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お部屋の空気を快適に!空気清浄機の選び方やおすすめ製品をご紹介!

室内の空気を快適にするには欠かせない空気清浄機。今や空気清浄機は空気を快適にするだけではなく、加湿機能や除湿機能、花粉を抑制する機能、脱臭機能など、製品によってさまざまな機能を備えています。この記事では、空気清浄機を選ぶ際に押さえておきたいポイントや、おすすめの製品をご紹介します。ぜひご参考にしてください。

空気清浄機選びで押さえておきたい5つのポイント

まずは、空気清浄機を選ぶ上で押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

1.適用床面積(適用畳数)

適用床面積(適用畳数)とは、規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できる部屋の広さのことで、日本電機工業会の規格JEM1467で定められています。(※天井の高さは2.4mで算出)

定められた適用床面積(適用畳数)より小さい部屋で空気清浄機を使用すると、部屋の空気をより早く清浄することができるためおすすめです。

反対に、適用床面積(適用畳数)より広い部屋で使用すると、空気清浄に時間がかかる可能性があります。また、加湿機能を使用する場合にも、湿度が上がるのに時間がかかることがあります。

そのため、空気清浄機を購入する際は、あらかじめ製品の適用床面積(適用畳数)と使用する部屋の広さを確認しておきましょう。

2.本体のサイズ

空気清浄機を選ぶ際は、本体のサイズもチェックしましょう。

製品によって大きさはさまざまですが、たとえばワンルームや1Kなど一人暮らしの部屋に大きな空気清浄機を置いてしまうと、部屋が手狭に感じる可能性があります。

購入前に空気清浄機の高さ×幅×奥行を確認し、部屋とのサイズ感をイメージしておきましょう。

3.フィルターの種類

空気清浄機の仕組みは、本体に設置されたファンで空気を吸い込み、フィルターを通して空気中の汚れやにおいを取るものが一般的です。

メーカーや製品によって、搭載されているフィルターの種類や名称は異なりますが、ここでは3つのフィルターの特徴をご紹介します。

HEPAフィルター

「HEPAフィルター」とは、0.3μmの粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集率をもつフィルターのことです。

製品によって効果は異なりますが、ホコリや花粉、チリなどをキャッチする効果が期待できるものもあります。

静電HEPAフィルター

静電気を利用して粒子を吸着させる「静電HEPAフィルター」は、HEPAフィルターに比べて目詰まりしづらく、集塵力が長持ちするという特徴があります。

また、ダイキンの一部製品に搭載されている静電HEPAフィルターを「TAFUフィルター」といいます。撥水・撥油効果の高い素材を使用しているため、汚れが広がりにくく静電気が落ちにくいという特徴があります。

脱臭フィルター

部屋の気になるにおいを吸着してくれるのが脱臭フィルターです。製品によってその効果は異なりますが、タバコ臭や料理臭などに対応しているものがあります。中には、ペット臭を吸着する脱臭フィルターもあるため、ペットを飼っている方にもおすすめです。

4.お手入れのしやすさ

空気清浄機を効率良く使用するためには、こまめなお手入れが大切です。なぜなら、フィルターにゴミが溜まると集塵力や空気清浄能力が低下する可能性があるからです。

お手入れが負担にならないためにも、構造がシンプルで、掃除しやすい製品を選ぶのがおすすめです。また、フィルター自動掃除機能が搭載されている製品もあるため、お手入れの手間を減らしたいという方はチェックしてみてください。

なお、お手入れの方法や頻度は製品ごとに異なるため、購入前に店舗やメーカーサイトで確認しましょう。

5.静音性

空気清浄機を寝室で使用したい方や、テレワークで会議をする際に空気清浄機の音を抑えたい方は、静音性に着目して選ぶのがおすすめです。

空気清浄機の運転音はdB(デシベル)という単位で表され、人と会話する際の音量がおおよそ50〜60dBといわれています。参考にしてみてください。

ここもチェック!あると便利な4つの機能

空気清浄機は多くのメーカーから発売されており、その機能もさまざまです。

ここでは、あると便利な4つの機能をご紹介します。ライフスタイルに合わせて、必要な機能を備えた空気清浄機を選びましょう。

1.加湿機能・除湿機能

「乾燥した冬場も湿気の多い梅雨の時期も快適に過ごしたい」という方におすすめなのが、加湿・除湿機能です。

製品によって、両方の機能が搭載されているものと、どちらか一方の機能のみが搭載されているものがあるため、前もって確認するようにしましょう。

2.自動掃除機能

お手入れの手間を減らしたい方におすすめなのが自動掃除機能です。この機能を備えた空気清浄機には、たとえばフィルターに溜まったホコリを自動で集めてくれる製品などがあります。

また、プレフィルター・フラップ・吹き出し口に除菌効果が期待されるステンレスを採用している製品もあるため、気になる方はチェックしてみてください。

3.エコ運転機能

「消費電力を抑えながら、効率よく部屋の空気を快適にしたい」という方におすすめなのが、エコ運転機能です。エコ運転機能によってできることは製品によって異なりますが、たとえば空気の汚れ具合に応じて運転の休止・再開を切り替えたり、以前空気が汚れた時間帯を記憶して予測運転を行う製品などがあります。自分が求める機能が搭載されているか、購入前に確認しましょう。

4.スマホ連携機能

スマホ連携機能が搭載されている空気清浄機であれば、アプリなどを使用し、さまざまな操作を行うことができます。

たとえば、部屋の空気の状況確認や、空気清浄機を遠隔操作できる製品などがあるため、気になる方はチェックしてみてください。

空気清浄機を扱うメーカーの特徴

ここでは、空気清浄機を扱っているメーカーの特徴をご紹介します。

なお、こちらに掲載している内容は2022年1月時点の情報です。予めご了承ください。

ダイキン(DAIKIN)

ダイキンの空気清浄機の中には、「ストリーマ」という技術が搭載されている製品があります。ストリーマが高速電子を放出することで、空気中に浮遊するカビ菌やウイルスを抑制したり、花粉を分解したりする効果が期待できるものもあります。

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象印(ZOJIRUSHI)

象印からは、低騒音にこだわった空気清浄機が発売されています。航空機や船舶で使われるテクノロジー「二重反転プロペラファン」を搭載し、高い清浄力と静かな運転音を両立している製品もあるため、テレワーク中や就寝時に使用したい人にもおすすめです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマの空気清浄機の中には、空気の汚れ具合をランプの色でお知らせしてくれる製品があります。空気の汚れは目に見えにくいですが、ランプの色で部屋の空気の状態を確認できるため安心です。

シャープ(SHARP)

シャープといえば「プラズマクラスター」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

プラズマクラスターはシャープ独自の空気浄化技術で、一部の空気清浄機に採用されています。自然界に存在するのと同じプラスとマイナスのイオンで浮遊ウイルスの作用を抑えたり、花粉や微小な粒子が壁などへ付着することを抑制したりする製品もあります。

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ダイソン(dyson)

ダイソンには、空気清浄機と扇風機、両方の機能を兼ね備えた製品があります。360°グラスHEPAフィルターの中に吸引した空気を本体内で加速させ、遠くまで届けるのが特徴です。一台で空気清浄機と扇風機の二役をこなしてくれるため、夏場に空気清浄機を使いたい方におすすめです。

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押さえておこう!空気清浄機を効率よく使う方法

最後に、空気清浄機を効率よく使う方法を3つご紹介します。

1.常時稼働させる

空気清浄機を効率よく使うためには、季節を問わず、空気清浄機を常時稼働させるのがおすすめです。

電気代が気になるという方は、エコ運転機能などが搭載された製品をチェックしてみましょう。

2.設置場所

どのような対策をしたいかによって、効果的な設置場所は変わってきます。

たとえば、花粉対策をしたい場合は床付近の空気を吸い込めるように設置するのがおすすめです。なぜなら、花粉は粒子が重く部屋の低いところに落ちやすいためです。また、花粉の流入経路になりやすい玄関や部屋の出入り口付近に置くのも効果的といわれています。

エアコンを使用しているときは、空気清浄機が送り出す空気とエアコンが生み出す気流が衝突しないよう配慮して設置するのがポイントです。

エアコンを暖房運転で使用している場合は、足元を温めるためにエアコンの気流が下向きになっているのが一般的です。そのため、エアコンの向かい側に空気清浄機を設置することで、室内の気流をうまく循環させることができるでしょう。

一方、冷房運転の場合はエアコンが冷風を天井に沿って遠くまで届けようとするため、空気清浄機はエアコンの真下に置くのが効果的です。

なお、部屋の構造によって適切な設置場所は異なるため、上述した情報を参考に最適な設置場所を見つけてみてください。

3.こまめにお手入れする

空気清浄機を効率的に使うためには、こまめにお手入れをすることが大切です。特にフィルターの掃除は定期的に行うことをおすすめします。

なお、「フィルター交換不要」の空気清浄機であっても、決して「お手入れが必要ない」というわけではありません。2週間に1回を目安にフィルターのゴミやホコリを取り除くのがおすすめです。

なお、お手入れの方法や頻度は製品によって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

まとめ

今回は、空気清浄機の選び方についてご紹介しました。

空気清浄機能だけでなく、加湿・除湿などの便利な機能が搭載されている製品もあるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことで、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

この記事をご参考に、自分にぴったりの空気清浄機を探してみてください。

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