炊飯器のIHとマイコンはどう違う?美味しさと価格を徹底比較!

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炊飯器の「IH」と「マイコン」の違い、ご存じですか?「実際に何が違うのかな?」と気になりながらも、なんとなく炊飯器を選んでいる人もいるのではないでしょうか。
IHとマイコンは内釜の加熱方式の違いを表すものですが、実はこの違いが、炊き上がりの食感や保温性能、消費電力、価格帯など炊飯器のあらゆる性能に影響しているんです。
本記事では、IHとマイコンの炊飯器の違いを6つの項目で徹底比較します。また、それぞれの炊飯器が向いている人や、失敗しない炊飯器選びのポイントも合わせて解説します。ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

・IHとマイコンの炊飯器は「内釜をどうやって加熱するか」という加熱方式が違う

・炊き上がりは「IH=もちもち・粒立ちがよい」「マイコン=ふんわり」な傾向がある

・マイコンは価格が安め、IH式は性能や価格に応じてラインナップが非常に豊富

炊飯器のIHとマイコンの違いとは

IH炊飯器とマイコン炊飯器の最大の違いは、「内釜をどう加熱するか」という加熱方式にあります。一見すると似たような外見でも、内部に搭載されている仕組みはまったく異なり、ご飯の炊き上がりを大きく左右します。

IH式:電磁誘導で内釜自体を発熱させる

IH式は、IH(Induction Heating=電磁誘導加熱)コイルに電流を流すことで、内釜全体を発熱させる炊飯器です。釜の底面から側面まで全体的に熱が回るため、高火力で均一に加熱できます。

IH式は、現在の家庭用炊飯器の主流となっている加熱方式です。なかには、釜に圧力をかけながら加熱することで、さらに高火力で炊き上げる「圧力IH」というモデルもあります。

マイコン式:底面ヒーターで内釜を加熱する

マイコン式は、内釜を底面に接するヒーターで加熱する炊飯器です。

IH式と比べて構造がシンプルでコストが抑えやすく、手頃な価格帯のエントリーモデルに多く採用されています。

一方で、底からしか加熱できないため、ご飯を多めに炊くと炊きムラができてしまう点がデメリットです。

IHとマイコンの炊飯器を徹底比較

加熱方式の違いは、ご飯の仕上がりや使い心地にも影響します。IHとマイコンの炊飯器を6つのポイントから徹底比較してみましょう。

    IHとマイコンの炊飯器比較

  • 1:炊きムラの出やすさは?
  • 2:炊き上がりの食感は?
  • 3:保温性能が優れているのは?
  • 4:消費電力が少ないのは?
  • 5:価格の違いは?
  • 6:搭載されている機能は?

1:炊きムラの出やすさは?

炊きムラがなく、ご飯全体をふっくら炊き上げられるのはIH式の炊飯器です。釜全体を均一に加熱できるため、一度にたくさん炊いても炊きムラが出にくいのが特徴です。

マイコン炊飯器はヒーターが底にしかないため、内釜の上下で温度差が生じやすく、3合以上炊くと炊きムラが気になる場合があります。

ただし、1〜2合の少量炊きであれば、マイコン炊飯器でも炊きムラはほとんど気にならないでしょう。

2:炊き上がりの食感は?

IH炊飯器は、高火力で一気に炊き上げるため、もちもちとした粒立ちのよいご飯に仕上がる傾向があります。よりおいしいご飯を味わいたいなら、IH式を選ぶのが断然おすすめです。

一方、マイコン炊飯器は火力が穏やかで、ふんわりとやわらかめに炊き上がる傾向があります。なお、「やわらかめのご飯が苦手だから」と水の量を減らすと、ヒーターに接する内釜の底のほうのご飯が硬くなりやすい点にご注意ください。

3:保温性能が優れているのは?

機種にもよりますが、IH炊飯器の保温時間の目安は約24時間とされ、ご飯の黄ばみやパサつきを抑えながら保温できます。また、保温中のご飯の乾燥を防ぐ「スチーム保温機能」を搭載したモデルもあります。

マイコン炊飯器の保温時間の目安は約12時間です。なお、ご飯を炊く量が少量だったり、残ったご飯は冷凍したりする生活スタイルであれば、保温性能をそれほど重視する必要はないでしょう。

4:消費電力が少ないのは?

IH炊飯器は高火力で炊き上げるぶん、マイコン炊飯器と比べると消費電力がやや多くなる傾向があります。とはいっても、IH炊飯器とマイコン炊飯器で、炊飯1回あたりにかかる電気代の差は1円前後。また、機種や炊飯量によってはIH炊飯器のほうが効率が良く、電気代が安くなるケースもあります。

また、消費電力を気にするなら頭に入れておきたいのが、保温機能。保温は長時間使う分消費電力もかさみがちです。なるべく電気代を節約したい方は、一日中保温をつけっぱなしにせず、途中で消したりすることをおすすめします。

5:価格の違いは?

とにかく安さを重視するなら、数千円〜1万円台のラインナップが多いマイコン式がおすすめです。

一方IH炊飯器は、1万円台のベーシックなモデルから、10万円前後のハイエンドモデルまで選択肢が非常に豊富です。とにかくご飯のおいしさを追求したい方はハイエンドモデル、おいしさと価格のバランスを重視するならミドルクラスなど、その人にあったモデルを自由に選べることもIH式のメリットの一つといえます。

6:搭載されている機能は?

IH炊飯器は、炊飯・保温・早炊き・予約炊飯といった基本機能に加え、銘柄炊き・食感調整・炊飯以外の調理機能など、さまざまな機能を備えたモデルが豊富です。また、ご飯の美味しさにこだわり、鉄・炭・土鍋といった素材の内釜を採用したモデルもあります。

マイコン炊飯器は炊飯・保温・早炊き・予約炊飯といった、基本的な機能のみのモデルが主流です。

IH炊飯器とマイコン炊飯器の比較


IH炊飯器 マイコン炊飯器
炊きムラ 炊きムラが出にくい 3合以上炊くと炊きムラが出やすい
食感 もちもち・粒立ちがよい ふんわり・やわらかめ
保温性能 約24時間が目安 約12時間が目安
消費電力 マイコン炊飯器より多め IH炊飯器より少なめ
価格 1.5万〜3万円前後が中心 数千〜1万円台が多い
搭載機能 機能が豊富なモデルが多い シンプルな機能のモデルが中心

IHとマイコン炊飯器、おすすめなのはどっち?

IH炊飯器とマイコン炊飯器は、生活スタイルや重視するポイントによって向き・不向きが分かれます。それぞれどんな人に向いているのかをまとめたので、自分に合った炊飯器選びの参考としてご覧ください。

IH炊飯器がおすすめな人

IH炊飯器は、なんといっても炊きあがったご飯のおいしさがポイントです。ふっくらもちもち、甘みのあるおいしいご飯に炊き上げたい方は、ぜひIH式の炊飯器をチェックしてみてください。

また、一度に3合以上のご飯を炊く機会が多い人にもIH炊飯器が適しています。そのほか、家族の食事の時間がバラバラで保温時間が長い人、玄米・雑穀米など多様な炊き方をしたい人にもおすすめです。

    IH炊飯器が向いている人

  • ・ご飯の粒立ち・甘みなど美味しさを優先したい人
  • ・銘柄米などお米の味にこだわりのある人
  • ・家族が多い人や、一度にまとめ炊きをする人
  • ・長時間保温することが多い人
  • ・玄米・雑穀米なども食べたい人

マイコン炊飯器がおすすめな人

マイコン炊飯器は、お手頃な価格のモデルが多いのがポイントです。普通にご飯が炊ければよく、炊飯器本体にかけるコストを抑えたい人におすすめといえるでしょう。

また、1〜2人世帯で一回の炊飯量が少ない人に向いています。本体のサイズもコンパクトなモデルが多いので、キッチンのスペースを有効活用したい人にもおすすめです。

    マイコン炊飯器が向いている人

  • ・本体価格や電気代を抑えたい人
  • ・1〜2人世帯で、食事のたびにご飯を炊く人
  • ・長時間保温せず、いつも炊きたてご飯を食べたい人
  • ・手軽さやシンプルな使い勝手を優先したい人
  • ・軽くて扱いやすい炊飯器が欲しい人

失敗しない炊飯器選びのポイント

炊飯器を選ぶ際に特にチェックしたいのが、「容量」「内釜の素材」「搭載モード」「使い勝手」の4つのポイントです。それぞれ見てみましょう。

容量

炊飯器の容量は、一食あたりのご飯の量と家族の人数、お弁当を作るか、まとめ炊きをするかなどによって、必要な大きさが変わります。

容量に余裕がないと炊飯の回数が増えますが、容量が大きすぎると本体サイズも大きくなるため、キッチンでの置き場所に困ることもあります。

家族の人数や日々の食事スタイルを踏まえて、無理のない容量を選んでみてください。

内釜の素材

炊飯器メーカー各社は、内釜の素材にこだわっています。これは、内釜の素材によって熱の伝わり方や蓄熱性などが違い、ご飯の炊き上がりに差が出るためです。

また、内釜の素材は重さや割れやすさ、コーティングの耐久性、食洗機対応、といった日々の使い勝手にも影響します。ご飯の美味しさと日々の扱いやすさを考慮して、ベストなものを選びましょう。

主な内釜の素材と特徴

内釜の素材 IH炊飯器
ステンレス・アルミ ・熱伝導がよい・軽く、さびにくいので手入れが簡単
・発熱効率と蓄熱性が高い・重量があるため、洗米時や洗いものが負担になることもある
多層釜 ・複数の金属を組み合わせ、熱伝導・発熱効率・蓄熱性・手入れのしやすさを実現している
土鍋 ・蓄熱性が高く、遠赤外線効果でふっくら炊き上がる・強い衝撃を加えると割れることがある
・熱伝導がよく、お米にしっかり熱が伝わる・軽いが、衝撃を加えると割れることがある

搭載モード

炊飯器の中には通常の炊飯や早炊きのほかに、玄米、雑穀米、おかゆといったさまざまなモードを備えたモデルもあります。玄米や雑穀米を日常的に食べたい人には、専用モードを搭載したモデルが便利でしょう。

また、煮込み料理やスイーツづくりといった専用モードを搭載した炊飯器もあります。1台でさまざまな調理に対応できる多機能炊飯器は、料理が趣味の人にもおすすめです。

炊飯器の専用モード例

調理モード 特徴
銘柄炊き お米の銘柄に合わせて最適な水量、火加減、加熱時間で炊飯する
GABA増量 玄米を4〜5時間かけて炊飯し、酵素の働きを促して栄養素を増量する
調理 シチューや羽根付き餃子、蒸しパンなどの「煮る・蒸す・焼く」に対応
離乳食 お米と野菜などを入れて、10倍がゆや5倍がゆなどが簡単に作れる
パン 発酵・焼き上げを行う。メロンパンや米粉パンに対応した炊飯器もある
ケーキ チーズケーキやバナナケーキなどを焦がさずふっくら焼き上げる

使い勝手

炊飯器を選ぶ上で、使い勝手の良さも大切な要素です。実際の使用場面をイメージしながら炊飯器を見比べてみると、さまざまな使い勝手の良さがみえてくるでしょう。

例えば、内ぶたが取り外しやすかったり、洗うパーツの数が少なかったりする炊飯器は、毎日のお手入れが簡単です。

また、炊飯中は蒸気が出るため上に十分なスペースが必要ですが、蒸気カット(蒸気レス)機能を搭載した炊飯器なら、炊飯中に蒸気がほとんど出ないため、置き場所の選択肢が広がります。キッチン回りのスペースが限られている人にとって、うれしいポイントです。

なお、人によっては炊飯器の重さを負担に感じるかもしれません。スペック表の重さをチェックするだけでなく、気になるモデルがあれば、家電量販店などで実際に手に取ってみるのがおすすめです。

ジャパネット厳選のおすすめ炊飯器をご紹介!

まとめ:IHとマイコンは炊飯スタイルで選ぼう

IH炊飯器とマイコン炊飯器の違いは加熱方式にあり、その違いは炊き上がりの食感や保温性能、消費電力、価格帯にも影響します。容量や内釜の素材、搭載モード、使い勝手も確認しながら、自分の生活スタイルにぴったり合った炊飯器を探してみましょう。

なお、ジャパネットでは、さまざまなメーカー・タイプの炊飯器を取りそろえています。ぜひ商品ラインナップをチェックしてください。

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よくある質問

IH炊飯器と圧力IH炊飯器の違いは?

圧力IH炊飯器は、IHでの加熱とともに釜内を加圧することで、100℃以上の高温でご飯を炊く炊飯器です。お米の芯までしっかり熱が伝わることで、通常のIH炊飯器よりもさらにもちもちとした炊き上がりが期待できます。 ただし、仕組みが複雑なぶん価格は高めな傾向があります。

炊飯器の寿命はどれくらい?

炊飯器の寿命は使い方によっても前後するため一概には言えませんが、平均的な買い替え年数はジャパネット調べでは約6年です。「炊いたご飯から異臭がする」「炊飯時に異常な音がする」「内釜のコーティングがはがれた」「電源が入らない」といった症状が現れたときは、寿命が近い可能性があります。

炊飯器でご飯以外の料理はできる?

炊飯器の中にはケーキやパン、煮物、スープ、甘酒といった調理モードを搭載したモデルがあります。そうした炊飯器なら、炊飯だけでなくさまざまな料理に活用できます。ただし、炊飯器に調理モードがない場合、炊飯以外の調理に使用すると故障や事故、怪我などにつながる危険があるので、やめておいたほうが良いでしょう。お使いの炊飯器の取扱説明書をチェックしてみてください。