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あなたに合った羽毛布団はどれ?羽毛布団の選び方を徹底解説!

ふわふわの羽毛で体を暖かく包み込んでくれる羽毛布団は、冬の厳しい寒さから身を守ってくれる頼れる味方です。ですが羽毛布団は一見してどんな種類があるのかが分かりにくく、何を基準に選んで良いのか迷ってしまいますよね。
この記事では、羽毛布団を選ぶ際にチェックしたいポイントを詳しく解説しています。羽毛の種類や気になる豆知識、おすすめ製品もご紹介しているので、ぜひ羽毛布団選びの参考にしてください。

ココをチェックして自分に合った羽毛布団を選ぼう!

羽毛布団と一言でいってもさまざまな種類があるため、「どれを選べばよいのかわからない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。羽毛布団を選ぶときは、以下のようなチェックポイントに目を向けてみましょう。

  • ・羽毛の種類
  • ・キルトの種類
  • ・側生地の種類
  • ・羽毛の品質

このあとの項目では、それぞれのチェックポイントについて詳しく解説しています。しっかり確認して、自分に合った羽毛布団を選んでみましょう。

羽毛の種類

羽毛布団に使われる羽毛の種類は、主に「ダック」「グース」「マザーグース」の3つです。種類によって保温力や価格などが変わってくるので、自分にとってどんな羽毛が合っているのかをあらかじめよく確認しておくことが大切です。

ダック

ダックとは、アヒルから採れる羽毛です。羽毛布団の中では価格が安めの製品が多く、コストパフォーマンスに優れていることが特徴です。ただしほかの羽毛と比べると保温力はひかえめで、製品によってはダック特有の臭いが気になることもあるので注意が必要です。

試しに羽毛布団を使ってみたいという方や、価格を重視する方はダックの羽毛布団をチェックしてみるのがおすすめです。

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グース

グースとはガチョウから採れた羽毛を指し、ダックよりもボリュームがあり保温性も高いことが特徴です。またガチョウは草食性のため、羽毛特有の臭いが気になりにくいこともメリットの一つといえます。

ダックよりも高品質とされるグースですが、その分価格の高い製品が多い傾向があります。より本格的な羽毛布団を探している方は、グースの羽毛が使われた製品をチェックしてみましょう。

マザーグース

マザーグースとは長年飼育されたガチョウを指し、その羽毛はグースの中でも高品質とされ、保温力もとりわけ高くなっています。また一つ一つの羽毛にボリュームがあることも特徴で、同じ羽毛の量でも軽量でふわふわの羽毛布団に仕上げることができます。寒さの厳しい冬場でも暖かく快適な寝心地をもたらしてくれるでしょう。

マザーグースの羽毛は貴重で、高級羽毛布団に使われることがほとんどです。羽毛布団にはとにかくこだわりたい、という方はマザーグースの製品をチェックしてみましょう。

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キルトの種類

キルトとは、羽毛布団の生地の縫い方です。一見するとどれも同じように見えますが、実は羽毛布団の縫い方には様々な種類があり、保温性やフィット感が変わってきます。使い勝手に大きくかかわってくる要素なので、以下の解説をよく確認して羽毛布団を選んでみましょう。

タタキキルト

タタキキルトとは、羽毛布団の表地と裏地を直接縫い付けたものを指します。タタキキルトの羽毛布団は安価な製品が多いですが、縫い目の部分に羽毛が無いので保温性はそこまで高くありません。そのため、春先など季節の変わり目の肌寒い時期に使うことをおすすめします。

立体キルト

立体キルトは、表地と裏地の間に「マチ」と呼ばれる縦方向の仕切りを入れる縫い方です。マチによって生地の内側に空間を確保することができるため、ふんわりとした羽毛布団に仕上げることができます。タタキキルトよりも保温性に優れているので、冬の寒さからもしっかりと身を守ってくれるでしょう。

二層キルト

二層キルトは、表地と裏地の間に横方向のマチを入れ、上下バラバラに縫い合わせる方法です。羽毛の偏りが少なくなるため、熱が逃げにくい構造になっていることが特徴です。
立体キルトよりもさらに保温性に優れているので、厳しい寒さでも体の熱を逃がしにくく、あたたかな眠りを届けてくれます。とにかく暖かい羽毛布団が欲しい、という方は二層キルトの製品をチェックしてみましょう。

側生地の種類

側生地は羽毛布団の肌触りの良さに関わってくるほか、通気性やフィット感にも影響します。羽毛布団を選ぶときは、中身の羽毛に目が行きがちですが、側生地にどんな素材が使われているかも忘れずにチェックするようにしましょう。

ここでは一般的に側生地に使われる素材についてご紹介しているので、ぜひ羽毛布団を選びの参考にしてみてください。

綿

綿は、通気性と保温性を兼ね備えた自然由来の素材です。肌触りが良くフィット感に優れているのが特徴で、寝ている間も優しく体を包み込んでくれます。また、綿は肌に優しい素材なので、赤ちゃんや敏感肌の方にもおすすめです。

ただし綿100%の羽毛布団は、高価格な製品が多い傾向にあります。できるだけ価格を抑えたい方は、綿とポリエステルの混合素材を選ぶのがおすすめです。

ポリエステル

ポリエステルはいわゆる合成繊維で、丈夫でお手入れしやすいことが特徴です。ポリエステルが使われた羽毛布団はリーズナブルな製品が多く、できるだけ出費を抑えたい方には要チェックの素材といえます。

ただし、ポリエステルの羽毛布団はほかの素材と比べて通気性が低い物が多く、寝汗で蒸れを感じてしまう方もいるかもしれません。普段から蒸れが気になる方は、綿が多く含まれている混合素材を選んでみるのもよいでしょう。

リヨセル

リヨセルは木材を原料とした柔らかい素材で、フィット感に優れていることが特徴です。綿に比べて通気性や耐久性にも優れているので、羽毛布団の側生地にもピッタリです。水に濡れても縮みにくいため、お手入れがしやすいこともメリットの一つです。

シルク

美しい光沢となめらかな肌触りが魅力のシルク。通気性にも優れているため、ハイクラスの羽毛布団の側生地によく用いられる素材です。お値段は高くなりやすいですが、高品質な羽毛布団を探している方はぜひチェックしてみましょう。

羽毛の品質

羽毛は直接目で見たり手で触れたりできるものではないので、どんな品質の素材が使われているかはなかなかわかりにくいですよね。羽毛布団の多くには、「ダウンパワー」や「ゴールドラベル」などの記載があり、その製品にどれくらいの品質の羽毛が使われているのかが、一目でわかるようになっています。羽毛布団を選ぶときは、これらの表示も欠かさずチェックしてみましょう。

ダウンパワー

ダウンパワーとは、一つ一つの羽毛がどれだけ膨らむことができるかをあらわした数値です。羽毛が大きく膨らむほど中に空気を溜めておけるので、それだけ体温を逃がすことなく身体を温めることができます。ダウンパワーの数値が高いほど使われている羽毛の保温力が高いことをあらわしているので、羽毛布団を選ぶときの参考にしてみましょう。

ゴールドラベル

日本羽毛製品協同組合に加盟している会社が製造・販売する羽毛布団には、「ゴールドラベル」が発行されており、一目でその製品の品質を知ることができます。ゴールドラベルはダウンパワーや羽毛の割合によって4つのランクに分かれており、「ニューゴールド」「エクセルゴールド」「ロイヤルゴールド」「プレミアムゴールド」の順に品質が高くなります。
信頼できる試験機関によって品質が保証されているので、より安心して羽毛布団を購入することができるでしょう。

購入前に知っておこう!羽毛布団に関するよくある疑問を解説

羽毛布団を使っていると、お手入れや保管方法に悩む方も少なくないのではないでしょうか。この項目では、羽毛布団に関するよくある疑問について詳しく解説しています。前もって疑問を解決し、羽毛布団選びに役立ててみましょう。

羽毛布団は自宅で洗濯できるの?

羽毛布団を洗濯できるかどうかは、製品によって異なります。自宅で洗濯したい場合は、まず羽毛布団についている「洗濯表示」を確認してみましょう。洗濯機マークや手洗いマークがあれば洗濯することができますが、洗濯機にバツが付いている場合や表示がない場合は自宅で洗濯することはできません。
もし羽毛布団を自宅で洗ってきれいに使いたいと考えている方は、製品を選ぶときに洗濯できるかどうかの確認も欠かさないようにしましょう。

羽毛布団を洗濯する手順については、以下の記事で詳しくご紹介しています。気になる方は、ぜひこちらもご覧ください。

  • 羽毛布団の洗濯方法をご紹介!自宅で洗濯する際の注意点も解説!

    • 羽毛布団は、商品によっては自宅で洗濯できる場合もありますが、まずは洗濯表示をチェックして正しい方法で洗濯するようにしましょう。 この記事では、自宅で羽毛布団を洗濯する方法とその注意点について解説しています。ジャパネット厳選のおすすめ羽毛布団もご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
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羽毛独特の臭いが気になったらどうすればいい?

買ったばかりの羽毛布団から独特の臭いがする場合は、羽毛の油分が原因であることが多いといわれています。これは羽毛本来の臭いともいえるため、完全に除去することは難しいでしょう。

どうしても臭いが気になる場合は、風通しのよいところで陰干しをすると、ある程度臭いを軽減できる場合があります。また、折り畳んで上から優しく押し込むと、羽毛布団の空気を外に逃がし、新鮮な空気に入れ替えることができるため、臭いの改善につながりやすくなります。

一般的にはダックよりもグースの羽毛の方が臭いが少ない製品が多いので、気になる方はグースの羽毛を使った製品をチェックしてみることをおすすめします。

圧縮袋に入れて押し入れにしまってもいいの?

羽毛布団を使用しないときは、できるだけ潰さないように収納袋などに入れてしまっておくようにしましょう。圧縮袋を使うと羽毛が潰れてしまい、場合によっては元に戻らなくなってしまう可能性もあります。そうなると羽毛のかさが減り、保温性が低くなってしまうので注意が必要です。

ジャパネット厳選のおすすめ羽毛布団をご紹介!

まとめ

一見どれも同じように見える羽毛布団ですが、実は羽毛の種類だけでも保温性や価格は大きく異なります。自分に合った羽毛布団を選ぶためにも、「羽毛の種類」「キルトの種類」「側生地の種類」「羽毛の品質」などのポイントをあらかじめチェックするようにしましょう。

今回ご紹介したジャパネットおすすめの羽毛布団は、どれも信頼できるメーカーの高品質な商品を厳選しています。羽毛布団選びに迷った方は、ぜひご参考にしてみてください。