テレビを壁掛けする方法 メリット・デメリットや賃貸での設置ポイント

記事の導入画像

「お部屋をすっきり、おしゃれに見せたい」人におすすめしたいのが、テレビの壁掛け。基本的には穴あけ工事が必要ですが、最近では壁を大きく傷つけずに設置できる、賃貸住宅向けのアイテムも増えてきているんです。
この記事では、テレビを壁掛けにするメリット・デメリットのほか、賃貸住宅で工事ができない人向けの設置方法を詳しくご紹介しています。また、壁掛け用のテレビ選びのポイントも解説しているので、ぜひご参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

・壁掛けテレビは見た目だけでなく、見やすい高さ、安全性・耐震性などメリットが多い

・穴あけ工事、模様替えが困難、設置費用、周辺機器の設置場所などがデメリットに感じる人もいる

・賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合も、「壁掛けテレビ風」にする方法がある

テレビを壁掛けする4つのメリット

壁掛けのメリットを表した画像

テレビを壁掛けにすると、日々の暮らしが便利になるうれしいポイントがたくさんあるんです。ここでは、壁掛けテレビにする主な4つのメリットについて詳しくご紹介します。

お部屋がすっきりとする

テレビを壁掛けにする一番の魅力は、何といってもお部屋が広々、すっきりすること。いままでテレビ台があったスペースがまるごと増えるので、お部屋を広々使えるほか、掃除機もかけやすくなります。

見やすい高さにテレビを設置できる

テレビ台に置く場合と違い、テレビを壁掛けにすることで、自分の一番見やすい高さに設置できるのも大きなメリットです。疲れにくく快適に視聴するには一般的に、視聴時の目線よりも、テレビの中心が10〜15cmほど下にくる高さに設置するのが良いとされています。

なお、壁掛け用の設置金具の中には、設置後にテレビの角度を微調整したり、上下左右に動かしたりできるタイプもあります。

子ども・ペットにも安心

小さなお子さんや元気なペットがいるご家庭にも、壁掛けテレビはおすすめです。

たとえば一般的なテレビ台だと、走り回ってお子さんがぶつかったり、テレビを触って倒してしまったりすることも。一方、テレビが壁にしっかり固定されていれば、よじ登って怪我をするなどの事故も防ぎやすくなります。

耐震性が高まる

意外に感じる人もいるかもしれませんが、テレビを壁掛けにするとそのまま置くのに比べて、耐震性が上がりやすくなります。テレビ台の場合は本体の自重でそのまま立っているだけですが、壁掛けの場合は金具でしっかりと固定されるからです。そのため、大きな揺れが来てもテレビが落下したり転倒したりするリスクを大幅に抑えることができます。

テレビを壁掛けする4つのデメリット

壁掛けのデメリットを表した画像

メリットの多いテレビの壁掛けですが、設置する前に知っておきたい注意点もあります。ここでは、テレビを壁掛けにする際に感じやすい、よくあるデメリットを4つご紹介します。

穴あけ工事が必要

テレビを壁掛けする最も大きなハードルが、穴あけ工事が必要な点です。基本的には専門業者に依頼し、壁に穴をあけて専用の設置金具を取り付け、そこにテレビを固定することになります。

そのため、本当にその場所で良いのか、将来後悔しないかなど、しっかり検討してから工事を依頼したほうがよいでしょう。また、賃貸住宅にお住まいの場合は、必ず管理会社などに許可を得てから工事を依頼するようにしましょう。許可なく工事を行うと、退去時に壁の補修や原状回復を求められるケースが多いので注意が必要です。

なお、最近では大掛かりな工事をしなくても、テレビを壁掛けにできる方法があります。詳しくはこの記事の後半でご紹介しているので、工事が難しい方はぜひご参考にしてみてください。

工事費用がかかる

テレビの壁掛け工事には、穴あけや設置のほかに、取り付け金具の代金や、配線に伴う作業費などがかかります。設置業者や宅内環境、テレビの大きさによっても異なりますが、一般的には合計で数万円ほどの予算が必要になるでしょう。

なお、自分で工事をすれば費用はかかりませんが、専用の工事道具や金具の選定、穴あけや取り付けのスキルが必要になってきます。もしミスがあると、テレビが落下したり壁がきれいに仕上がらなかったりと後悔につながることもあるので、よほどのことがない限りは専門業者に依頼することをおすすめします。

頻繁な模様替えが難しい

一度テレビを壁に固定すると、「あっちの壁に移動させたい」と思っても、移動先でまた穴あけ工事や金具の装着、ケーブルの配線といった手間や費用がかかってしまいます。

そのため、コンセントやテレビアンテナの位置、家具の配置、窓からの光の反射などをあらかじめ考慮して、壁掛けにベストな場所をしっかり見定めておくようにしましょう。

周辺機器を置く場所がない

テレビを壁掛けにするとテレビ台が不要になり、そのスペースをまるごと使うことができます。そこで見逃しがちなのですが、これまでテレビ台にブルーレイレコーダーやゲーム機、リモコンなどを置いていた場合は、ほかの場所に移動させなければいけません。

特にブルーレイレコーダーやゲーム機は配線の必要があるので、どのみちテレビ本体の近くに置かなければいけません。壁掛けにしたあと、これらの機器をどこに設置するかもよく考えておくようにしましょう。

壁掛けテレビが向いている人・要注意な人

おしゃれで便利な壁掛けテレビですが、生活スタイルや住まいの状況によって、向き・不向きがあります。迷っている方は、以下の表でご自身がどちらのタイプに当てはまるか、チェックしてみてください。

■壁掛けテレビが向いている人・要注意な人

壁掛けテレビが向いている人 壁掛けテレビが要注意な人
お部屋をすっきり見せたい 賃貸契約で穴あけ工事ができない
テレビの設置位置を変える予定がない 頻繁にお部屋の模様替えをしたい
耐震性を高めて事故のリスクを減らしたい レコーダーなどの周辺機器を置きたい

壁掛けテレビ設置の大まかな流れ

壁掛け工事をしている男性の画像

テレビの壁掛けを迷っている方向けに、作業の大まかな流れをご紹介します。どんな作業が必要かを確認して、ご自宅の環境で設置工事ができそうかをチェックしてみましょう。

なお最近では、DIYでテレビを壁掛けできる便利な設置金具なども登場しています。ただ、無理をして壁やクロスを傷付けてしまったり、強度が足りずにテレビが落下してしまったりするリスクもゼロではありません。仕上がりのきれいさや、失敗の可能性も考慮すると、基本的には専門の施工業者に依頼するのがおすすめです。

  • ■壁掛けテレビの設置手順
  • 1. 壁の素材を確認する
  • 2. 設置金具を選ぶ
  • 3. 壁に設置金具を固定する
  • 4. テレビを設置金具に掛ける
  • 5. 配線を美しくまとめる

1. 壁の素材を確認する

まずは、テレビを取り付ける壁の素材を確認します。現在の住宅で多く使用されているのは「石膏ボード」ですが、ほかにも「木材」や「コンクリート」などのケースがあります。

壁の素材によって、設置金具の種類や固定に使用する工具、工事の方法などが変わってくるため、事前のチェックはとても大切です。

2. 設置金具を選ぶ

壁の素材がわかったら、次は設置金具選びです。テレビのサイズや重さをはじめ、背面のネジ穴の位置や形状に合うものを選択します。一般的に、テレビの取り付け金具には「VESAマウント」という統一規格がありますが、お使いのテレビのオプション品として取り付け金具が用意されていれば、そちらを選ぶのが安心です。

また、金具の種類によっては上下左右に角度をつけたり、高さを調整できたりするものもあるので、設置後に見え方を調節したい場合はこれらの金具を選ぶようにしましょう。

3. 壁に設置金具を固定する

次に、用意した設置金具を壁に取り付けますが、壁の素材によって手順は異なります。

壁が木壁の場合は、基本的にどこにでも設置可能です。ドリルと木ネジを使用して、壁に固定します。

壁が石膏ボードの場合、「壁裏センサー」という道具を使って、壁の裏にある柱(下地材)を探し、ドリルで穴を開けます。なお、柱付近には電線が通っていることが多いので、傷つけないよう慎重に穴をあける必要があります。

そして壁がコンクリートの場合ですが、こちらは木や石膏ボードに比べて難易度はかなり高くなります。硬いコンクリートを貫ける専用のドリルと固定用のネジが必要で、舞い上がる粉塵も対策しなければなりません。過去に経験があるならともかく、DIYで挑戦してみるというのはかなりハードルが高くなります。ちなみに、業者に依頼する場合も、木や石膏ボードに比べ、コンクリート壁は設置料金が高めに設定されていることも多いです。

4. テレビを設置金具に掛ける

壁の設置金具をしっかり固定したら、テレビの背面にもマウント用の金具を取り付けて、壁側の金具に引っ掛けてロックします。落下や事故防止のため、設置金具の説明書をしっかり読んで、確実に固定しましょう。

また、重いテレビを一人で持ち上げるのは大変危険ですので、必ず二人以上で作業してください。

5. 配線を美しくまとめる

テレビを壁に掛け終えたら、仕上げに配線を整理します。電源コードやアンテナケーブルなどをきれいにまとめて、テレビの後ろや壁の中に隠したり、配線カバー(モール)を使って壁に這わせたりして、見た目をすっきりと整えれば完成です。

テレビスタンドなら賃貸住宅でも壁掛け風に!

「うちは賃貸だから」「壁に穴をあけるのはちょっと……」と、テレビの壁掛けを泣く泣くあきらめている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、壁にぴたっと寄せて設置できる「壁寄せテレビスタンド」。

専用のスタンドに固定すれば、工事不要で壁掛け風にテレビをすっきり設置できます。スタンドによっては、高さや角度を調節できたり、録画用のHDDを収納できたりするものもあるので要チェックです。

なお、テレビスタンドを使うには、まずスタンド自体を組み立て、そのあとにテレビを金具で固定する必要があります。一人で取り付けようとすると、組み立てやテレビの重さに苦戦することも少なくありません。ジャパネットではスタンドセットのテレビの取り付け・設置まで行っているので、ぜひご検討ください。

「テレビ スタンドセット」で商品を探す

壁掛けに適したテレビ選び

お店で売られているほとんどのテレビは、金具を使うことで壁掛けにすることができます。その中でも、特に壁掛けに適したテレビを選ぶときのチェックポイントをまとめてみました。テレビを買い替える際には、以下の点も確認してみてください。

■壁掛けに適したテレビ選びのポイント

画面サイズ 50V型なら6畳〜、65V型なら8畳〜のお部屋におすすめ。
解像度 映像の美麗さを楽しむなら、4Kの高解像度モデルがおすすめ。テレビとの距離が近くても映像の粗さが気になりにくい。
マウント規格 「VESA規格(国際標準規格)」のモデルを選ぶと、取り付け金具の種類が豊富で選びやすい。
その他のポイント 端子の差し込み口が横や下向きだと壁にぴったり付けやすい。

テレビの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

  • テレビのサイズ・大きさ選び完全ガイド!部屋に最適なインチ数の目安

    • テレビのサイズは、部屋の広さやレイアウト、視聴距離を考慮して選ぶことが大切です。この記事では、画面サイズについての解説や適切なサイズの選び方、おすすめ製品をご紹介しています。
    • 詳しく見る
  • テレビメーカー別のおすすめポイントを解説!機能やイチ押し商品も

    • 皆様の大型テレビに求めるこだわりに合わせてジャパネットがおすすめメーカーをご提案!メーカーごとの機能や特長を知り かしこく大型テレビを選びましょう!
    • 詳しく見る

ジャパネット厳選のおすすめテレビをご紹介!

まとめ:壁掛けテレビでお部屋をスタイリッシュに演出

壁掛けテレビは、省スペースでお部屋を広く見せられるだけでなく、暮らしにうれしいメリットがたくさんあります。DIYで設置することもできますが、重いテレビを安全に、そして水平に美しく取り付けるなら、プロの施工業者に依頼するのが安心です。

最近のテレビは、高解像度で画質が美しく、画面の縁(ベゼル)が細いモデルが増えています。こうしたテレビを壁に掛ければ、まるで「景色の変わる窓」があるかのように、お部屋をスタイリッシュに演出できます。

壁掛けテレビの設置をお考えの方は、この機会に新しいテレビへの切り替えも検討してみてはいかがでしょうか?

テレビの一覧を見る

よくある質問

壁掛けテレビのメリット・デメリットは?

壁掛けテレビの主なメリット・デメリットとしては、以下が挙げられます。

主なメリット

  • ・テレビ台が不要でお部屋がすっきり
  • ・見やすい高さに設置できる
  • ・子ども・ペットにも安心
  • ・耐震性が高まる

主なデメリット

  • ・穴あけ工事が必要
  • ・頻繁な模様替えが難しい
  • ・設置に関する費用が必要
  • ・周辺機器を置く場所がない
壁掛けテレビが向いている人・向いていない人は?

壁掛けテレビは、お部屋を広くスタイリッシュに見せたい方や、耐震性を重視する方に向いています。 一方で、頻繁に家具の配置換えを楽しみたい方や、レコーダーなどの周辺機器をテレビ周りにたくさん置きたい方は、テレビ台を使う方が便利かもしれません。

賃貸で壁掛けテレビを設置するには?

壁掛けテレビの設置には、壁への穴あけ工事が必要です。そこで、まずは管理会社や大家さんに工事が可能か確認しましょう。 もしも壁に穴を開けられない場合は、壁寄せテレビスタンドを活用すれば、壁掛けのようにすっきり設置できます。