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10畳用エアコンを探している方必見!選び方とおすすめ製品をご紹介

エアコンを購入する際に目にする「○畳用」の表記には、「おもに10畳用」「8畳〜10畳用」などがありますが、その意味をご存じでしょうか? 詳しい意味を理解していないとエアコンの購入に失敗する恐れがあるため、事前に確認しておくようにしましょう。そこで今回は「10畳用のエアコン」に注目し、選ぶ際に見ておきたいポイントや電気代、○畳の意味などについて解説します。また、おすすめの10畳用のエアコンもご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

10畳用のエアコンを選ぶ際のポイント

10畳用のエアコンを選ぶ際は、以下の3つのポイントに着目しましょう。

エアコンに必要な機能を選ぶ

エアコンには「冷房」「暖房」「除湿」の機能が備わっています(冷房専用のエアコンもあります)が、メーカーや製品によってはほかにもさまざまな機能が搭載されています。どのような機能があるのかを知り、ライフスタイルに適したエアコンを選ぶようにしましょう。

エアコンに関わる主な機能(機種により搭載/非搭載が変わります)

機能 特徴
センサー機能 室内にいる人の数や位置、動きなどをセンサーで感知して、自動で快適な温度をキープします。
空気清浄機能 部屋の空気をキレイにする機能です。
フィルター自動掃除 フィルターを自動で掃除し、フィルターがきれいな状態を保ちます。
内部クリーニング機能 室内機の内部を乾燥させたり熱を加えたりすることで内部を清潔に保ちやすくなります。
再熱除湿機能 部屋の温度をあまり下げることなく除湿します。
ノンストップ暖房機能 霜取り運転をしながら暖房運転を継続し、室内温度を一定に保ちます。
気流コントロール機能 室内の温度のムラをなくし、気流をコントロールして室内環境を快適にします。
無給水加湿機能 給水なしで、部屋を加湿します。

省エネ性能に優れたエアコンを選ぶ

エアコンを選ぶ際は、省エネ性能に優れているかも確認しましょう。なぜなら、仮にまったく同じ性能・機能のエアコンがあった場合、省エネ性能の程度によって電気代が変わってくるためです。エアコンは家電製品の中でも使用時の消費電力量が多く、使用する時期の電気代の半分以上を占めることもありえます。そのため、電気代を1円でも安く抑えるには、省エネ性能に優れたエアコンを選ぶ必要があるでしょう。

省エネ性能に優れたエアコンかどうかを確認する際は、取扱説明書やカタログに記載されている「省エネ基準達成率」や「エネルギー消費効率」に目を通すようにしましょう。

省エネ基準達成率とは、「省エネ法に基づいて定められた“目標基準値”をどのくらい達成しているか」をパーセントで表した数字です。数値が大きいほど省エネ性能に優れていることを意味します。

エネルギー消費効率とは「家電製品1kWあたりの電力を使用し、どのくらいの性能を発揮できるか」を表した数値です。主にCOP(エネルギー消費効率)とAPF(通年エネルギー消費効率)で表示されており、昨今は後者のAPFの値が用いられています。APFの数値が大きいほど、省エネ性能に優れていることを意味します。「省エネ性能に優れたエアコンは、省エネ基準達成率・エネルギー消費効率は数値が大きい」と覚えておくとよいでしょう。

使用する状況を考慮して選ぶ

エアコンを購入する際は、使用する状況も考慮して選ばなければなりません。なぜなら、「新しいモデルがよい」と思い購入しても、全く使用しない機能が付いていると余分に費用がかかってしまうため。費用を抑えつつもライフスタイルに合ったエアコンを購入するためにも、「設置場所」「使い方」の2点に注目して選ぶようにしましょう。

仮に客室にエアコンを設置する場合、エアコンを使用する機会はさほど多くないと考えられます。そのため、必要最低限の機能が備わっているエアコンを選んでも問題ないでしょう。

寝室にエアコンを設置する場合は、静音モードなどを搭載し、静かな動作が可能な製品を選ぶのがおすすめです。エアコンの運転音が大きいと就寝時に気になり、寝付きが悪くなってしまう可能性があります。些細な問題ですが、よりよい住環境のためにも、寝室用のエアコンをお探しの場合は静音モードの有無にも着目して製品を選ぶようにしましょう。

また、静音性を求めるのであればエアコンの「サイズ」も確認しておくことが大切です。なぜなら、エアコンがうるさいと感じてしまう原因のひとつが「部屋のサイズに合っていないから」であるためです。たとえば、10畳の部屋に6畳用のエアコンを設置した場合、エアコンは常に限界値で稼働することになります。長時間フルパワーで動き続けるので、その分エアコンの運転音も常に響き渡ることになり、それが原因で「うるさい」と感じやすくなるのです。そのため、エアコンを寝室に設置する場合は、サイズにも注意して選ぶようにしましょう。

各メーカーのエアコンの特徴

エアコンを選ぶ際、「どこのメーカーの製品を選べばよいのか?」と悩む方は少なくありません。そこで、以下にて各メーカーのエアコンの特徴をご紹介します。

日立

日立のエアコンといえば「白くまくん」です。最大の特徴は、冷却して熱交換器に霜を付け一気に洗い流す「凍結洗浄」を搭載していること。この機能によって小さなほこりも洗い流せるため、エアコン内部の熱交換器をきれいな状態で保ち能力低下を抑止することができます。さらに、一部上位機種には除菌効果のある銅素材の排水トレーが使用されており、より清潔な状態を維持することが可能でしょう。

このほか、日立のエアコンはセンサー・カメラ性能が高いという特徴も持っています。たとえば、一部上位機種に搭載されている機能では、「体感温度の変化」や「人の周囲の温度」を感知し、風量や設定温度を自動でコントロールします。これにより、快適に過ごせる空間を作ることが可能でしょう。

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ダイキン

ダイキンのエアコンといえば「うるさら」です。給水なしで乾燥した部屋にうるおいを届ける「無給水加湿」が特徴です。ルームエアコンでは珍しい換気もできることも魅力です。ダイキン独自のストリーマが搭載されており、エアコン内部をキレイに保ちます。このほかダイキンのエアコンの一部上位機種には、床・壁の温度(輻射熱)を検知・推測しエアコンが自動運転する「AI快適自動運転」も搭載されています。AIを使って今まで以上に快適な自動運転を行います。

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東芝

東芝の「大清快」は、空気清浄機能に優れた「プラズマ空清」を搭載したモデルがあることが特徴です。プラズマ空清では花粉やホコリのほか、PM2.5など空気中の汚れを、「プラズマ空清ユニット」によって帯電しきれいな空気を保つことができます。また、一部上位機種には東芝独自(※家庭用エアコンにおいて。2021年4月1日現在。)の「楽ダストボックス」が搭載されており、フィルターを自動で掃除した際に出たゴミを掃除機でそのまま吸い取って除去することが可能です。ダストボックスを外さず掃除ができるので、お手入れを楽に済ませることができます。

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富士通ゼネラル

富士通ゼネラルのエアコンは、「nocria(ノクリア)」シリーズが有名です。一部上位機種にAIが搭載されているのが特徴で、AIが使用者の好みに適した温度環境に自動で整えます。このほか、富士通ゼネラルのエアコンには気流制御にもこだわっており、室温のムラをなくして快適に過ごせる室内環境を実現させます。さらに、スマートフォンから遠隔で操作が行えるモデルもあるため、帰宅前に冷暖房を稼働させることも可能です。

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シャープ

シャープといえば「プラズマクラスター」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。プラズマクラスターは、部屋の空気をきれいにする機能を搭載しているのが特徴です。上位モデルのプラズマクラスターは濃度が高く、気になるにおいをエアコンが空気浄化します。また、冷暖房を運転せずにプラズマクラスターだけを稼働させることもできるので、「エアコンを使わない」というときも使用することが可能で1年中お使いいただけます。

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三菱電機

三菱電機の「霧ヶ峰」は、センサー機能によって一人ひとりに合わせた運転ができるのが特徴です。一部上位機種には高度な赤外線センサーが搭載されており、センサーが体感温度や室温、風の流れなどを感知するので、適した室温環境に整えることが可能です。このほか、エアコンの左右に独立したフラップを搭載しているモデルもあり、両方から空気を送風するため部屋中に快適な空気を送ることができます。

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10畳用のエアコンにかかる電気代はいくら?

10畳用のエアコンを購入する際に気になるのが「電気代」です。以下では、10畳用のエアコンにかかる電気代について解説します。

エアコンの消費電力は一定ではない

大前提として、エアコンの消費電力は一定ではありません。エアコンの消費電力は、外気・室温・住宅環境などによって変動するので、使用する日によって異なります。また、エアコンを稼働させた直後は設定温度になるまでフルパワーで動くので、消費電力がグンと上がります。よって、エアコンを1日に2回稼働させたときと3回稼働させたときの消費電力は異なります。そのため、「10畳用のエアコンにかかる電気代はいくらになる」とは断言できないのです。

期間消費電力量を参考に

では、10畳用のエアコンの電気代を知るにはどうしたらよいのか。その方法として一般的なのは、「期間消費電力量を用いた計算式で算出する」というものです。

期間消費電力量とは、「エアコンを1年間使用したときに消費する電力量の目安」です。これは、エアコンのカタログや取扱説明書、メーカーのホームページなどに記載されています。この数値は、JIS C 9612(ルームエアコンディショナ)に基づき、東京を基準に計算して算出されています。ただし、同じ条件下でエアコンを使用したとしても、エリアや天気などによって期間消費電力量は変わるため、あくまでも「消費電力量」の目安として捉えておきましょう。

エアコンの電気代を知るには、期間消費電力量と1kWhあたりの電気料金を掛けます。たとえば、10畳用のエアコンの期間消費電力量が「850kWh」、1kWhあたりの電気料金が「27.0円」だった場合、1年間の電気代は「約22,950円」になります(850kWh x 27.0円= 22,950円)。

このように、期間消費電力量と1kWhあたりの電気料金を掛けることで、1年間にかかるエアコンの電気代を算出することができます。ただし、これはあくまでも目安です。なぜなら、期間消費電力量はエリアや天気、使用条件などによって異なるためです。「絶対にこの金額になる」とは考えず、あくまでも目安として捉えるようにしましょう。

電気代を節約する方法

エアコンの電気代を節約する方法には、主に以下の4つがあります。

フィルターの定期清掃

エアコンの電気代を安く抑えるには、「フィルターの定期清掃」が欠かせません。

エアコンのフィルターに汚れが溜まるとフィルターが目詰まりを起こし、空気の流れを遮ってしまい冷暖房効率が下がってしまいます。これにより、消費電力量が多くなり電気代が高くなってしまうのです。フィルターを定期的に清掃すればフィルター目詰まりを起こしづらくなるため、結果として過剰な消費電力を防ぐことができ、電気代を安く抑えられるようになります。

なお、フィルターのお手入れ方法は取扱説明書に記載されているため、必ずその内容に沿って行うようにしましょう。

電源を頻繁にオン/オフしない

エアコンの電気代の節約方法には、「電源を頻繁にオン/オフしない」という行為も挙げられます。

「電源をオフにしたほうが電気代はかからない」というのは電気を使っていない間は正しいですが、短時間でオン/オフを繰り返すのであればつけっぱなしのほうが電気代を抑えられる場合もあることを理解しておきましょう。なぜなら先述したように、エアコンを稼働させた直後は設定温度になるまで多くの電力を消費して稼働します。設定温度に満たない状態で電源を頻繁にオン/オフすると、オフの間に室温が戻ってしまい再びオンにした時に戻った室温から設定温度に向かって運転が始まります。このため電力消費が多い稼働時間が増えて消費電力も上がるので、かえって電気代が高くなってしまう恐れがあるのです。そのため、電気代を節約するなら電源を頻繁にオン/オフしないことが大切でしょう。

風量設定を自動にする

電気代を節約するなら、「風量設定を自動にすること」も大切です。自動運転の場合、設定した温度に達するまでは「強」、その後は「弱」「微風」と、エアコンが自動で効率のよい風量に調整します。すなわち、設定した温度に達した後も風量が「強」のままではないため、無駄な電力を使わずに済み、結果として電気代を抑えることができるでしょう。

扇風機やサーキュレーターの併用

エアコンの電気代を節約するなら、「扇風機やサーキュレーターの併用」もおすすめです。

そもそも、冷たい風は下に降りていき、暖かい風は上に溜まりやすくなっています。これが原因で、「寝ているときは寒いけど起き上がると暖かい」「暖房をつけても足元が寒い」といったことが起こるのです。室温のムラが発生すると、多くの人はエアコンの風量を強くしたり設定温度を上げ下げしたりして対応しますが、そうすると電気代が高くなってしまいます。

そこで、活用したいのが扇風機やサーキュレーターです。これらを使用してエアコンの風を部屋中に拡散すれば、室温のムラを軽減することができます。エアコンの風量を強くしたり設定温度を上げ下げしたりする必要がなくなるので、結果的に電気代の節約につなげることが可能になるでしょう。

10畳用のエアコンは何畳まで使用可能?

10畳用のエアコンを購入する際に気になるのが、「何畳の部屋まで使用できるのか」ということ。10畳用のエアコンは必ずしも10畳の部屋でしか使えないというわけではないので、エアコンの「○畳」の意味について正しく理解しておきましょう。

製品紹介の○○畳の意味は?

エアコンの製品紹介にある「○畳」は、「何畳の部屋に適したエアコンか」を表すものです。

エアコンの製品紹介には、○畳に加えて「冷暖房能力」も記載されています。中には、冷暖房能力の数字だけを見て「大きいほうがよい」と考え、購入する方もいるでしょう。しかし、冷暖房能力にこだわるあまり部屋のサイズに合わないエアコンを選んでしまうと、冷暖房の効きが悪かったり、かえって効きすぎたりしてしまいます。このような事態を防ぐために、「部屋のサイズに合った製品を選ぶための目安」とされているのが○畳の表記なのです。

○畳の表記には「おもに10畳用」「8畳〜10畳」などがありますが、とくに後者は読み間違うことが多いので注意する必要があります。

「8畳〜10畳」は「8畳〜10畳の部屋向け」と解釈するのではなく、数字の小さいほうが「木造住宅の場合」、数字の大きいほうが「鉄筋住宅の場合」を意味します。つまり「8畳〜10畳」の場合は、「木造なら8畳・鉄筋造なら10畳向けのエアコン」ということになるのです。10畳の部屋であっても木造住宅に住んでいる場合は、エアコンの能力が不足する可能性があると考えられます。そのため、○畳の意味は正しく理解しておきましょう。

部屋の条件により必要なエアコンの能力は異なる

エアコンを購入する際は、あらかじめ「部屋の条件により必要なエアコンの能力は異なる」という点も押さえておく必要があります。

方角・温度・外気などの条件により変化する

必要なエアコンの能力は、方角・温度・外気などの条件により変化します。

仮に、同じ「居住地」「間取り」「部屋のサイズ」であったとしても、窓の位置が違えば室温は異なります。日差しがよく差し込む南向きの部屋の場合は、熱量が大きくなります。反対に、北向きの部屋は日差しが差し込みづらいため、室温を一定に保ちやすくなります。つまり、北向きの部屋よりも南向きの部屋のほうが、エアコンにおいては高い冷房能力を必要とするのです。

そのため、エアコンを購入する際は部屋の方角・温度・外気を確認し、どれほどの冷房・暖房能力が必要かを検討するようにしましょう。

部屋の広さによって変化する

必要なエアコンの能力は、部屋の広さによっても変化します。

たとえば、10畳の部屋に6畳用のエアコンを設置した場合、部屋の大きさに対するエアコンの能力が不十分だといえます。なぜなら、6畳の部屋に適している冷房能力が「2.2kW」であるのに対し、10畳の部屋に適している冷房能力は「2.8kW」であるためです。冷暖房能力が不足していると、室内全体を設定した温度にするためエアコンを過剰に稼働させなければならず、その分電気代が高くなります。そのため、エアコンを購入する際は「必要な能力は部屋の広さによって異なる」という点も押さえておくようにしましょう。

まとめ

エアコンは、ほかの家電製品に比べて電気代が高くなりがちです。そのため、電気代を1円でも安く抑えるには、部屋の大きさに合うエアコンを選ぶことをおすすめします。

10畳用の部屋に設置するエアコンを探している場合は、今回ご紹介したポイントを押さえたのち選びましょう。そうすれば、自分の部屋にあったエアコンを購入できるでしょう。