大型テレビの中でも人気の高い50インチモデルですが、実際のサイズがどれくらいなのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。50インチテレビの寸法は、横が約110.7cm、縦が約62.3cmです。ですが、機種によっては「50型」や「50V型」などの表記がされることも多く、細かい寸法が変わってくるので、それぞれの違いを知っておきましょう。
この記事では、50インチテレビの具体的なサイズをはじめ、最適な視聴距離やお部屋の広さについて詳しく解説します。購入する際の注意点についても紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
そもそもインチとは、主にアメリカで使われている長さの単位で、1インチ=2.54cmです。そして、テレビのサイズでインチが使われるときは、「画面の対角線の長さ」が50インチ(約127cm)であることを意味しています。これを縦横の寸法に直すと、縦の長さが約62.3cm、横が約110.7cm、縦横比率は16:9になります。機種によっては誤差が生じることもありますが、50インチテレビという表記なら、おおよそこのサイズになることがほとんどでしょう。なお、「50型」という表記もありますが、これはインチと同じ意味で、サイズも同一です。
一方で、テレビのサイズ表記には「V型」という表記が使われることもあり、インチとは長さの定義やサイズ感が異なるので注意が必要です。何が違うのかというと、「50インチ」テレビは“フレームも含めた画面部分全体”の長さを表すのに対し、「50V型」テレビは、“フレームを除いた画面のみ”のサイズを指します。
つまり、50インチの表記はフレームも含めたサイズになっているため、本体の寸法を正確に知ることができます。一方で50V型という表記は、画面自体のサイズを正確に知ることができますが、本体の寸法はフレームの幅がプラスされるので、インチ表記の製品よりも実際のサイズは大きくなるのです。
このように、50インチと50V型の表記はどちらも画面のサイズを表していますが、厳密な定義やサイズは異なります。なお、メーカーや店舗によっては二つの表記が混同されて使われていることもあるので、細かい寸法を知りたい方は、その機種の本体サイズも参考にしてみるとよいでしょう。
テレビを快適に視聴するには、画面から近すぎず遠すぎずの距離を取ることが大切です。距離が近すぎると画面全体が視野に収まらず、目線の動きが多くなって目が疲れてしまうことが多いでしょう。反対に距離が遠すぎると、映像の細かいディテールが見えにくくなり、せっかくの大画面の迫力も感じにくくなってしまいます。
50インチテレビの最適な視聴距離は解像度によって異なり、フルHD(1920×1080)解像度で画面の高さの3倍、4K(3840×2160)解像度では画面の高さの1.5倍が目安です。これを表にすると、以下のようになります。
■50インチテレビの画面の高さと視聴距離の目安
画面の高さ | フルHDの視聴距離 | 4Kの視聴距離 |
---|---|---|
約62.3cm | 約186.9cm(約1.9m) | 約93.5cm(約0.9m) |
また、テレビ画面と目線の高さのバランスも重要です。快適に視聴するためには画面の高さは目線よりやや下、軽く見下ろす角度に調節するのが理想的といえます。テレビ台や椅子の高さも考慮しながら、自分に合った環境を整えてみてください。
50インチはテレビの中では大型で、横幅は1mを超えるため、設置にはある程度のスペースが必要になります。また視聴距離も重要で、4K画質では約0.9m、フルHD画質では約1.9mほどの距離を確保しなければなりません。目安としては、4Kの機種であれば6畳以上のお部屋、フルHDなら10畳以上のリビングなどに設置するのにちょうどいい大きさといえるでしょう。
特に4Kテレビは視聴距離が短くて済むため、座る位置を調整することで6畳間からリビングまで、さまざまな広さのお部屋に設置することができます。もし、お部屋のレイアウトの都合でテレビの設置が難しいときは、壁掛けで設置したり壁寄せスタンドなどを活用したりすれば、よりスペースを有効活用しやすくなるでしょう。
50インチテレビは本体サイズが大きく、重量もあるため、あらかじめ設置場所や搬入経路を確認しておくことが大切です。また、古いテレビの処分を考えている方は、どの方法で処分するのかも決めておくようにしましょう。ここでは、50インチテレビを購入する際の注意点について詳しく解説します。
店頭で見る50インチテレビもなかなかの大きさですが、実際にお部屋まで持ち運ぼうとすると、予想以上のサイズに面食らうことも少なくありません。自分でテレビを運ぶ際は、スムーズにお部屋まで持っていけるように、あらかじめ搬入経路を確認しておきましょう。
特に、階段の踊り場や廊下の曲がり角、エレベーターなどは幅が狭くなりがちなので、問題なく通れるかをチェックしておきましょう。また、テレビ本体を傾けて運ばなければならないこともあるので、取り落とさないようになるべく複数人で運ぶことをおすすめします。
テレビは粗大ごみなどで捨てることはできず、家電リサイクル法に基づき、適切な処分業者に引き渡す必要があります。いままで使っていたテレビを捨てる予定なら、どうやって処分するかも決めておくとよいでしょう。具体的には、以下のような方法があります。
手間が少ないのは、家電量販店などのお店に引き取ってもらう方法です。新しいテレビを注文する際に、古いテレビの処分を依頼すれば、店頭への持ち込みや配送業者による回収などの形でテレビを引き取ってもらえます。
なお、処分の際には「リサイクル料金」や「収集運搬料金」などの費用が必要になります。テレビのメーカーや本体サイズ、店舗によって料金が異なるので、あらかじめどれくらいの費用がかかるのかを確認しておくとよいでしょう。
地域によっては、各自治体が提携している回収業者のサービスを利用することでテレビを処分できます。お住いの自治体のホームページを確認し、回収サービスを行っていれば、電話やWEBで申し込みましょう。なお、この方法で処分する場合も、「リサイクル料金」や「収集運搬料金」が発生するので、頭に入れておきましょう。
ジャパネットの下取りサービスは、新しいテレビが特別価格で購入でき、商品配達時に古いテレビをそのまま引き取ってもらえるサービスです。WEBからのご注文であれば、「下取りあり」を選択いただくだけで申し込みは完了。新しいテレビの配達時に、作業員が古いテレビをそのままお引き取りするので、すべておまかせでかんたんに買い替えを済ませることができます。
「新しいテレビをお得に手に入れたい」「古いテレビをかんたんに処分したい」という方は、ぜひジャパネットの下取りサービスをご活用ください。
「テレビ 下取り」で商品を探すなお、テレビの処分については、以下の記事でも詳しく解説しています。お困りの方は、ぜひこちらもご参考にしてみてください。
テレビは正しく処分する必要あり!その方法を詳しく解説
テレビのインチは「画面の対角線の長さ」を表し、50インチは約127cmです。縦横の長さに直すと、縦が約62.3cm、横が約110.7cmになります。50インチは大型テレビの中でも人気のサイズで、6畳間からリビングルームまで、さまざまな広さのお部屋に置くことができます。
快適に視聴するためには、テレビまでの距離も大切で、フルHD画質なら約1.9m、4Kなら約0.9mを目安に視聴距離を確保してみましょう。
50インチテレビはサイズが大きめなので、購入する前に設置場所まで問題なく運べるかどうかも確認しておきましょう。また、古いテレビを処分したい場合は、あらかじめ処分方法を決めておくことも大切です。テレビの買い替えを考えている方は、人気モデルも特別価格で購入でき、古いテレビをかんたんに処分できる、ジャパネットの下取りサービスをぜひご活用ください。
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