【2025年版】日立の冷蔵庫おすすめをご紹介!機能比較と選び方

日立の冷蔵庫は「まるごとチルド」をはじめとする、独自の鮮度長持ち機能が豊富に搭載されていることが大きな魅力です。また容量のラインナップも多く、500L台の定番モデルや700L台の超大容量モデルなど幅広い選択肢から選ぶことができます。
この記事では、日立の冷蔵庫の特徴や主な機能、タイプごとの違いについて詳しく解説しています。また、実際に商品を選ぶときに気をつけたいチェックポイントやおすすめ商品もご紹介しているので、日立の冷蔵庫が気になっている方はぜひご参考にしてみてください。
※この記事に記載している情報は2025年8月時点の情報です。
※ご紹介している機能は機種によって搭載されていない場合があります。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
日立の冷蔵庫の特徴とは?
日立の冷蔵庫は、冷蔵室全段をチルドルームのように使える「まるごとチルド」や、野菜を眠らせるように保存して鮮度を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」、大容量の冷凍室で急速冷凍もできる「らくうま!ひろin冷凍プラス」など、鮮度長持ちと使いやすさを兼ね備えた機能を豊富に搭載していることが大きな特徴です。
また、容量の選択肢も多く、定番の500L台からゆとりのあるスペースが魅力の600L台、国内では珍しい700L台の超大容量モデルまで豊富なラインナップから自分に合った一台を選ぶことができます。
「生鮮食品を思いっきりまとめ買いしたい」「食品の鮮度を長持ちさせてもっとおいしく保存したい」という方は、日立の冷蔵庫をぜひチェックしてみてください。
日立の冷蔵庫の主な機能
日立の冷蔵庫には、「まるごとチルド」をはじめとする鮮度長持ち機能が豊富に搭載されていることが大きな魅力の一つ。また、冷蔵庫の中身をスマートフォンで直接見られる「冷蔵庫カメラ」のようなユニークな機能も見逃せません。この項目では、日立冷蔵庫に搭載される、代表的な機能について詳しく解説しています。
※ご紹介している機能はすべての機種に搭載されているものではありません。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
まるごとチルド
「まるごとチルド」は日立の冷蔵庫を代表する機能で、冷蔵室の全段をチルド室と同じように使えます。一般的な冷蔵室よりも低めの約2℃の温度に設定されているため、菌の繁殖を抑え食材の鮮度をより長くキープできます。
例えば肉や魚、野菜などの生鮮食品も、広々とした冷蔵室でより長く鮮度を保つことができます。また、うるおいたっぷりの冷気で食品の乾燥を防ぐため、なんとラップなしでもOK。クリームたっぷりのケーキや作り置きした料理も、さっとそのまま冷蔵室で保存できます。
「チルド室がいっぱいで生鮮食品が入りきらない」「作った料理をラクに冷蔵したい」という方は、ぜひまるごとチルドが搭載された冷蔵庫をチェックしてみてください。
特鮮氷温ルーム/真空チルド
「特鮮氷温ルーム」は、約−1℃の低温で食材の鮮度を長持ちさせるチルド機能です。約-1℃は、食材が凍らないギリギリの温度。この環境を保つことで、お肉や魚の風味や食感を守り、本来のうまみをキープしたまま鮮度を長持ちさせることができます。しかも凍らせずに保存するため、解凍の手間なしにすぐに料理に使えることも魅力の一つといえるでしょう。
また、より食品の鮮度にこだわりたい方には「真空チルド」もおすすめです。真空チルドは約−1℃の環境で鮮度を守りながら、チルド室の内部を約0.8気圧の真空状態にし、食品の酸化も抑えます。これにより食品のおいしさをキープでき、さらに変色も抑えるので見た目も鮮やか。生鮮食品の鮮度をより長持ちさせ、おいしく保存したい方はこれらのチルド機能も要チェックです。
※水分の多い食品は凍る場合があります。
クイック冷却
仕事で疲れて帰ってきたら、まずはキンキンに冷えた缶ビール。さっそく冷蔵庫を開けるとその姿はなく、床にはビニール袋に入ったままのビールが……。
そんなときに活躍するのが、冷蔵室の風量を一時的に強くし、食品をすばやく冷やすことができる「クイック冷却」。飲み物を冷やすのはもちろん、食材のあら熱を取ったり、出来立てのお弁当をすばやく冷ますことができたりと、料理中にも活躍する便利な機能です。
もう少しだけ早く冷えれば……、というシーンでかゆい所に手が届く便利な機能を使いたい方は、クイック冷却を搭載したモデルをチェックしてみてください。
新鮮スリープ野菜室
「新鮮スリープ野菜室」は、野菜を”眠らせるように”保存してみずみずしさを長持ちさせる機能です。実は、野菜などの植物は収穫された後も生きていて、呼吸により空気中の酸素を取り込むことで体内の糖分や栄養素が分解されていき、徐々に鮮度が落ちていきます。ところが、新鮮スリープ野菜室は、野菜室内の炭酸ガス濃度を高めることで野菜の呼吸活動を低下させます。まるで眠らせるように保存して鮮度をより長持ちさせるだけでなく、野菜の栄養素の減少も抑えてくれます。
また、「うるおいカバー」で野菜室全体に蓋をし、「うるおいユニット」でちょうどいい湿度に調節。野菜の乾燥を防いで、とれたてのみずみずしさをより長持ちさせてくれます。
「料理に使うために野菜を取り出すとすっかりシナシナになっていた」「野菜もたっぷりまとめ買いしたい」という方には、特におすすめの機能といえます。
デリシャス冷凍
「デリシャス冷凍」は、すばやく食品を凍らせることで鮮度をより長持ちさせる、急速冷凍機能です。肉や魚、野菜やごはんなどを専用の大型アルミトレイに置くと、センサーが温度を検知し自動で急速冷凍がオンに。通常の冷凍よりもすばやく凍結させることで、食品の細胞へのダメージを最小限に抑え、うまみ成分を閉じ込めたままおいしく保存することができます。
普段から料理を冷凍保存することが多い方や、肉や魚を解凍したときに風味が気になるという方は、ぜひデリシャス冷凍機能をチェックしてみてください。
らくうま!ひろin冷凍プラス
「らくうま!ひろin冷凍プラス」は、冷凍室が3段のケースに分かれた、大容量の冷凍室です。1段目は薄物用のケース、2段目は小物ケース、3段目は大容量の大物ケースとなっているため、食材の種類や大きさにあわせて整理しながら収納できることが特徴です。また、1段目は「デリシャス冷凍」が使えるので、肉や野菜などのおいしさを保ったまま急速冷凍できることも魅力の一つです。
安心してまとめ買いができる大容量の冷凍室が欲しいという方には、らくうま!ひろin冷凍プラスのモデルが特におすすめです。
冷蔵庫カメラ
「冷蔵庫カメラ」は、日立冷蔵庫の中でも特にユニークな機能です。冷蔵庫カメラの名の通り、庫内の画像を自動で撮影し、お手元のスマートフォンでいつでも中身を確認できます。買い物中にありがちな「まだあったっけ?」という場面でも、冷蔵庫の中身を画像で直接確認できるので、買い忘れや買いすぎを防止してくれます。また、冷蔵庫の中身に変化があったときは自動で撮影してくれるので、家族が同じものを買って食材が余ってしまうことも防いでくれます。
日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ
「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」は、スマートフォンと連携することで、冷蔵庫の使い方を賢くサポートしてくれる機能です。
例えば、その日の冷蔵庫の運転状況確認できたり、直近10日間のドアが開いている時間をグラフで分かりやすく表示できたりするので、省エネにも役立ちます。また、いつも保存する食材を登録しておくことで、おすすめの保存方法や、冷蔵庫のどの場所に入れたらいいかについてアドバイスをしてくれたりもします。
より便利に冷蔵庫を使いこなしたい方は、日立冷蔵庫コンシェルジュアプリの手助けを受けてみるのはいかがでしょうか。
日立の冷蔵庫の主なタイプ
日立の冷蔵庫は、容量や設置性、機能の違いに応じてさまざまなタイプが展開されています。700L超の大容量モデルから、2人暮らしに適したコンパクトモデルまで、使う人のライフスタイルに合わせて選べるのが特徴です。ここでは、日立の冷蔵庫をタイプ別にご紹介します。
※一部の機能をピックアップしてご紹介しています。
※そのほかにも搭載機能はございますので、詳しくは商品ページやメーカーページをご確認下さい。
※ジャパネットオリジナルモデルでは、仕様・搭載機能に一部相違がある機種もあります。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
WXCタイプ
WXCタイプは、日立のラインナップのなかで唯一の700L台を誇る超大容量モデルです。
冷蔵・冷凍ともに広々したスペースがあるほか、「真空チルド」や「らくうま!ひろin冷凍プラス」「新鮮スリープ野菜室」などの鮮度長持ち機能も豊富に搭載されています。また、冷凍室と野菜室の引き出しは、ボタン操作で開閉できる「電動引き出し」を採用。食品をたっぷり入れて重たくなった引き出しも、力を入れずにボタンを軽く押すだけで開けることができます。
普通の冷蔵庫では容量が足りないという方や、セカンド冷蔵庫が気になっているという方は、日立冷蔵庫最大クラスのWXCタイプをチェックしてみてはいかがでしょうか。
GXCC・GZCタイプ
GXCCとGZCタイプは、670Lの大容量ながら奥行きスリムな設計で、使いやすさが充実したモデルです。
日立冷蔵庫の代表的な機能である「まるごとチルド」や大容量の冷凍室で食品をおいしく冷凍保存できる「らくうま!ひろin冷凍プラス」、野菜を眠らせるように保存して鮮度を長持ちさせる「新鮮スリープ野菜室」など、冷蔵室・冷凍室・野菜室すべてにおいて搭載機能が充実した高機能モデルです。さらに、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」や「電動引き出し」も搭載されているので、使いやすさも優れていることも魅力の一つといえます。
なお両者の主な違いとしては、GXCCタイプは「冷蔵庫カメラ」が搭載されているのに対し、GZCには搭載されていません。その代わり、GZCタイプは本体のデザインはより高級感のある鏡面仕上げになっており、チルド室もより鮮度を保ちやすい「真空氷温ルーム」が搭載されています。冷蔵庫カメラで日々のお買い物も便利にこなしたい方はGXCCを、より高級感のあるデザインを求めるならGZCタイプを選んでみるのがおすすめです。
HXCC・HXC・HWCタイプ
HXCCとHXCタイプは617Lと540Lから、HWCタイプは617Lと540Lと485Lから選べる、比較的大きめの容量をカバーする高機能モデルです。どのモデルも「まるごとチルド」や「らくうま!ひろin冷凍プラス」、「新鮮スリープ野菜室」が搭載されているので、どんな食品でも鮮度を保ちやすい高性能な機能が充実しています。
なお、HXCCタイプのみ「冷蔵庫カメラ」を搭載しているので、使いやすさを重視したい方にはこちらがおすすめです。デザイン面では、HXCC・HXCタイプはクリスタルドアを採用しているのに対し、HWCタイプは重厚感のある鋼板ドアを採用しています。使いたい機能はもちろん、お部屋の雰囲気や好みにあわせてデザイン重視で選んでみるのもよいでしょう。
H・HWSタイプ
Hタイプは、540Lと485Lの容量から選べる、スタンダードなモデルです。「まるごとチルド」や「特鮮氷温ルーム」などは搭載されていますが、上位モデルと比べると「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」や「新鮮スリープ野菜室」、「デリシャス冷凍」などの機能が省略されています。
一方HWSタイプは、容量470Lの片開き5ドアの、本体幅60cmのスリムな本体が魅力のモデルです。機能としては、「まるごとチルド」「新鮮スリープ野菜室」「特鮮氷温ルーム」などの鮮度長持ち機能が充実。省スペース性と機能性を両立したい方には、特におすすめのモデルといえます。
VWCタイプ
VWCタイプは、570Lと500Lの容量から選べる「まんなか野菜」の冷蔵庫です。まんなか野菜の機種は、その名の通り野菜室が冷蔵庫の中央の引き出しにあるので、重い野菜でもかがまずにラクな姿勢で出し入れすることができます。また、「まるごとチルド」や「新鮮スリープ野菜室」、「特鮮氷温ルーム」などの鮮度長持ち機能も充実。いつも野菜の出し入れが面倒に感じていた方、野菜を買う機会が多い方には特におすすめのモデルです。
Vタイプ
なるべく小型の機種を探している方におすすめなのが、300L台の容量で片開きのコンパクトな設計のVタイプです。
1人、もしくは2人暮らしにおすすめのサイズ感で、「うるおいチルドルーム」や「うるおい野菜室」など、鮮度長持ち機能も搭載されています。また、野菜室が真ん中にある「まんなか野菜」で、収納の際に体に負担がかかりにくいことも魅力の一つ。Vタイプには、375Lと315Lの2種類のモデルがあるので、人数やライフスタイルによって選んでみるとよいでしょう。
日立の冷蔵庫を選ぶ際のポイント
日立の冷蔵庫はモデルによって容量や搭載機能が大きく異なるため、家族の人数やライフスタイルに合わせてぴったりの機種を見つけることが大切です。ここでは、人数ごとの容量の見極め方や、設置環境にあわせたドアの向きの選び方など、冷蔵庫を購入する際の基本的なチェックポイントについて詳しく解説しています。
容量
冷蔵庫の容量選びに迷ったときは、家族の人数をもとに以下の計算式を使って目安の容量を導き出してみましょう。
- 容量=(70L×人数)+(常備品容量120L〜170L)+(予備スペース100L)
出典:一般社団法人日本電機工業会「冷蔵庫目安容量計算式」
これをもとに計算すると、以下のような表になります。
| 家族の人数 | 容量の目安 |
|---|---|
| 一人暮らし | 290~340L |
| 二人暮らし | 360~410L |
| 三人・四人家族 | 430~550L |
| 五人以上の家族 | 600L前後 |
まずはこの表を参考に、自分にとってどれくらいの容量が目安になるのかを確認してみましょう。ただし、これらの容量はあくまで目安なので、ライフスタイルによってはもっと大きな冷蔵庫が必要になったり、反対に目安よりも小さめの冷蔵庫で問題なかったりすることもあります。
例えば、食材や冷凍食品を一度にまとめ買いしてたくさん保存しておきたいなら目安よりも大きめサイズの冷蔵庫を選んだほうがいいでしょう。反対に、外食が多くて自炊はほぼしないという方は、目安通りの冷蔵庫だと庫内のスペースが余ってしまうこともあるかもしれません。まずは計算式を参考に大まかな目安を知り、ライフスタイルに応じて自分に合った一台を選んでみてください。
ドアの開き方
日立の冷蔵庫のドアの開き方には、「片開き」と「観音開き(フレンチドア)」の2種類があります。使い勝手が変わってくるので、好みや冷蔵庫の設置場所に応じて選んでみるとよいでしょう。
片開き
片開きは、ドアがどちらか一方に大きく開くタイプで、比較的小さめのモデルに採用されています。片開きの機種を選ぶときには、左右どちらの向きに開くのかを確認しておくことが大切です。たとえば、家具や間取りの関係でどちらか一方に障害物がある場合、その方向に冷蔵庫のドアが開くと、干渉して全開にできなかったり使いづらかったりすることもあります。反対に、壁と反対側にドアが開くと、間取りによっては通路がふさがって、物の出し入れがしにくいと感じることもあります。冷蔵庫周辺の間取りや通路の広さに応じて、使いやすいドアの向きを見つけてみましょう。
観音開き(フレンチドア)
観音開き(フレンチドア)は、ドアの真ん中から左右に開くことができる冷蔵庫です。ドアが分割されているためコンパクトに扱えることが特徴で、冷蔵庫の手前にあまりスペースがなくても使いやすく、どんな場所にも設置しやすいことも大きなメリットといえます。またドアを半分だけ開けて物の出し入れができるので、庫内の冷気が逃げにくいことも見逃せないポイントです。基本的に、上位モデルや大容量モデルには観音開きのドアが採用されています。
冷蔵庫を買う前に「設置スペース」と「搬入経路」も要チェック!
実際に冷蔵庫を購入する前に必ずチェックしておきたいのが、本体のサイズです。いざ冷蔵庫を購入した後に「やっぱり入りきらなかった……」ということがないように、あらかじめその機種の本体の大きさと設置スペース、搬入経路をよく確認しておくようにしましょう。
設置スペース
冷蔵庫を問題なく設置するためには、「幅・高さ・奥行き」を確認して、本体が収まるかどうかを確認しておきましょう。また冷蔵庫を設置するときは壁にピッタリとくっつけるのではなく、周囲にある程度のスペースをあける必要があるので注意が必要です。このとき、本体の手前にドアや引き出しを開け閉めできるスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

搬入経路
冷蔵庫を購入する前に、きちんと設置場所まで本体を搬入できるかを確認しましょう。お家の中はもちろん、エレベーターや階段の広さもチェックしておくことが大切です。
目安としては、搬入経路のすべての場所で商品の外形寸法(幅・奥行・高さ)の中で一番短い辺+10cmの余裕が必要になります。以下の画像を参考に、冷蔵庫の大きさと照らし合わせて確認しておきましょう。

ジャパネット厳選のおすすめ日立冷蔵庫をご紹介!
まとめ:日立の冷蔵庫で暮らしをもっと快適にしよう
日立の冷蔵庫は、「まるごとチルド」や「らくうま!ひろin冷凍プラス」「新鮮スリープ野菜室」など、食材の鮮度を守るための機能が豊富に搭載されています。さらに、「冷蔵庫カメラ」や「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」など、冷蔵庫をより便利に使えるユニークな機能があることも見逃せません。
実際に冷蔵庫を選ぶときは、容量や扉の開き方などにも目を向け、ライフスタイルに合った機種を選ぶようにしましょう。どの機種にするか迷ったときは、今回ご紹介したジャパネットおすすめモデルもぜひご参考にしてみてください。


