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冷蔵庫の掃除方法をご紹介!さらに日頃から清潔さを保つためのちょっとしたコツも解説!

私たちが日頃食べている食品や飲料を保管しておく冷蔵庫は、常に清潔な状態を保ちたいものですよね。 しかし、食品がいろいろと入っているために掃除を後回しにしてしまい、「気づいたら汚れていた!」という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか? この記事でご紹介する一般的な掃除方法と日頃から心がけたいポイントを実践して、冷蔵庫を清潔な状態に保ちましょう。

まずは押さえておこう!冷蔵庫の掃除が必要な理由

冷蔵庫内には、肉や魚のドリップ、野菜についた土や葉、こぼれた調味料の汚れなど、意外とたくさんの汚れがあります。

こうした汚れを放置すると、悪臭の原因になるだけでなく、カビや雑菌が繁殖して食品に影響を及ぼす場合もあります。冷蔵庫内を清潔に保ち食品の安全性を確保するためには、定期的に掃除を行うことが大切です。

冷蔵庫を掃除する前にやっておきたい3つのこと

冷蔵庫の掃除が必要な理由は理解していても、本格的に掃除をするとなると意外と面倒なものですよね。掃除をするにしても、庫内の食品はそのままにした状態で拭き掃除をしている、という方も多いのではないでしょうか。しかし、冷蔵庫を衛生的に保つためには、庫内をすみずみまでしっかりと掃除をすることが大切です。以下で、冷蔵庫を掃除する前にやっておきたい3つの事前準備をご紹介します。ちょっと面倒かもしれませんが、冷蔵庫を清潔にするために理解しておきましょう。

1.冷蔵庫の電源を切っておく

掃除を始める前には、冷蔵庫のプラグを抜いて電源を切っておきましょう。冷蔵庫内が冷えた状態のままだと、汚れは固まったままですが、冷蔵庫内が常温になっていれば、比較的落としやすくなるため、掃除をする前は冷蔵庫の電源を切っておくようにしましょう。

また、掃除中は冷蔵庫のドアが開けっぱなしになるため、電源を入れたままにしておくと庫内を冷やそうとして、冷蔵庫に余計な負担をかけてしまいます。そうなると、消費電力が増えて電気代もかかってしまうため、節電のためにも電源はあらかじめ切っておきましょう。

2.冷蔵庫内の食品を取り出しておく

庫内の食品や飲料を取り出さずに掃除をしてしまうと、食品の下に隠れている汚れや食品自体から漏れている液体に気がつかずにそのまま放置してしまうことも。そのため、冷蔵庫を掃除する際は、庫内の食品をあらかじめ取り出しておきましょう。また、消費期限が切れていたり、傷んだ食材などがあれば事前に処分しておきましょう。そうすることで掃除の際に取り出す食品が減り、スムーズに掃除を始めることができます。

3.冷蔵庫の代わりを用意しておく

冷蔵庫から取り出した食品は、常温で置いておく時間が長くなるほど、傷んでしまう可能性が高くなります。そのため、冷蔵庫の代わりとなるクーラーボックスや保冷バッグを用意しましょう。

食品と一緒に保冷剤や氷などを入れておけば、食品が傷みにくくなります。とくに肉類や乳製品、冷凍食品は傷みやすいため、できるだけ温度が上がらないように注意してください。

冷蔵庫の一般的なお手入れ方法

冷蔵庫はメーカーや機種によって掃除方法が異なります。必ずお使いの機種の取扱説明書をご確認下さい。

冷蔵庫内のお手入れ方法

まず、棚や引き出しなど取り外せるものはすべて取り外し水洗いしましょう。水洗いだけで汚れが落ちにくい場合は、台所用洗剤をぬるま湯で薄めて水洗いしましょう。

次に、棚や引き出しなどを取り外した庫内を、水に濡らして固く絞った布で拭き取りましょう。落ちにくい汚れがある場合は、台所用の中性洗剤をぬるま湯で薄めて、水拭きをしましょう。中性洗剤の使用後は、洗剤や水滴が残らないように乾いた布で念入りに拭き取りましょう。

ただし台所用洗剤にはアルカリ性など中性ではないものがあり、その場合は冷蔵庫部品の割れや変形を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。

製氷機のお手入れ方法

製氷機をお手入れするときは、主に給水タンク、浄水フィルター、製氷皿の3つをお手入れしていきます。

給水タンクをお手入れする際は、給水タンクから浄水フィルターを取り外し、水で洗い流します。汚れが水だけで落ちない場合は、柔らかいスポンジと洗剤を使って軽く擦り洗いましょう。ただし、浄水フィルターは洗剤とスポンジは使用せずに水洗いでお手入れします。破れていたり汚れていたりする場合は取り替えるようにしてください。しっかりと乾燥させたら、パーツを組み合わせて完了です。

製氷用の水にミネラルウォーターなどを使っている場合は、水道水のように殺菌作用のある塩素が含まれていないので、菌の増殖を防ぐためにも3日に1回はお手入れするとよいでしょう。

製氷皿は給水タンクや浄水フィルターと同様基本的に水洗いのみでお手入れしましょう。冷蔵庫によって製氷皿が取り外せない場合もあります。取り外しが可能な場合は水洗いでお手入れしましょう。しっかり乾燥させ、セットすれば完了です。汚れが気になる場合は柔らかめのスポンジで軽く擦り洗いましょう。強くこすってしまうと、製氷皿に傷がついてしまうこともあり、傷にまで水が入り込んで固まり、氷がくっついて取りづらくなりますので注意しましょう。ただし、冷蔵庫の機種によって製氷機のお手入れ方法は異なりますので、必ずお使いの取扱説明書を確認してください。

なお、製氷機については以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひご参考にしてください。

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冷蔵庫の外側のお手入れ方法

このほか、冷蔵庫の外側の掃除も怠らないようにしましょう。上部や背面、冷蔵庫と床の隙間はホコリが溜まりやすい場所となっています。掃除機でホコリを取り除いてから、残ったホコリを雑巾で拭き取ります。ただし、冷蔵庫の背面や床の隙間を掃除する際は、冷蔵庫本体を動かす必要があります。冷蔵庫によってストッパー付きなど動かし方は異なるため、お使いの機種の取扱説明書を確認しましょう。冷蔵庫は重量があり動かすことは危険を伴うため、どうしても掃除をしたいという場合は、必ず2人以上で行い周囲の安全に注意しましょう。

また、電源プラグはホコリが付着していると火災の原因につながる恐れがあるため、電源プラグのホコリも取り除きましょう。

さらに排気口もホコリが溜まりやすくなっています。溜まると熱をうまく放出できず、冷蔵庫本体の温度が上昇します。その結果、庫内を冷やすために消費電力量が高くなる可能性があります。消費電力量を抑えるためにも、排気口も一緒に掃除しましょう。

このほか、冷蔵庫のドア部分は、調理中の手で触ることがあるため意外と汚れています。ドアパッキン部分も汚れが溜まりやすいため、忘れずにお手入れしましょう。

冷蔵庫の掃除の手間を省く!日頃から心がけたいちょっとしたポイント

冷蔵庫の掃除は時間と手間がかかります。日頃からきれいに使うことを意識するのが大切です。少しでも掃除の手間を省くためにも、以下のことを心がけましょう。

1.汚れに気づいたらすぐに拭き取る

汚れは気がついたら、冷気で固まらないうちにすぐに拭き取るようにしましょう。すぐに拭き取ることで汚れは取れやすくなり、常に冷蔵庫をきれいな状態にキープできるでしょう。

2.トレーを活用する

掃除の手間を省くなら、トレーを活用するのもおすすめです。食品をトレーに入れておけば、食品の出し入れが手軽になるだけでなく、掃除をする際もトレーごとまとめて取り出すことができます。万が一食品の液体がこぼれてしまっても、トレーのみを洗うだけなので時間も手間も最小限で済むでしょう。

このほか、ドアポケットの調味料スペースには仕切りを使うのもポイントです。調味料を立てて収納する場合、ドアを開け閉めする動きによって調味料が倒れて、こぼれてしまうこともあります。しかし、仕切りを活用すれば、こぼれを防ぐことができるでしょう。

3.肉や魚は保存容器に入れる

冷蔵庫が汚れる原因のひとつが、肉や魚から出るドリップです。染み出さないように気をつけていても、密閉不足によって液漏れしていることも珍しくはありません。ドリップが染み出て庫内にこぼれてしまうと、悪臭の原因になるだけでなく、ほかの食品に付着すると衛生面で心配になってしまいます。

肉や魚の臭いや汚れは落ちにくいので、密閉タイプの保存容器に入れましょう。とくに冷凍室から冷蔵室へ移して解凍する場合はドリップが溢れやすいため、対策をしっかり取るようにしましょう。

4.野菜は洗ってから入れる

土がついている野菜をそのまま冷蔵庫へしまうと、庫内で土が落ちて掃除の手間が増えてしまいます。また、土に菌が含まれている場合もあり、それらが増殖してしまう可能性もあります。冷蔵庫内を清潔できれいに保つためにも、土は洗い落としてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

ただし、中には土がついたまま冷蔵庫で保管したほうがよい野菜もあるので、その場合は新聞紙に包むか袋に入れておくなどして、冷蔵庫内が汚れるのを防ぎましょう。

5.食品を入れすぎない

掃除の手間を省くなら、食品を入れすぎないことも大切です。繰り返しになりますが、食品を入れすぎると冷蔵庫を掃除する際に取り出すのに手間がかかります。また、奥にしまいこんだ食品の存在を忘れて腐らせてしまうなんてことも……。

腐敗した食品から液体が漏れ出すと、庫内が汚れてしまうため、冷蔵庫の中のものをしっかりと把握し、日頃から食品を入れすぎないようにしましょう。

まとめ

冷蔵庫の掃除は時間と手間がかかるため、なかなか頻繁にできるものではありません。だからこそ、普段からきれいに使うことを意識することが大切です。汚れに気づいたときはすぐに拭き取り、肉や魚のドリップ、野菜についた土などを長時間放置しないようにしましょう。冷蔵庫の汚れは放置すればするほど落ちにくくなります。

冷蔵庫を掃除する際は、今回ご紹介した「冷蔵庫の電源を切っておく」「冷蔵庫の内の食品を取り出し整理する」ということを事前にやっておきましょう。そうすることで、電気代の節約と食品ロスの削減になるだけでなく、時間と手間のかかる冷蔵庫の掃除をスムーズに行うことができます。

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よくある質問

冷蔵庫の掃除はなぜ必要?
冷蔵庫の中はお肉や魚からのドリップ、野菜についた土、こぼれた料理などで汚れやすく、放置しているとカビや雑菌が繁殖してしまうこともあります。
冷蔵庫のお掃除方法は?
冷蔵庫を掃除するときは、まず棚や引き出しを取外し水洗いしましょう。その後空になった庫内を水拭きすることで、キレイにお掃除することができます。