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10畳用エアコンを探している方必見!選び方や電気代の目安を解説!おすすめ製品もご紹介!

エアコンを購入する際に目にする「○畳用」の表記には、「おもに10畳用」「8畳〜10畳用」などがありますが、その意味をご存じでしょうか? 実はこれらの表記は、しっかりと正しい意味を理解していないと、間違った畳数のエアコンを選んでしまう可能性があります。そこで今回は「10畳用のエアコン」に注目し、「○畳用」表記の意味や、選ぶ際に見ておきたいポイント、電気代の目安などについて解説します。また、おすすめの10畳用エアコンもご紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

まずは畳数の表記を正しく理解しよう

エアコンを購入する際に注意しなければいけないのが、「何畳の部屋まで使用できる商品なのか」ということ。ご自身の部屋に適したエアコンを選ぶために、まずはエアコンの「○畳用」という表記の意味について正しく理解しておきましょう。

製品紹介の「〇畳〜〇畳用」の意味は?

エアコンの製品紹介にある「○畳用」という表記は、「何畳の部屋に適したエアコンか」を表すものです。畳数の表記には「おもに10畳用」「8畳〜10畳用」などがありますが、とくに後者は読み間違うことが多いので注意する必要があります。

「8畳〜10畳用」は「8畳〜10畳の部屋向け」という意味ではなく、数字の小さいほうが「木造住宅の場合」、数字の大きいほうが「鉄筋住宅の場合」の畳数を表します。つまり「8畳〜10畳用」の場合は、「木造住宅なら8畳、鉄筋住宅なら10畳向けのエアコン」ということになるのです。「8畳〜10畳用」を購入しても、設置する部屋が木造の10畳であった場合は、エアコンの能力が不足してしまう可能性があります。そのため、「○畳用」の意味は正しく理解しておきましょう。

10畳用のエアコンを選ぶ際のポイント

10畳用のエアコンを選ぶ際は、以下の5つのポイントに着目しましょう。

  • 1.本体のサイズ
  • 2.機能
  • 3.省エネ性能
  • 4.お手入れのしやすさ
  • 5.工事費・追加費用の有無

1.本体のサイズ

エアコンを選ぶ際は、まず「設置スペースに合うサイズか」を確認することが大切です。同じ10畳用のエアコンでも製品によってサイズが異なります。

「エアコンが大きすぎて設置できなかった」ということにならないためにも、設置スペースの寸法を必ず確認しておくようにしましょう。

なお、室内機だけでなく室外機の設置スペースも忘れずに確認するようにしましょう。

2.機能

エアコンは一般的に「冷房」「暖房」「除湿」の機能が備わっていますが、メーカーや製品によってはほかにもさまざまな機能が搭載されています。どのような機能があるのかを知り、ライフスタイルに合ったエアコンを選ぶようにしましょう。

エアコンに搭載されている機能の例は以下になります。なお、メーカーや機種によって搭載されている機能は異なります。また、機能名が同じであっても、製品によって機能内容は異なる場合があります。

機能 特徴
センサー機能 室内にいる人の数や位置、動きなどをセンサーで感知して、自動で快適な温度をキープします。
空気清浄機能 きれいな空気を送り出す機能です。
フィルター自動掃除機能 フィルターを自動で掃除する機能です。
内部クリーニング機能 室内機の内部を乾燥させたり熱を加えたりすることで、内部を清潔に保ちやすくなります。
再熱除湿機能 部屋の温度をあまり下げることなく除湿します。
ノンストップ暖房機能 霜取り運転をしながら暖房運転を継続するため、室内温度を保ちやすくなります。
気流コントロール機能 気流をコントロールして室内環境を快適にします。
無給水加湿機能 給水なしで、部屋を加湿します。
AI機能 部屋のさまざまな情報をAIが測定・分析し、最適な温度に自動調整します。
アプリ機能 スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、エアコンを遠隔で操作することができます。
衣類乾燥機能 除湿機能を使って、室内干ししている洗濯物を効率よく乾かすことができます。

3.省エネ性能

エアコンを選ぶ際は、省エネ性能にも着目してみましょう。なぜなら、仮にまったく同じ性能・機能のエアコンがあった場合、省エネ性能の程度によって電気代が変わってくるためです。

エアコンの省エネ性能を確認する際は、取扱説明書やカタログに記載されている「省エネ基準達成率」や「エネルギー消費効率」に目を通すようにしましょう。

省エネ基準達成率とは、「省エネ法に基づいて定められた目標基準値をどのくらい達成しているか」をパーセントで表した数字です。数値が大きいほど省エネ性能に優れていることを意味します。

エネルギー消費効率とは「家電製品1kWあたりの電力を使用し、どのくらいの性能を発揮できるか」を表した数値です。主にCOP(エネルギー消費効率)とAPF(通年エネルギー消費効率)で表示されており、昨今はAPFの値が用いられています。APFの数値が大きいほど、省エネ性能に優れていることを意味します。

「省エネ性能に優れたエアコンは、省エネ基準達成率・エネルギー消費効率の数値が大きい」と覚えておくとよいでしょう。

4.お手入れのしやすさ

エアコンを選ぶ際は、お手入れのしやすさも確認しておきましょう。

エアコンは定期的にお手入れしないと、フィルターや内部に汚れが溜まり、稼働効率が悪くなる可能性があります。また、それを補うために余計に電力を消費し、電気代が高くなってしまうケースもあります。

掃除のしやすいエアコンを選ぶことで、お手入れの手間を減らすことができるでしょう。

また、エアコンの内部やフィルターを自動的に掃除する機能が備わった機種もおすすめです。まったく掃除が必要ないというわけではありませんが、お手入れの負担を軽減することができるでしょう。

5.工事費・追加費用の有無

エアコンを選ぶ際は、工事費・追加費用の有無もチェックしましょう。

工事費とは、エアコンの取り付けにかかる費用のことで、エアコン本体代とは別に設定されている場合があります。

たとえば、購入予算が10万円の場合、予算ギリギリの製品を選ぶと工事費を含めたときに10万円を超えてしまう可能性があります。前もって工事費がかかるかどうか、そしてかかる場合はその金額を確認するようにしましょう。

また、エアコンの設置環境によっては追加費用が発生する可能性もあります。

たとえば、室内機と室外機の設置場所が離れていて配管ホースの長さが足りない場合は、配管ホースの延長費用がかかるケースがあります。このような追加費用の金額は、設置環境や業者によって異なるため、併せて確認しておきましょう。

各メーカーのエアコンの特徴

エアコンを選ぶ際、「どこのメーカーの製品を選べばよいのか?」と悩む方もいらっしゃるはず。そこで、以下にて各メーカーのエアコンの特徴をご紹介します。

なお、こちらに掲載されているのは2022年5月時点の情報です。また、機種によって搭載されている機能は異なります。

日立(HITACHI)

日立のエアコンといえば「白くまくん」です。

「凍結洗浄」という機能を搭載している製品があり、熱交換器を凍らせて汚れをつかまえ、その後たくわえた霜を一気に溶かして洗い流します。さらに、一部機種にはヌメリ抑制に効果がある銅素材の排水トレーが使用されています。

また、部屋の状況に合わせた運転モードを選択してくれる機種もあります。

たとえば、暖房運転時に日差しをキャッチしたり、冷房運転時に曇りや夜になると控えめ運転になったりするため、より快適に過ごすことができるでしょう。

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ダイキン(DAIKIN)

ダイキンのエアコンといえば「うるさら」です。

換気をしながら冷房や暖房を使用することができる機種もあり、寒い時期や暑い時期でも快適な空気を届けてくれます。また、屋外の水分を取り込み部屋に届ける「無給水加湿」が搭載されている製品では、給水の手間がなく便利です。

さらに、ダイキン独自のストリーマが搭載されているエアコンもあるため、気になる方はチェックしてみてください。

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東芝(TOSHIBA)

東芝の「大清快」は、「プラズマ空清」を搭載したモデルがあることが特徴です。冷房・暖房を使わない時でも空気清浄単独運転ができる機種もあるため、1年中活躍してくれるでしょう。また、一部機種には「楽ダストボックス」が搭載されており、フィルター自動お掃除で出たゴミを掃除機で吸い取って除去することが可能です。ダストボックスを外さず掃除ができるので、お手入れを楽に済ませることができるでしょう。

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富士通ゼネラル(FUJITSU)

富士通ゼネラルのエアコンは、「nocria(ノクリア)」シリーズが有名です。一部機種にAIが搭載されているのが特徴で、生活パターンに合わせて自動でメンテナンスしたり、運転・タイマーを提案したりと、さまざまな機能をAIがコントロールしてくれます。このほか、富士通ゼネラルのエアコンは気流制御にもこだわっており、ロング&ワイド気流で隅々まで風が届き、快適な室内環境を実現してくれる機種もあります。さらに、スマートフォンから遠隔で操作が行えるモデルもあるため、帰宅前に冷暖房を稼働させることも可能です。

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シャープ(SHARP)

シャープといえば「プラズマクラスター」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。プラズマクラスター技術は、自然界にあるのと同じ水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを生み出します。冷暖房を運転せずにプラズマクラスターだけを稼働させることができるモデルもあるため、1年中活躍してくれるでしょう。

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三菱電機(MITSUBISHI)

三菱電機の「霧ヶ峰」には、赤外線センサー「ムーブアイ」が搭載されているモデルがあります。温度のムラが出ないように、室温や床の温度、人の体感温度まで見張ってくれるため、快適に過ごすことができるでしょう。このほか、エアコンの左右に独立したフラップを搭載しているモデルもあり、両方から空気を送風するため部屋中に快適な空気を送ることができます。

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ぜひご参考に!おすすめの10畳用エアコンをご紹介

以下で、ジャパネットが厳選したおすすめのエアコンをご紹介します。ぜひエアコン選びの参考にしてみてください。

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10畳用のエアコンにかかる電気代はいくらぐらい?

ここでは、エアコンにかかる電気代について解説します。

エアコンの消費電力は一定ではない

大前提として、エアコンの消費電力は一定ではありません。エアコンの消費電力は、外気・室温・住宅環境などによって変動するので、使用する日によって異なります。また、エアコンを稼働させた直後は設定温度になるまでフルパワーで動くので、消費電力がグンと上がります。よって、エアコンを1日に2回稼働させたときと3回稼働させたときの消費電力は異なります。そのため、一概に「10畳用のエアコンにかかる電気代はいくらになる」とは断言できないのです。

期間消費電力量を参考に

では、10畳用のエアコンの電気代を知るにはどうしたらよいのでしょうか。その方法として一般的なのは、「期間消費電力量を用いた計算式で算出する」というものです。

期間消費電力量とは、「エアコンを1年間使用したときに消費する電力量の目安」で、エアコンのカタログや取扱説明書、メーカーのホームページなどに記載されています。この数値は、JIS C 9612:2013に基づき、東京をモデルとした特定の条件で算出されています。ただし、同じ条件下でエアコンを使用したとしても、エリアや天気などによって期間消費電力量は変わるため、あくまでも「消費電力量の目安」として捉えておきましょう。

エアコンの電気代を知るには、期間消費電力量と1kWhあたりの電気料金を掛けます。たとえば、10畳用のエアコンの期間消費電力量が「850kWh」、1kWhあたりの電気料金が「31円」だった場合、1年間の電気代は「約26,350円」になります(850kWh x 31円= 26,350円)。

電気代を節約する方法

エアコンの電気代を節約する方法には、主に以下の4つがあります。

1.自動運転モードを活用する

まずおすすめするのが、自動運転モードを活用する方法です。

部屋が冷えるまでは強風で、その後は微風で運転するというように、状況に合わせて効率よく温度や風量を調整してくれるため、電気代を節約できる可能性があります。

2.定期的にお手入れをする

エアコンの電気代を抑えるには、定期的なお手入れが大切です。

特にフィルターに汚れが溜まると冷暖房の効率が低下し、消費電力量が多くなってしまう可能性があります。

電気代を抑えるだけでなく、快適にエアコンを使うためにも定期的にお手入れをすると良いでしょう。

なお、お手入れ方法は機種によって異なるため、取扱説明書をご参考にしてください。

3.電源を頻繁にオン/オフしない

エアコンの電気代の節約方法のひとつとして、「電源を頻繁にオン/オフしない」という方法も挙げられます。

外気温やエアコンの機種にもよりますが、頻繁に電源をオン・オフすると消費電力量が大きくなってしまう場合があります。なぜなら、エアコンは運転を開始した直後の室内温度と設定温度の差が大きい時に電力を多く消費する傾向があるからです。

状況によって、電源を切るのか、つけっぱなしにするのかを判断すると良いでしょう。

4.扇風機やサーキュレーターを併用する

エアコンをつけている時、「寝ていると涼しいけど起き上がると涼しくない」「暖房をつけても足元が寒い」という経験はないでしょうか?

そもそも、冷たい風は下に降りていき、暖かい風は上に溜まりやすいという傾向があります。このような室温のムラを解消するには、扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させるのが効果的です。

室温の温度差を軽減することで、必要以上にエアコンの設定温度を上げ下げすることがなくなるため、電気代を抑えやすくなるでしょう。

なお、エアコンとサーキュレーターを併用する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

  • サーキュレーターを併用してエアコンを効率的に使おう!組み合わせ活用術をご紹介

    • エアコンを使用する際は、サーキュレーターを併用することで冷暖房効率を高めることができます。この記事では、エアコンとサーキュレーターを併用するメリットや懸念点、エアコンの冷暖房効率をよくするサーキュレーターの使い方などをご紹介しています。
    • 詳しく見る

買い替えの際はご参考に!古いエアコンの処分方法は?

エアコンを買い替える場合は、古いエアコンの処分方法も押さえておきましょう。

エアコンの処分方法には、主に「自治体のサービスを利用する」「下取りに出す」などがあります。

自治体のサービスを利用する場合は、まず自治体のホームページを見て、予約方法や回収方法を確認しましょう。その際に、取り外しサービスの有無も併せて確認することが大切です。仮に、エアコンの取り外しまでは行っていないのであれば、自分で業者に依頼する必要があるため注意しましょう。

エアコンを処分するなら、下取りに出すのもおすすめです。古いエアコンを回収してもらえるだけでなく、お店によっては新しいエアコンを値引き価格で購入できる可能性があります。

なお、ジャパネットでも下取りサービスを行っている製品があります。買い替えの際は、ぜひご検討ください。

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まとめ

快適にエアコンを使用するためには、部屋の広さに合った製品を選ぶことが大切です。

「○畳用」という表記の意味を正しく理解することで、自分の部屋に合ったエアコンを見つけることができるでしょう。

また、「たくさんのエアコンがあって選べない」という時は、ぜひおすすめ製品をチェックしてみてください。

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よくある質問

10畳用エアコンの選び方は?
10畳用エアコンを選ぶ際の5つのポイントは、本体のサイズ、どんな機能にこだわるか、省エネ性能つきか、お手入れのしやすさ、工事費・追加費用の有無です。
適用畳数の意味は?
エアコンの製品紹介にある8畳〜10畳用エアコンの意味は、数字の小さい方が木造住宅の場合、数字の大きい方が鉄筋住宅の場合です。
エアコンの電気代を節約する方法は?
エアコンの電気代を節約する方法は4つあります。自動運転モードを活用する、定期的にお手入れする、頻繁に電源を切り替えない、扇風機やサーキュレーターを併用することです。
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