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日立の『ふっくら御膳』を新旧炊き比べ!実際に体験して分かった魅力をレポート!

日立の人気炊飯器「ふっくら御膳」のジャパネットオリジナルモデルが、2024年2月にモデルチェンジ! 今回は実際に新旧モデルでご飯を炊き比べ、それぞれの操作性やお手入れのしやすさ、気になるご飯の炊きあがりまで徹底的にレビューしていきます。

日立「ふっくら御膳」ってどんな炊飯器?

2024年2月発売 新モデル RZ-TS106M
内釜 大火力 沸騰鉄釜
炊飯方式 圧力スチームIH
お米の種類 6種類(白米 無洗米 雑穀米 玄米 発芽玄米 麦ごはん)
炊き分け機能 白米(無洗米)【 ふつう しゃっきり もちもち】
少量炊飯 0.5合から
新コース すしめしコース
その他炊飯 快速・炊込み・おかゆ・お赤飯・エコ炊飯
保温方法 スチームで24時間

ふっくら御膳は、京都で代々続く老舗米料亭「八代目儀兵衛」に監修を依頼し、土鍋で炊いた理想のご飯を限りなく再現した炊飯器です。

八代目儀兵衛のご飯に求める理想 は、『甘味』×『粒立ち』!これを実現するために特に重要なのが、「浸し」 「加熱」 「蒸らし」の工程です。ふっくら御膳は、まず水分をじっくりとお米の芯まで吸水させ、1.3気圧まで加圧し最高107℃の高火力で加熱。そして仕上げ加熱で余分な水分を飛ばしたあとにスチームを使って圧力をかけながら蒸らすことによって、つやつやと粒立ちの良い、甘みとうまみが引き出された理想のご飯に炊き上げることができます。

新モデルのふっくら御膳はここが違う!

旧モデル 新モデル
炊飯方式 圧力スチームIH
炊飯容量 0.5〜5.5合
内釜 沸騰鉄釜
保温 スチーム保温24時間
新コース - 「すしめし」コースが追加
洗浄部品 4点 3点
サイズ (幅)238mm(奥行)353mm(高さ)225mm (幅)248mm(奥行)302mm(高さ)232mm

気になる新旧の違いですが、大まかには以下のような点です。

  • ・すしめしコースが追加
  • ・洗う部品が3つになってお手入れがラクに
  • ・デザイン・サイズ

このあとは、それぞれの項目について詳しく解説しています。

八代目儀兵衛の理想の酢飯を再現する「すしめし」コースが追加

新モデルのふっくら御膳には、理想の酢飯用ご飯を炊き上げるために八代目儀兵衛が監修した「すしめし」コースが追加されています。

普通に炊いたご飯で酢飯を作ろうとすると、どうしてもすし酢の水分でべちゃべちゃになりがち。一般的な炊飯器で酢飯用のご飯を炊くには、自分で水分量や炊飯時間を調整する必要があります。

一方で「すしめし」コースなら炊飯器におまかせで、酢飯用ご飯に適した炊き方に自動で調整してくれます。お米が水分を吸水しすぎないうちにすばやく加熱することで、八代目儀兵衛が理想とする、すし酢とよく馴染むご飯を家庭用炊飯器でかんたんに再現することができます。

部品が減ってお手入れがさらにラクに

炊飯器を選ぶうえで意外と見逃しがちなのが、お手入れのしやすさです。旧モデルでは炊飯のたびに蒸気キャップを取り外して洗う必要がありましたが、新モデルからはこの部分がお手入れ不要に。毎回洗う必要があるのは内ぶたと内釜だけになり、お手入れがもっとラクになりました。

蒸気キャップがお手入れ不要になり、新モデルでは毎回洗う部品が内釜と内ぶた(加熱板・オートスチーマー)の3点のみになりました。

各部品は丸洗いできるので、かんたんにお手入れすることができます。部品が減ったことでお手入れの手間が減り、さらに気軽に炊飯器を使えるようになりました。

進化したデザインはスタイリッシュに、より使いやすく

まず大きく変わったのは、本体のデザイン。新型モデルはよりシンプルで、スタイリッシュに。表面はつや消し仕様で高級感を演出し、キッチンのどこにおいても調和する洗練されたデザインになっています。

左が新モデルで右が旧モデル。並べてみると、その違いは一目瞭然です。

また、新モデルはボタンがふたの全面に設置され、ゆとりのある使いやすい配置に変更されています。

新旧モデルで炊き比べ!実際に使ってみた感想と進化したご飯のおいしさをご紹介!

スペックを確認することはもちろん大切ですが、自分に合った炊飯器かどうかを見極めるには、実際に使っているところを見るのが一番。

今回は、ジャパネット社員が実際に新旧のふっくら御膳を炊き比べて、出来上がったご飯の味や使い勝手をレポートしていきます。旧モデルからさらに進化した極上炊きや、満を持して新たに追加された「すしめし」コースの実力を、ぜひご覧ください。

ジャパネット社員

食べることが好きな社員A。
家電アドバイザーの資格を取得しており、豊富な家電の知識がある。

ジャパネット社員

グルメ好きが高じて料理に挑戦中の社員B。
いろいろな調理家電についても勉強している。

新旧モデルの極上コースで炊いたご飯を食べ比べ!

今回は新鮮な秋田県産あきたこまちを新モデルと旧モデル、2台のふっくら御膳で炊飯していきます。どちらにも搭載されている極上モードですが、新モデルは浸しと蒸らしの工程に改良を加え、旧モデルに比べお米の水分を保ちながら甘みを引き出すことに成功しています。

新旧モデルで炊いたご飯を食べ比べるとどれほどの違いが感じられるのか、実際に体験した感想をお届けします!

炊き上がったご飯を比べてみよう

炊きあがったご飯。左が新モデル、右が旧モデルです。

ジャパネット社員

どっちもいい匂いだけど、新モデルの方がご飯の香り強くない?

たしかに! ご飯の甘いにおいもすごく感じますよね!

ジャパネット社員

新モデルで炊いたご飯をしゃもじでほぐします。

ジャパネット社員

もうほぐした感じが違う!旧モデルはもっちりした感じだけど
新モデルはご飯の粒感がしっかりしてる!

ふたを開けたときに立ち上る香りは新モデルの方が明らかに強く、混ぜたときにはお米の粒感がしゃもじを通して伝わってきます。

いざ実食!気になる味の違いは?

左が新モデル、右が旧モデルのご飯です。見た目にはそこまで違いはありません。

ジャパネット社員

旧モデルのご飯はやわらかめかな? 口に入れた瞬間の甘みが強い感じ!

ジャパネット社員

新モデルの方は歯ごたえ強めだけど……、噛めば噛むほど甘くなってくる!

ご飯の種類が違うって言ってもいいくらいだね。
新モデルの方はお米のおいしさがしっかり閉じ込められてて、
噛むと甘みやうまみがどんどん広がっていく感じがする!

ジャパネット社員

実際に食べてみると、「炊飯器ってモデルチェンジでそこまで変わるの?」という疑問を良い意味で裏切ってくれる出来栄えでした。

いざご飯を口に入れると、もっちりとした食感でありながらしっかりとした粒立ちがあり、噛めば噛むほどお米のうまみと甘みが口の中に広がっていきます。旧モデルは「とにかく甘さを引き出したご飯」という印象なのに対して、新モデルは「一粒一粒の輪郭を際立たせ、甘みとうまみがじわっと広がっていくご飯」という印象です。

なにをのせてもお米のおいしさが隠れることがなく、ご飯を主役として味わうことができます。

ルーとあわせても、しっかりとお米の粒立ちを感じることができます。

新モデルは粒立ちの良さや甘みが増しているため、おかずやルーにあわせてもお米の粒感がしっかりと主張してくれるようなご飯に炊きあがっています。どんな料理とも合わせやすいので、いろいろなレシピを試してみたくなること間違いなしです。

新たに搭載された「すしめし」コースの実力は?

「すしめしコース」とは八代目儀兵衛が監修した、理想の酢飯用ご飯を炊き上げるためのコースです。普通に炊いたご飯で作る酢飯とはいったい何が違うのか、実際に味わってわかった魅力をお伝えします!

ジャパネット社員

酢飯ってご飯の炊き方を変えないといけないし、
失敗してべちゃっとしちゃうこともあるので結構大変ですよね……。

新モデルのふっくら御膳は八代目儀兵衛監修のすしめしコースが搭載されているから、
酢飯用のご飯もかんたんに炊けるんだって。さっそく炊いて、出来栄えを見てみよう。

ジャパネット社員

酢飯を作るにはお米にしっかりとすし酢を吸わせるために、通常よりも硬めのご飯に炊き上げる必要があります。すしめしコースは自動で水の量や火加減、炊飯時間を調整して八代目儀兵衛の炊き技を再現してくれるので、ご家庭でもかんたんにおいしい酢飯を作ることができます。

「すしめし」コースで炊いたご飯で酢飯を作ってみよう

極上炊きに比べると少しお米が細めに見えます。炊飯時間は2合で15分と、極上炊きと比べてかなり短めでした。

ジャパネット社員

炊きあがったご飯は……、極上炊きと比べるとちょっと細めかな?

酢飯を作るときはお酢をお米に吸わせるために、ちょっと硬めに炊くんだよ。

ジャパネット社員

おひつにご飯を広げて、お酢をかけて切るように混ぜると……。

ジャパネット社員

ジャパネット社員

どんどんご飯がつやつやになって……なんだかお米もふっくらしてきましたね!

たっぷりすし酢をかけたのにべちゃっとしてないでしょ?
これはお米がしっかりすし酢を吸っておいしい酢飯に仕上がっている証拠なんだ。

ジャパネット社員

「すしめし」コースの実力とは? 実際に食べた感想をお届け!

酢飯は海鮮と相性抜群!手間もかからないので、いつもの献立がワンランクアップすること間違いなしです。

ジャパネット社員

全然べちゃついてない!ご飯粒も大きくて食感も良い感じ!

噛んだときの甘さと風味がたまらないね。

ジャパネット社員

はじめは「ご飯の炊き方を変えただけで酢飯の味がそこまで変わるのかな」と少し疑問でしたが、いざ口にしてみると食感や歯触りが普通に炊いたご飯で作った酢飯とは全く違い、非常においしく仕上がっていました。

お米一粒が大きく、噛むとあふれ出す甘みとうまみ、そしてさわやかなお酢の風味には、レベルの高さに思わず目を見開いてしまうほどの驚きがあります。

一晩保温したご飯も食べてみました

旧モデルに引き続き、新モデルも保温機能を使うことで最大24時間ご飯のおいしさをキープすることができます。今回は、夕方に炊き上がって翌日の昼まで保温したご飯を実際に食べてみました。

夕方5時から翌日12時まで、約19時間保温したご飯です。

ふたを開けてみると、姿を見せたのはホカホカのおいしそうなご飯。見た目は少し変色しており、炊き立ての真っ白なお米のままとはいきませんでしたが、ご飯のいい香りは変わらず立ち上っています。

実際に食べてみると食感はやわらかくなっていますが、風味はほぼ変わらず、おいしいご飯のままキープされているように感じます。夕食で残ったご飯が翌朝にここまでおいしくいただけるのであれば、十分満足といえるのではないでしょうか。

さらなる進化を遂げた新型ふっくら御膳の購入はこちら

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まとめ

今回はふっくら御膳の新旧モデルで炊いたご飯を食べ比べましたが、その食感や風味には予想以上の差がありました。甘さと粒立ちの良さがさらに増した「極上コース」と八代目儀兵衛が理想とする酢飯を再現する「すしめし」コース、そのどちらもハイクオリティなご飯を炊き上げてくれる大満足の性能です。

モデルチェンジでその炊き技がさらに研ぎ澄まされた新型ふっくら御膳。新しい炊飯器の購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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