暖房とサーキュレーターの併用でもっと暖か!メリットや置き方を紹介

暖房をつけていても、「足元の冷えが気になる」「暖まり具合にムラがある」といった悩みを感じていませんか?そんなときにぜひ試したいのが、暖房とサーキュレーターの併用です。サーキュレーターを使えば、お部屋全体に暖気を効率良く循環させられ、暖房効果を高めることができます。
この記事では、暖房とサーキュレーターを併用することで得られるメリットや効果的な使い方、注意点などを解説します。電気代の節約や快適な室温の維持にも役立つため、寒い季節を快適に過ごしたい方は、ぜひ参考にしてください。
サーキュレーターとの併用で暖房効果アップ&省エネ!

サーキュレーターは、いわば暖房器具の性能を最大限に引き出す、優れたサポート役。暖房と併用することで、効率よくお部屋を暖め、電気代の節約にもつなげることができます。
ここでは、暖房とサーキュレーターを併用することで得られるメリットについてご紹介しています。
暖房効率が向上する
せっかく暖房をつけても、「足元の冷えが気になる」「エアコンや暖房器具の近くしか暖まらない」と感じる方も多いのではないでしょうか?実は、暖かい空気は天井のほうに溜まりやすい性質があり、これが「室温のムラ」を生み出しています。
そんなときは、サーキュレーターを併用すると、天井付近に溜まった暖かい空気をかき混ぜて、お部屋全体を均一に暖めやすくなります。空気が循環することで、お部屋の隅々まで暖かさが行き渡り、暖房器具の持つ本来の性能を引き出してくれるのです。
電気代の節約効果がある
サーキュレーターを併用して暖房効率が高まると、必要以上に設定温度を上げなくても快適な室温を維持しやすくなります。すると今までよりも低い設定温度で運転できるので、エアコンや暖房器具の消費電力を抑え、電気代の節約にもつながります。
ちなみに、一般的なサーキュレーターの電気代は、一時間当たり1円程度とかなり控えめ。気兼ねなく長時間つけっぱなしにできる気軽さも、大きな魅力といえるでしょう。
なお以下の記事では、省エネ性能に優れたサーキュレーターの選び方や、そのほかの活用方法について詳しく解説しています。意外と知らない扇風機との違いについてもご紹介しているので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。

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サーキュレーターの効果的な置き方
サーキュレーターの効果を十分に引き出すには、どこにどんな風に置くかが重要です。ここでは、具体的な設置方法と風向きについて詳しく解説しています。
置き方1.エアコンに向かって設置する
一つ目の置き方は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、エアコンの吹き出し口めがけて風を送る方法。エアコンからの暖気をサーキュレーターの風が循環させてお部屋に広げるため、お部屋を均一に暖めることができます。
このとき、エアコンの風向きは下向きにしておくのがポイント。暖かい空気は天井に向かっていくので、下向きに風を送るとより遠くまで暖気を届けることができます。
置き方2.天井に向けて設置する

間取りの関係でエアコンに向けて風を送れないときや、エアコン以外の暖房器具を使っているときは、こちらの方法がおすすめです。
まずサーキュレーターをお部屋の中央付近に置き、天井に向けて風を送ります。これにより、天井にたまった暖かい空気を部屋中に広げ、ムラなく室温を調節することができます。天井が高いお部屋や、暖房をつけていても足元が冷えやすいと感じる場合には、この置き方が特に有効といえるでしょう。
暖房とサーキュレーターを併用するときはここに注意!

暖房と併用することで効率的にお部屋を暖められるサーキュレーターですが、組み合わせによっては火災の原因になることもあるので注意が必要です。
特に注意が必要なのが、石油ストーブやガスヒーターなどの火で暖める暖房器具との組み合わせ。サーキュレーターの風の当たり方によっては、炎が不安定になりやけどや火災につながることもあります。具体的には、以下のような点に注意しながら使うようにしましょう。
- ・火元のすぐ近くにはサーキュレーターを置かない
- ・炎に直接風が当たらないように、風向きを調整する
石油ストーブやガスヒーターなどと併用する際の注意点
このようにサーキュレーターの風が火を使う暖房器具に直接当たると、炎があおられ火力が強くなったり、近くのものに引火したりする恐れがあります。サーキュレーターは火元に直接向けず、天井などに向けて空気だけを循環させるようにしましょう。
ジャパネット厳選のおすすめ暖房器具・サーキュレーターをご紹介!
まとめ:サーキュレーターを活用して、暖房の効率と快適さをアップしよう
暖房とサーキュレーターの併用は、室内の空気を効率良く循環させ、快適さと省エネを両立できる効果的な方法です。
天井に集まった暖気をサーキュレーターで下に循環させることで、足元までしっかり暖まり、お部屋全体の温度ムラも軽減。また、暖房の設定温度を必要以上に上げずに快適な室温を保てるため、電気代の節約にもつながります。
実際にサーキュレーターを使うときは、今回ご紹介した設置方法を確認しながら、暖房効率を最大限に引き出しましょう。サーキュレーターの購入を検討している方は、ジャパネットおすすめ商品もぜひご参考にしてみてください。
