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二人暮らし用の冷蔵庫選びのポイントは?おすすめ製品とともにご紹介

冷蔵庫は、食料品を保存するうえで欠かせない家電製品です。多くの冷蔵庫が販売されているため、二人暮らしをするにあたり「どの冷蔵庫を選べばよいのか」と悩むこともあるかもしれません。そこで今回は、二人暮らし用の冷蔵庫の選び方をはじめ、おすすめの製品や購入前の注意点、買い替え時期についてご紹介します。ぜひご参考にしてください。

まずはココをチェック!二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際のポイント

二人暮らし用冷蔵庫を選ぶ際に着目すべきポイントを3つご紹介します。

1.容量

冷蔵庫の適切な容量については、一般社団法人日本電機工業会が冷蔵庫目安容量計算式を開示しており、ひとつの目安とすることができます。計算式は「容量=70L×人数+常備品容量(120L〜170L)+予備スペース(100L)」で表されます。たとえば、二人暮らしでよく自炊をするという場合は、常備品容量を170Lと仮定し、70L×2人+常備品170L+100L=410Lがひとつの目安となります。逆に外食が多い場合は、常備品容量を120Lと仮定し、70L×2人+常備品120L+100L=360Lを目安とするとよいでしょう。

なお、上記の計算式で算出できる数字はあくまでも目安であるため、ライフスタイルを考慮したうえで容量を判断しましょう。

2.省エネ性

冷蔵庫はほかの家電製品と異なり、24時間365日、昼夜を問わず稼働しています。そのため、冷蔵庫を新調する際に電気代が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合には、「省エネ性」に着目して冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。

省エネ性に優れた冷蔵庫かどうかを確認するためには、「省エネ基準達成率」をチェックしましょう。

省エネ基準達成率とは「省エネ法に基づいて定められた『目標基準値』をどのくらい達成しているか」を表した数字です。この達成率が高いほど、省エネ性に優れているといわれています。

また、「小型の冷蔵庫のほうが電気代を抑えられるのでは」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、搭載されている機能や、省エネ性能の違いなどによっては、大型の冷蔵庫のほうが電気代を抑えられる場合もあります。

さらに、小型の冷蔵庫に食料品を詰め込みすぎると、冷却機能が過剰に稼働し、電気代がかさんでしまう可能性もあります。こうした点から、「省エネ性」を重視する場合にも、使用人数に合わせた適切な容量の冷蔵庫を選ぶことが大切です。

3.静音性

二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際は、「静音性」にも着目することをおすすめします。二人暮らしの場合は一人暮らしのときよりお部屋が広くなることも考えられますが、間取りによってはキッチンと寝室の距離が近いこともあります。そうなると就寝時に冷蔵庫の稼働音が気になる可能性も。些細な問題かもしれませんが、これが長引くと大きなストレスになる恐れもあるため、静音性を確認するとよいでしょう。

なお、音の大きさは「デシベル(dB)」という単位を使って数値化されています。商品仕様に記載がある製品や、静音性にこだわった製品も販売されているため、稼働音が気になる方はチェックしてみてください。

各メーカーの冷蔵庫の特徴

ここでは、メーカーごとの冷蔵庫の特徴を解説します。ぜひ冷蔵庫選びの参考にしてみてください。

なお、こちらに掲載されている内容は2022年6月時点の情報です。

日立(HITACHI)

日立の冷蔵庫は機能面が充実した製品が多く揃っているのが特徴です。

例えば、「冷蔵庫カメラ」を搭載した製品では、携帯のアプリで冷蔵庫内の状態を確認することができます。同じものをダブって買ってしまう、ということを防げたり、家族と買い物を分担するのにも役立つため、二人暮らしの方にもおすすめです。

このほかにも、「新鮮スリープ野菜室」や「特鮮氷温ルーム」など食材をおいしく保存するための機能が搭載されている製品もあるため、気になる方はチェックしてみましょう。

日立の冷蔵庫一覧を見る

三菱(MITSUBISHI)

大容量で保存ができて使いやすい冷蔵庫をお探しなら、三菱の冷蔵庫がおすすめです。

整理がしやすい「2段チルド」や、2Lペットボトル4本を置ける大容量のドアポケットなどを採用した冷蔵庫があります。

よく買い溜めをするという方はぜひチェックしてみてください。

三菱の冷蔵庫一覧を見る

AQUA

AQUAの冷蔵庫はサイズのバリエーションが多く、小型から大型までそろっています。冷蔵庫の容量はライフスタイルを考慮したうえで選ぶのが望ましいため、AQUAなら自分たちに合った製品を見つけやすいかもしれません。

また、一部の冷蔵庫には、「ツインLED 野菜ルーム」が採用されています。温度と湿度をコントロールする半密閉構造の野菜ルームに鮮度保持用LEDライトを搭載することで、野菜の鮮度を保つのが特徴です。

AQUAの冷蔵庫一覧を見る

ハイセンス(Hisense)

ハイセンスの冷蔵庫は、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのが特徴です。

さらに、ハイセンスの冷蔵庫はシンプルでスタイリッシュなデザインになっています。お部屋のインテリアにこだわっている方にもぴったりです。

また、汚れが染み込まない強化ガラス棚が搭載されている製品や、庫内がつなぎ目なしの構造になっていて汚れが留まりにくく掃除がしやすい製品など、お手入れのしやすさにこだわった冷蔵庫もおすすめです。

二人暮らしにおすすめの冷蔵庫はコレ!

二人暮らし用の冷蔵庫といってもラインナップが豊富なため、なかなか決まらないことも。そんなときは、ぜひ以下でご紹介する冷蔵庫を候補のひとつにしてみてください。

301〜400L(2〜3人暮らし向け)冷蔵庫一覧を見る

冷蔵庫選びではココもチェック!そのほかに見るべき5つのポイント

先ほどご紹介した「二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際のポイント」とあわせて押さえておきたいポイントがほかにもあります。後悔なく冷蔵庫を選ぶためにも、以下5つのポイントをチェックしてみましょう。

1.ドアの開き方

冷蔵庫を選ぶ際は「ドアの開き方」にも注意しましょう。

冷蔵庫のドアの開き方は、主に以下の4つがあります。

  • ・右開き
    ・左開き
    ・両開き
    ・観音開き(フレンチドア)

選び方としては、基本的に「設置した際に、壁側にドアが開く冷蔵庫」を選ぶのがおすすめです。向かって右側に壁があるのであれば、右開きの製品を選ぶとよいでしょう。そうすれば、扉を開いたときにものを取り出しやすく、シンク・コンロとの導線も遮らないため、よりスムーズに家事を済ませられるでしょう。

なお、両開き・観音開きは左右どちらからでも開けられるため、とくに間取りを気にする必要はありません。引っ越しの際はもちろん、模様替えをすることになっても比較的設置場所に困らないため、両開きまたは観音開きの冷蔵庫を選ぶとよいかもしれません。

2.引き出しの性能

冷蔵庫には、冷蔵室・冷凍室のほかにも「野菜室」や「チルド室」など、さまざまな機能をもった引き出しが備わっています。どんな引き出しがついているか、にも着目するとよりご自身に合った冷蔵庫を選ぶことができるでしょう。

たとえば野菜室の場合、野菜の保存により適した設計がされています。そのため、自炊をすることが多い方は「野菜室を備えた冷蔵庫」を選ぶのがおすすめです。

ただし、野菜室と一言でいっても、その性能はメーカーによってさまざまです。たとえば、「特殊な触媒を用いて栄養素の減少を抑える野菜室」を兼ね備えた冷蔵庫もあれば、「湿度をコントロールして結露を抑える野菜室」を完備した冷蔵庫もあります。そのため、冷蔵庫を選ぶ際は「どのような性能を持った野菜室を備えているのか」まで確認しておくとよいでしょう。

チルド室は、食品を凍らせない温度を保った引き出しです。生鮮食品や発酵食品、乳製品などを保存するのに適しています。野菜室同様、チルド室の性能もメーカーによって異なるため、どのような便利機能を備えているか確認しつつ冷蔵庫を選ぶのがおすすめです。なお、チルド室の機能には、「真空に近い環境にできる」「冷蔵室内の湿度低下を抑制し、食品の乾燥を抑える」などがあります。

3.霜取り機能

二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際は、「霜取り機能の有無」も確認しましょう。

霜取り機能は、現在ではほとんどの冷蔵庫についていますが、一昔前のモデルや直冷式(庫内に設置されている冷却器で直接冷やす冷却方式)のモデルにはついていないこともあります。霜取り機能がない場合、空気に含まれていた水分が冷却器に付着して霜ができやすくなるため、定期的に霜取りを行う必要があります。「お手入れの手間を減らしたい」という方は、霜取り機能が搭載されている冷蔵庫を選びましょう。

4.そのほかの便利機能

冷蔵庫に搭載されている機能は、製品によって異なります。どの機能に利便性の高さを感じるかは人それぞれなので、冷蔵庫を選ぶ際はひとまず「どのような機能を備えているか」を確認するようにしましょう。

たとえば「自動製氷機能」がついている冷蔵庫であれば、自動で製氷してくれるため、トレーに水を入れたり、氷を取り出したりする作業を行わずに済みます。

このほか「スマートフォン連携機能」も便利機能のひとつです。製品によってできることは変わってきますが、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすると、ドアの閉め忘れを教えてくれたり、外出先でも冷蔵庫の温度や節電モードなどを確認・設定したりすることができます。

5.冷蔵庫本体のサイズ

二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶ際のポイントには、「冷蔵庫本体のサイズ」もあげられます。とくに「高さ」は使い勝手を左右するポイントになるため、慎重に確認することが大切です。というのも、仮に二人の身長差が大きい場合、背の高い人に合わせて冷蔵庫を選ぶと、身長の低い人が上段のものを取り出しづらくなってしまいます。二人にとって使い勝手のよい冷蔵庫にするためにも、「身長の低い人に合った高さかどうか」を確認しましょう。

このほか、冷蔵庫のサイズは「設置するスペース」も考慮して決める必要があります。ポイントとなるのは、冷蔵庫は本体の周囲にメーカー指定の空間を設ける必要があるということです。冷蔵庫は、壁やほかの家具との距離感が近すぎると、うまく放熱できず、冷えづらくなったり電力を過剰に消費したりする可能性があります。

電気代を節約しつつ安全に冷蔵庫を使用するためにも、壁や家具に対し、取扱説明書で定められた距離を取って設置できる冷蔵庫を選びましょう。

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冷蔵庫を購入する前の注意点

冷蔵庫を購入する際は、前もって「搬入経路」を確認することが大切です。階段やエレベーター、廊下、ドアの幅(スペース)よりも小さなサイズの冷蔵庫でなければ、キッチンまで搬入することはできません。さらに購入先店舗によって搬入経路幅の余裕の持たせ方が異なるので、必ず購入前に搬入作業を受け持ってもらえるかを確認しましょう。

冷蔵庫の買い替え時期

冷蔵庫の買い替えは、故障してしまう前に検討するのが望ましいといえます。なぜなら、故障してから新しい冷蔵庫を探すとなると、ある程度の時間がかかってしまう可能性があるためです。冷蔵庫は食料品を安全に、そして衛生的に保管するための家電製品なので、使えない時間は最小限に抑えるのが理想です。そのため、故障する前に寿命かどうかを判断し、買い替えを検討するのがよいでしょう。

まとめ

冷蔵庫は頻繁に買い替えない家電製品なので、長年使用することを見越して購入することが大切です。容量や省エネ性、引き出しの性能など今回ご紹介したポイントを確認し、二人に合った冷蔵庫を選びましょう。

ジャパネット厳選!おすすめの冷蔵庫をご紹介


よくある質問

二人暮らしにはどれくらいのサイズの冷蔵庫がおすすめ?
二人暮らしの場合は、400L前後の冷蔵庫がおすすめです。外食が多かったり、料理をあまりしないという場合はもっと少ない容量でも問題ないこともあります。
二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときのポイントは?
二人暮らし用の冷蔵庫を選ぶときは、「容量」「省エネ性能」「静音性」などをチェックしてみましょう。