トースターとオーブンの違いは?メリット・デメリットを解説

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トースターとオーブン、どちらも加熱調理のための道具ですが「何が違うの?」「どっちを買えばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。実はこの2つ、加熱の仕組みも得意な料理も違うんです。
この記事では、トースターとオーブンの違いをわかりやすく整理しながら、それぞれのメリット・デメリットや、どんな人に向いているかをご紹介します。

トースターとオーブンの違いとは?

トースターとオーブンは、一見同じように見えますが、実は加熱方式や得意な料理が違うんです。具体的な違いは、以下の表のとおりになります。

トースターとオーブンの違い

トースター オーブン
目的 食材の表面を焼き上げる 食材の芯まで加熱する
加熱の仕組み ヒーターで近距離から加熱する(放射熱) 庫内全体を高温に熱して加熱する(対流熱)
温度調節 W(ワット)指定など簡易的 温度を細かく設定できる
予熱 基本的に予熱は必要なし 10〜15分程度の予熱時間が必要
サイズ コンパクト 大きめ
作れる料理の例 トースト、焼き餅、揚げ物の温め直し など ローストチキン、自家製パン、ケーキ、クッキー、焼き芋 など

トースターは食材の表面を焼くもの

トースターは、電熱ヒーターの熱を直接食材に当てて、表面を短時間で焼き上げる調理器具です。予熱が不要ですぐに温められるので、朝食や料理の温めなおしなどに重宝します。

代表的なものとしては、庫内にパンや食材を並べて焼く「オーブントースター」と、パンを縦に差し込んで焼き上がると自動で飛び出す「ポップアップトースター」があります。

オーブンは食材の中まで火を通すもの

オーブンは、庫内全体を加熱して、食材の芯まで均一に火を通す調理器具です。トースターよりも火力があるため、中心までしっかり火を通したい、ローストチキンや焼き芋などにぴったりです。また、温度を細かく設定できるため、お菓子づくりやピザなど、さまざまな本格料理にも対応できるのが魅力です。

代表的なものとしては、電子レンジ機能を備え、上下の電熱ヒーターで庫内を加熱する「オーブンレンジ」、ファンで庫内の熱風を循環させてムラなく加熱する「コンベクションオーブン」、ガスの火力で素早く加熱する「ガスオーブン」などがあります。

トースターのメリット・デメリット

トースターとオーブンの違いについて、まずはトースターのメリット・デメリットを見てみましょう。

トースターのメリット トースターのデメリット

・予熱不要で短時間で調理できる

・操作がシンプル

・コンパクトなサイズのものが多い

・オーブンに比べて価格がリーズナブル

・食材の中まで火が通りにくい

・温度を細かく調整できない機種が多い

・大量の調理には向いていない

・焼きムラが出やすい

トースターのメリット

トースターの一番のメリットは、なんといっても手軽さとスピードです。予熱がほぼ不要で、スイッチを入れればすぐに調理を始められます。

基本的にはダイヤルを回すだけのシンプル操作で、パンを焼いたり揚げ物を温め直したりするなら数分でOK。忙しい朝にもぴったりです。比較的コンパクトなサイズのものが多く、キッチンカウンターに置いても場所を取りません。

また、トースターは機能がシンプルなものが多く、オーブンに比べると価格がリーズナブルで気軽に手に入れやすいことも魅力の一つといえます。

トースターのデメリット

トースターのデメリットとしては、表面を焼く仕組みのため食材の中まで火が通りにくい点が挙げられます。また細かい温度設定が難しく、500W(ワット)・1,000Wといった電力の切り替えや、調理時間で焼き加減を調整するタイプが多いのも特徴です。コンパクトなモデルは庫内も小さいため、大きいものを調理したり、一度にたくさんの食材を焼くのは苦手です。

そのほか、食材の置き場所や電熱ヒーターとの距離によって、部分的に焦げるといった焼きムラが出ることもあります。

トースターはこんな人におすすめ

    トースターがおすすめな人

  • ・トーストをよく食べる人
  • ・一人暮らしで食事を作る量が少ない人
  • ・調理に時間をかけたくない人
  • ・キッチンスペースが限られている人

毎朝トーストを食べる習慣がある人は、トースターがあるととても便利です。いまレンジやフライパン、魚焼きグリルなどでパンを焼いている方は、トースターが活躍すること間違いなしでしょう。

また、一人暮らしや少人数のご家庭で、手早く食事の準備を済ませたい人にも向いています。

キッチンのスペースが限られている人にも、コンパクトなトースターはぴったり。「本格的な料理はしないけれど、毎日の食事をさっと温めたい」という人なら、トースター1台で十分まかなえるでしょう。

以下のような料理をよく作る人は、ぜひトースターを活用してみてください。

    トースターに適した料理

  • トースト、焼き餅、揚げ物の温め直し、ピザトースト、グラタン(市販品の加熱) など

オーブンのメリット・デメリット

続いて、オーブンのメリット・デメリットをまとめました。

オーブンのメリット オーブンのデメリット

・温度を細かく調節できる

・食材に均一に熱が通りやすい

・庫内が広く、複数の同時調理も可能

・さまざまな調理法に対応する

・予熱に時間がかかる

・本体サイズが大きい

・少量の調理には効率が悪い

・トースターよりも高価格

オーブンのメリット

オーブンの一番のメリットは、温度を細かく設定できるので、さまざまなレシピをこれ一台で作れることです。

100℃前後から250℃程度まで細かく温度設定ができ、食材の芯まで均一に熱が通りやすいため、ケーキやクッキーなども失敗しにくくなります。300℃以上の高温を出せる機種なら、火力の強さが重要な自家製パンやピザ、本格的なローストチキンなどを作りたい人にもぴったりです。

また、オーブンの意外なメリットとして、「ほったらかし調理」ができるので、手間がかからず料理を作れるという点も見逃せません。たとえば丸鶏のローストは、手間がかかりそうに思えますが、実は下味をつけてトレーにのせて、200度くらいで約1時間放置しておけば、お手軽に本格料理がつくれるんです。洗い物もトレーだけで済むので、忙しいときでもメニューに取り入れやすいお手軽さも大きな魅力の一つです。

オーブンのデメリット

オーブンのデメリットを挙げるとすれば、予熱に時間がかかること。調理前に10〜15分ほど庫内を温める必要があるため、サッと温めてサッと食べたいときには不向きです。また、庫内は非常に熱くなるため、やけどをしないようミトンをつけるなど、注意しながら使う必要があります。

また、トースターに比べて本体サイズが大きい機種が多いので、キッチンに余裕がないと置き場所に困ることもあります。なお、機種にもよりますが、価格はトースターに比べると高めです。

オーブンはこんな人におすすめ

    オーブンがおすすめな人

  • ・お菓子づくりやロースト、パンなどいろいろなレシピを試したい人
  • ・ほったらかし調理で一品増やしたい人
  • ・大きい食材や、一度にたくさん調理したい人
  • ・料理が趣味で多彩な調理法を楽しみたい人

ケーキやクッキー、パンなどのお菓子づくりが好きな人や、本格的な料理に挑戦してみたい人には、オーブンがおすすめです。また、ホームパーティーなどで一度にたくさんの料理を作りたい人にとっても、オーブンは頼もしい存在といえるでしょう。

焼く以外にも蒸し焼きや生地発酵など、いろいろな調理法が楽しめるので、料理が趣味でレパートリーを増やしたいという人は、ぜひオーブンの導入を検討してみてください。特に、以下のような料理を作りたいとき、オーブンが活躍しますよ。

    オーブンに適した料理

  • ローストチキン、自家製パン、グラタン、ケーキ、クッキー、パイ、ピザ、焼き芋 など

ジャパネット厳選のおすすめトースター・オーブンをご紹介!

まとめ:トースターとオーブンを使い分けよう

トースターとオーブンは、どちらが優れているというものではなく、それぞれ得意なことが違う調理器具です。

料理が好きな人であれば、温め直しや表面を焼きたいときはトースター、本格的な料理やお菓子づくりはオーブンと、用途に合わせて使い分けるのがおすすめ。例えばグラタンをオーブンで調理してから、仕上げにトースターで表面をこんがり焼く、といった組み合わせ調理も楽しめます。

オーブンレンジ・トースターの一覧を見る

よくある質問

トースターとオーブントースターは何が違う?

歴史をさかのぼると、もともとトースターといえば、パンだけを焼くポップアップトースターしか存在しませんでした。その後トースターが今ではおなじみの箱型に進化し、食パンだけでなくピザやグラタンなども「オーブン」のように焼ける、ということでオーブントースターという名前が定着していきました。

現代では、トーストなどの基本機能だけの機種を「トースター」、より高い温度を出せたり細かく温度設定ができたりする高機能モデルを「オーブントースター」と呼び分けることも多いです。

コンベクションオーブンのメリット・デメリットは?

コンベクションオーブンは熱風を庫内に循環させて加熱する仕組みで、以下のような特徴があります。

・メリット

  • 熱風で食材の水分を飛ばしながら調理するため、特にローストチキンなどは皮はパリッと、なかはしっとりとお店のように仕上げることができます。

・デメリット

  • 食材の水分を吹き飛ばしてしまうため、焼き芋やケーキなど、しっとり仕上げたい料理には不向きです。また、ファンで熱風を起こすため、動作音が気になることもあります。
トースターとオーブンで焼き芋は焼ける?

結論から言うと、トースターでもオーブンでも焼き芋は作れます。ただしお店のようなねっとり蜜芋に仕上げたいなら160度くらいの低温で40分程度時間をかけて焼くのがベスト。火力の高いトースターは温度調節が難しいため、焦げてカチカチにならないように、ワット数を選べるものや温度を指定できるものを使いましょう。また、コンベクションオーブンは熱風が芋の水分を飛ばして石のようにカチカチにしてしまうため、アルミホイルをまくなどの工夫が必要です。

そして一番大切なのが、焼きあがってから程よく冷めるまでそのまま庫内で放置すること。ゆっくりと温度が下がる過程で糖化が進み、ねっとり蜜たっぷりの焼き芋に仕上がりやすくなります。