65インチテレビのサイズは？適した視聴距離や部屋の広さを解説
せっかくテレビを買うなら、なるべく大画面で楽しみたい……。そんな方におすすめな65インチテレビですが、「実際のサイズってどれくらい大きい？」「いまのお部屋におけるか不安」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、65インチテレビの具体的なサイズや最適な視聴距離、お部屋の広さの目安について詳しく解説しています。また、搬入経路や古いテレビの処分方法など、購入前の注意点についても紹介しているので、65インチテレビへの買い替えを考えている方は、ぜひご参考にしてみてください。
テレビのインチとは「画面の対角線の長さ」のこと
そもそもインチとは、主にアメリカで使われる長さの単位で、１インチ＝2.54cmです。そしてテレビにおけるインチは画面の対角線の長さを指していて、65インチテレビの場合は、約165cmとなります。
一般的なテレビの縦横比（アスペクト比）は16：9なので、これを縦横の寸法に直すと、65インチテレビの縦の長さ（高さ）は約81cm、横の長さ（幅）は144cmとなります。機種によって誤差が生じることもありますが、65インチテレビのサイズはおおよそこの寸法になることがほとんどでしょう。なお、「65型」と表記されることもありますが、これはインチと同じ意味で、サイズも同一になります。
一方、テレビサイズの表記には「V型」という単位が使われることもあり、この場合はインチとは微妙に意味が異なります。何が違うのかというと、「65インチ」テレビは“フレームも含めた画面部分全体”の長さを表すのに対し、「65V型」テレビは、“フレームを除いた画面のみ”のサイズを指します。
つまり、65インチの表記はフレームも含めたサイズになっているため、本体の寸法を正確に知ることができます。一方で65V型という表記は、画面自体のサイズを正確に知ることができますが、ここにフレームの幅がプラスされるので、実際のサイズは数値よりも若干大きくなるのです。
このように、65インチと65V型の表記はどちらも画面のサイズを表していますが、厳密な定義やサイズは異なります。なお、メーカーや店舗によっては二つの表記が混同されて使われていることもあるので、細かい寸法を知りたい方は、その機種の本体サイズも参考にしてみるとよいでしょう。
65インチテレビの最適な視聴距離は？
65インチテレビは、大型テレビのなかでもサイズはかなり大きめ。大画面で大迫力の映像を楽しめることがメリットですが、あまりに近すぎると画面が視界に収まらず、映像全体が楽しめなかったり首や目が疲れてしまったりすることもあるので注意が必要です。
視聴距離の目安としては、「画面の高さの約1.5倍」の距離を確保するようにしましょう。65インチテレビの画面の高さは約81cmなので、具体的な視聴距離としては約1.2ｍが目安です。
■65インチテレビの画面の高さと視聴距離の目安
| 画面の高さ | 4Kの最適視聴距離 |
|---|---|
| 約81cm | 約122cm（約1.2m） |
また、一緒に気をつけたいのが、テレビを設置する高さ。画面と視線の高さが合わないと、見えづらかったり首に負担がかかったりして、長く視聴していると疲れてしまうこともあります。理想としては、テレビ画面をほんの少し見下ろすくらいの高さに設置すること。テレビ台や椅子の高さを調節して、65インチテレビの大迫力の映像を快適に楽しめる環境を整えてみましょう。
65インチテレビの解像度って？
テレビを選ぶときに気になる画質ですが、65インチは4Kが主流です（25年8月現在）。一昔前はフルHD画質の機種も販売されていましたが、現在では50インチ以上の大型テレビのラインナップから、フルHDのほぼすべての機種が姿を消してしまいました。また一時期は８K画質の65インチテレビも発売されていたこともありましたが、ここ数年新しいモデルは発売されていません。そのため、65インチを選ぶ際は実質的に4K画質の機種一択の状況といってよいでしょう。
65インチテレビってどれくらいの広さのお部屋に置ける？
65インチテレビに必要な視聴距離は、約1.2m。お部屋の間取りやレイアウトにもよりますが、目安としては8畳くらいのお部屋から設置できることが多いでしょう。
ただし、65インチテレビは高さが約81cm、横幅が約144cmと本体サイズはかなり大きめ。実際に購入してから後悔しないためにも、あらかじめテレビの寸法とお部屋の設置スペースをしっかりと計測し、置きたい場所に置けそうかをよく確認しておくようにしましょう。
なお、最大限にテレビを楽しみたい方は、画面に日光が差し込まないかどうかも確認しておくとよいでしょう。画面に日光が当たると、光が反射して映像が見にくくなったり、暗い場面で自分の姿が映りこみやすくなったりします。テレビの置き場所を工夫する、カーテンを活用するなどして、大迫力の映像をあますことなく味わいましょう。
65インチテレビを買うときはここに注意
65インチテレビはテレビのなかでもサイズはかなり大きめ。さらに重量もあるため、自分で運搬する場合は、あらかじめ搬入経路などをしっかりと確認しておくようにしましょう。また、古いテレビの処分方法についても解説しているので、お悩みの方は是非ご参考にしてみてください。
搬入経路を確認しておく
店頭で見るテレビもなかなかの大きさですが、実際にお部屋まで持ち運ぼうとすると、予想以上のサイズに面食らうことも少なくありません。スムーズにお部屋まで持っていけるように、あらかじめ搬入経路を確認しておきましょう。
特に、階段の踊り場や廊下の曲がり角、エレベーターなどは幅が狭くなりがちなので、問題なく通れるかをチェックしておきましょう。また、テレビ本体を傾けて運ばなければならないこともあるので、取り落とさないようになるべく複数人で運ぶことをおすすめします。
古いテレビの処分方法を確認しておく
テレビは粗大ごみなどで捨てることはできず、家電リサイクル法に基づき、適切な処分業者に引き渡す必要があります。いままで使っていたテレビを捨てる予定なら、どうやって処分するかも決めておくとよいでしょう。具体的には、以下のような方法があります。
お店に引き取りを依頼する
手間が少ないのは、家電量販店などのお店に引き取ってもらう方法です。新しいテレビを注文する際に、古いテレビの処分を依頼すれば、店頭への持ち込みや配送業者による回収などの形でテレビを引き取ってもらえます。
なお、処分の際には「リサイクル料金」や「収集運搬料金」などの費用が必要になります。テレビのメーカーや本体サイズ、店舗によって料金が異なるので、あらかじめどれくらいの費用がかかるのかを確認しておくとよいでしょう。
自治体の回収サービスを利用する
地域によっては、各自治体が提携している回収業者のサービスを利用することでテレビを処分できます。お住いの自治体のホームページを確認し、回収サービスを行っていれば、電話やWEBで申し込みましょう。なお、この方法で処分する場合も、「リサイクル料金」や「収集運搬料金」が発生するので、頭に入れておきましょう。
ジャパネットの下取りサービスを活用する
ジャパネットの下取りサービスは、新しいテレビが特別価格で購入でき、商品配達時に古いテレビをそのまま引き取ってもらえるサービスです。WEBからのご注文であれば、「下取りあり」を選択いただくだけで申し込みは完了。新しいテレビの配達時に、作業員が古いテレビをそのままお引き取りするので、すべておまかせでかんたんに買い替えを済ませることができます。
「新しいテレビをお得に手に入れたい」「古いテレビをかんたんに処分したい」という方は、ぜひジャパネットの下取りサービスをご活用ください。
なお、テレビの処分については、以下の記事でも詳しく解説しています。お困りの方は、ぜひこちらもご参考にしてみてください。
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まとめ：65インチテレビのサイズを知って、快適な視聴環境をつくろう
65インチテレビのサイズは機種にもよりますが、目安としては高さが約81cm、横幅が約144cmです。大迫力の映像を快適に視聴するには、適切な視聴距離を確保するようにしましょう。目安としては約1.2m、広さとしては8畳くらいのお部屋から設置できることが多いでしょう。
実際に65インチテレビを購入する際は、あらかじめ搬入経路や古いテレビの処分方法を知っておくことも大切です。もし65インチテレビの処分に迷ったら、手間なくおトクに買い替えられるジャパネットの下取りサービスもぜひご検討ください。