富士通ゼネラルのエアコンといえば「ノクリア(nocria)」です。エアコン開発に長い歴史を持つ富士通ゼネラルですが、実は壁掛けエアコンの「フィルター自動清掃機能」を世界で初めて開発した企業なんです。そんな富士通ゼネラルのエアコンには「ハイブリッド気流」「ダブルAI」など、さまざまな独自機能が搭載されています。
この記事では富士通ゼネラルのエアコンの特長と搭載されている代表的な機能を紹介しています。ジャパネットおすすめのエアコンもご紹介していますので、エアコン選びに迷っている方はぜひご参考にしてください。
「ノクリア(nocria)」は富士通ゼネラルの代表的なエアコンで、2003年の発売から現在にいたるまで幅広い支持を得ています。ところで「ノクリア」というモデル名ですが、その由来についてご存じでしょうか。実は、エアコン(aircon)のスペルをひっくり返して「ノクリア(nocria)」としたのが名前の由来なんです。これには「エアコンの常識をひっくり返す」という強い想いが込められており、それは富士通ゼネラルのエアコンの独自機能の開発に活かされています。
富士通ゼネラルのエアコンには、2種類の気流を生み出す「ハイブリッド気流」や本体とクラウドの両方にAIを搭載した「ダブルAI」など、「エアコンの常識をひっくり返す」ようなユニークな機能を搭載しているのが特長です。
このあとは富士通ゼネラルのエアコンの代表的な機能について、それぞれご紹介していきます。エアコン選びに迷っている方はぜひご参考にしてください。
富士通ゼネラルのエアコンに搭載されている主な機能は下記のようなものです。
このあとはそれぞれの機能について詳しく解説しています。自分の使いたい機能を見つけて、どんな機種を選べばいいのかチェックしてみましょう。
富士通ゼネラルのエアコンには、「熱交換器加熱除菌※」という機能が搭載されています。これは運転中にエアコン内部に発生する水分を55℃以上まで加熱し、お湯の力でカビ菌や細菌を除菌※する機能です。
エアコン内部に発生しやすいカビや菌は、熱いお湯に弱いという特性を持っています。ノクリアならエアコン内部をお湯で自動的に除菌※してくれるので、清潔な状態を保ちやすくなります。熱交換器加熱除菌※は運転していないときに自動で行ってくれるので、わざわざリモコンで操作をせずとも、夜に帰宅したときには清潔になったエアコンがあなたを出迎えてくれるでしょう。
フィルター自動おそうじ機能は、エアコン内部に搭載されたブラシでフィルターを掃除し、付着したホコリを取り除く機能です。取り除いたホコリはダストボックスに収納されるので、年に一回程度を目安にダストボックスのホコリを捨てれば、お手入れは完了です。運転停止後に自動でお掃除してくれるので、自分でフィルター掃除をする手間を減らしてくれます。
今では多くのメーカーで採用されているフィルター自動おそうじ機能ですが、実はこの機能は富士通ゼネラルが世界で初めて開発した技術なんです※。ノクリア開発時に目指していたのは「省エネナンバーワン」でしたが、いくら本体の省エネ性能を上げてもフィルターが目詰まりしたままでは性能を発揮できないという課題がありました。そこに着目した開発チームは、自動でフィルターを掃除して性能を保ち、お手入れの手間も減らせる「フィルター自動おそうじ機能」を世界で初めて開発しました。
広いお部屋ではエアコンの効きが悪く感じたり、場所によって温度にムラがあると感じたりしたことはありませんか?空気の性質上、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に留まる傾向があります。
通常のエアコンは一方向からしか風がでないので、場所によって温度の感じ方にムラが出てしまうことがあります。そのため、扇風機やサーキュレーターを併用して部屋の空気を循環させているという方もいるのではないでしょうか。
これを解消するために開発されたのが「ハイブリッド気流」です。ハイブリッド気流とは、温度と速さが異なる2種類の気流を生み出すことで、部屋の温度にムラが発生するのを抑えられる技術です。冷房時は、冷たい風を直接体に当てないように天井に持ち上げて遠くまで運ぶことで、部屋全体をムラなく涼しく、暖房時は暖かい風が床を這うように吹き付け、遠くまで暖気が行き届きます。
スマート家電が次々に登場し暮らしがどんどん便利になっていくなかで、近年ではエアコンにもAIが使われるようになってきました。富士通ゼネラルが開発した「ダブルAI」は、エアコン本体とクラウドの2つのAIを組み合わせ、使う人に合わせた運転をすることができます。
具体的には、室内の温度や湿度、建物の材質による温度の変わりやすさ、リモコンの操作履歴などをAIが学習し、その結果をもとに環境に合わせて温湿度や風量などを自動で最適な運転を行ってくれます。また、日差しや降雪によって温度変化が顕著に出やすい場所も学習するため、温度ムラが発生する前に先回りして、自動的に室温を調整することもできます。
さらに、このような情報はネットワークを介してクラウド上に蓄積されていき、集まったデータと連携させることができます。クラウド上の膨大なデータも活用し、自宅の環境に合わせた最適な運転を自動で行ってくれる、それがノクリアのダブルAIの特徴です。
「エアコンの常識をひっくり返す」の想いのもと開発されたノクリア、その信念は数多くの業界初、独自開発の機能に表れています。この記事では、そんな機能の数々とおすすめの機種についてご紹介しました。富士通ゼネラルのエアコンが気になっている方は、ぜひこの記事を参考にして自分に合ったエアコンを選んでみてください。
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