の女神」など、各国のシンボルともいえる建造物を高圧洗浄機の力できれいにしています。
世界で愛される製品を生み出し続けるケルヒャー。「これを選べば間違いない!」と思わせる品質の高さこそが、ケルヒャーの高圧洗浄機の魅力といえるのではないでしょうか。
ケルヒャーの高圧洗浄機は、機種によって洗浄力や本体の大きさが変わってきます。どれを選べばいいか迷う方は「どこで、どんなものを掃除したいか」ということを考えてみるのが、自分に合った機種を見つける近道です。
具体的には、以下のようなチェックポイントを確認してみましょう。
このあとは、それぞれの項目について詳しく解説しています。よく目を通して、自分にはどんな製品があっているかを確かめてみましょう。
高圧洗浄機の洗浄力の強さは、その機種が出せる水圧の強さで決まるといってよいでしょう。例えば外壁やブロック塀、コンクリートの地面にこびりついた頑固な汚れを落としたい場合は、洗浄力の強いモデルを選ぶとよりラクにお掃除しやすくなります。
ただし、洗浄力の強いモデルになるほど、本体が大きくなってしまうというデメリットもあります。遠くまで持ち運ぶ場合や場所を変えながらお掃除したい方は、洗浄力が控えめでも小型のモデルを選んでみるのもいいかもしれません。
高圧洗浄機は強い勢いで水を噴出するぶん、どうしても気になってしまうのが動作音です。特に、アパートやマンションなどの集合住宅にお住まいの方や、早朝に使いたい方などは注意が必要です。
ケルヒャーは高圧洗浄機の静音化にも力を入れており、特に動作音が小さいモデルは「サイレントシリーズ」として発売されています。サイレントシリーズは作動音の小さい水冷式モーターを搭載している機種が多く、同等クラスの製品と比べて体感音を約50%※もカットしています。とにかく静かな高圧洗浄機を探している方は、これらのモデルをチェックしてみるのがおすすめです。
※ケルヒャー空冷式高圧洗浄機と比較した際の体感音での静音化目安。
ケルヒャーの高圧洗浄機には、「コード式」と「充電式」の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、使う場所や何をお掃除したいかによって選んでみましょう。
コード式の高圧洗浄機は、本体をコンセントに繋いで電源を取ります。高圧洗浄機の強力な水圧を生み出すには大きな電力が必要になるため、ケルヒャーの製品の多くはコード式です。
充電切れになる心配がなく、長時間の使用でも問題ないことがメリットですが、近くに電源が無ければ使用することができません。また、コンセントの場所によっては付属の電源コードでは長さが足りないこともあります。ケルヒャーからは純正の延長ケーブルが発売されているので、長さが足りない場合はそちらを使ってみるとよいでしょう。
このタイプは、本体に内蔵されたバッテリーで動作するので、周囲に電源がない場所でもお掃除することができることが最大のメリットです。またお掃除中に電源ケーブルを気にする必要がないので、狭い場所や道路沿いでもお掃除しやすくなります。
ただしバッテリーで動作するため、連続で使える時間はおおよそ十数分の機種が多く、やや短めです。ちょっとしたお掃除にはピッタリですが、時間をかけてしっかりと汚れを落としたい方はコード式の機種を選んでみるのがおすすめです。
ケルヒャーの高圧洗浄機の給水方法は、主に「水道接続式」「タンク式」「自吸式」の3つです。それぞれにメリットがあり活躍するシーンも異なるので、ご自身の環境に合ったものを選んでみましょう。
一般的な高圧洗浄機はこのタイプで、本体と水道の蛇口を直接接続して給水します。水の残量を気にする必要が無いため、時間をかけてじっくりと汚れを落とすことができます。
なお、実際に高圧洗浄機を使う時には、接続する蛇口の種類に注意しましょう。実は水道の蛇口にはいくつかの種類があり、形状によっては専用のアダプターが必要になることもあります。あらかじめ、近くの水道を確認しておくとよいでしょう。
このタイプは本体のタンクに水を溜めて使うので、近くに水道がない場所をお掃除するのにピッタリです。他のタイプに比べると水圧は控えめですが、ちょっとしたお掃除やアウトドアの場面でも活躍します。
自吸式とは、水を溜めた浴槽やバケツなどから直接水を吸い上げて給水する高圧洗浄機を指します。近くに水道が無くても使えることがメリットで、別売りのフィルターを使えばお風呂の残り湯やため池などの水も使うことができます。
ケルヒャーからは、自吸用ホースがアクセサリーとして発売されており、適合する機種であればどんなモデルでも溜め水を使ってお掃除することができます。いろいろなシチュエーションで高圧洗浄機を使えるようになるので、ケルヒャーの製品を使ってみたい方は一度チェックしてみることをおすすめします。
1台あれば色々なシーンで活躍できることも、高圧洗浄機の大きな魅力の一つです。ケルヒャーにはさまざまなアクセサリーがラインナップされており、掃除する場所に分けて使い分けることでガンコな外壁の黒ズミから繊細な網戸まで、すっきりきれいにすることができます。
このあとは、シチュエーションごとのお掃除方法について、便利なアクセサリーを交えて解説しています。高圧洗浄機をもっと便利に活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
外壁のお掃除には、特に強力な水流を放つことができる「サイクロンジェットノズル」がおすすめです。水を高速回転させながら強力に噴射するので、ガンコにこびりついた苔や黒ズミもきれいに落としやすくなります。
ただし、場合によっては壁の塗装をはがしてしまったり、傷つけてしまったりすることもあります。実際にお掃除する際は、一度目立たない箇所で試してみて、様子を見ながら使うことをおすすめします。
ベランダや網戸をお掃除するときは、水の勢いを調整できる「バリオスプレーランス」がおすすめです。ノズルの先端を回すだけで水圧を調整でき、繊細な網戸から土埃で汚れたベランダまでこれ一本でいろいろな場所を簡単にお掃除することができます。
もし、水はねが気になる場合は「デッキクリーナー」を使ってみるのもおすすめです。水流とブラシによって細かいスキマに入り込んだ汚れも落としやすくなるうえ、水はねも抑えてくれます。集合住宅のベランダをお掃除したい方には、要チェックのアクセサリーといえるでしょう。
ケルヒャーの高圧洗浄機を使えば、わざわざ洗車場に行かなくともお手軽に洗車をすることができます。水流で簡単に汚れが落とせることはもちろん、洗剤を泡状に噴射できる「フォームノズル」を使うことで、さらに本格的に洗車することができます。また、洗車用の「ウォッシュブラシ」を使うことで、グリルやタイヤなどの細かな部分もきれいに洗いやすくなります。
「ケルヒャー アクセサリー」で商品を探す以下の記事では、高圧洗浄機の使い方について詳しく解説しています。高圧洗浄機が気になっている方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
高圧洗浄機を初めて使う方必見!使える場所や使い方、注意点をまとめてご紹介
1台で外壁やベランダ、網戸、車などさまざまな場所をキレイにできるケルヒャーの高圧洗浄機。世界中で愛される高品質な製品を、ぜひご家庭で体験してみてはいかがでしょうか。
どの機種にするか迷ったときは「洗浄力」や「静音性」をチェックして、自分に合ったものを見つけてみましょう。また今回ご紹介した、ジャパネットおすすめ製品もぜひご参考にしてください。