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6合炊き炊飯器は何人向け?炊飯器の選び方とおすすめ製品をご紹介!

6合炊き炊飯器は、一度にたくさんのご飯を炊けるのが魅力です。では、そんな6合炊き炊飯器は何人用として使用するのがベストなのでしょうか。今回は、6合炊き炊飯器が何人向けなのかをはじめ、炊飯器を選ぶ際のポイント、あわせてチェックしておきたい機能なども解説します。また、ラインナップが豊富な5.5合炊き炊飯器のおすすめ製品もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

気になる疑問!6合炊き炊飯器は何人用?

結論から言うと、6合炊き炊飯器は5人以上のご家庭におすすめです。1合は標準サイズのお茶碗およそ2杯分と言われており、6合だと標準サイズのお茶碗およそ12杯分に相当することになります。5人家族で使用した場合、おかわりしても足りなくなるという心配がほとんどありません。また、6人家族で1人1合(およそ標準サイズのお茶碗2杯分)食べたとしても、6合炊いていれば不足することもないでしょう。そのため、6合炊き炊飯器は5人以上のご家庭におすすめです。

ただし、外食する機会が多かったりそもそもあまり白米を食べなかったりする場合は、5人以上のご家庭であっても5.5合炊きで十分な可能性もあります。6合炊き炊飯器に比べ、5.5合炊き炊飯器はさまざまなメーカーから展開されており、ラインナップが豊富なのが特徴です。炊飯器はライフスタイルに合わせて選ぶことが大切なので、5.5合炊き炊飯器も視野に入れて検討するのがおすすめです。

押さえておこう!炊飯器選びでチェックしておきたいポイント

ご家庭に合う炊飯器を選ぶためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

加熱方法

炊飯器の加熱方法には、主に「IH式」「圧力IH式」「マイコン式」「ガス式」があります。以下でそれぞれの特徴を解説します。

1.IH式

IH式は炊飯器の外釜に設置されたIHコイルに電流を流し、内釜を発熱させてお米を炊き上げる方式です。内釜全体を強い火力で熱することができるため、炊きムラが少なく、粒が立ったご飯を炊き上げることができます。

さらに、IH式は各メーカーから製品が数多く展開されており、機能面もバリエーションも豊富なため、ご家庭に合った炊飯器を見つけたい方におすすめです。

2.圧力IH式

圧力IH式は、IH式と同様に炊飯器の外釜に設置されたIHコイルに電流を流して内釜を発熱させ、さらに圧力を加えてお米を炊き上げる方式です。

圧力をかけることによって高温でお米を炊くことができ、ふっくらとした甘みのあるご飯が炊き上がります。また、高温で炊き上げることから、炊飯時間を短縮できるのも魅力です。

さらに、白米以外にも玄米やもち麦、雑穀米などを炊くのにもおすすめです。

3.マイコン式

マイコン式は、炊飯器の外に搭載されたヒーターを加熱してお米を炊き上げる方式です。構造がシンプルなため、比較的お手入れしやすいのが特徴です。さらに、マイコン式はリーズナブルな価格の製品も多いため、費用を抑えて炊飯器を購入したい方におすすめです。

4.ガス式

ガス式は、都市ガスやLPガスを使用し、高火力の直火でお米を炊き上げる方式です。そのため、かまどで炊いたようなおいしいご飯が炊き上がります。

ただし、ガス式の炊飯器を使用する際は、ガス栓の近くに炊飯器を設置する必要があるため注意しましょう。

内釜の素材

内釜の素材には、主に「金属釜」「土鍋釜」「炭釜」があります。

1.金属釜

金属釜の中には「鉄釜」「銅釜」「アルミ釜」などがあります。

熱伝導率や発熱性に優れているという金属の性質を活かし、内釜を素早く熱することで、お米一粒一粒にしっかりと熱を加えることができます。そのため、ふっくらとした甘みのあるご飯に仕上がるのが特徴です。

2.土鍋釜

土鍋釜は、遠赤外線効果があるのが特徴です。また、蓄熱性にも優れているため、お米の芯までじっくりと熱を通し、もちもちとした食感のご飯に仕上がります。

また、おこげを作る機能が搭載されている製品もあるため、「手軽におこげを楽しみたい」という方にもおすすめです。

3.炭釜

炭釜は、熱伝導率が高いため、素早く発熱することができる点が特徴です。そのため、炊きムラを抑え、中はふっくら、外は張りのあるご飯を味わうことができます。さらに、遠赤外線効果もあり、お米の芯までしっかり熱を伝えることが可能です。

ただし、炭釜は炭の純度が高いと割れたり欠けたりしやすいため、取り扱いには注意しましょう。

ここもチェック!炊飯器に搭載されている主な機能

炊飯器にはさまざまな機能が搭載されています。ご家庭に合う炊飯器を見つけるためにも、どのような機能があるのか押さえておきましょう。

1.保温機能

保温機能とは、炊飯後のご飯の温度を保持してくれる機能のことです。一度の食事で食べ切れなかった時や、家族によって食事の時間が異なる場合などに便利です。

たとえば、内ぶたに親水効果のある加工をすることで、水分の膜を張ってご飯をしっとり保湿したり、数種類の保温メニューが選べたりと、製品によってさまざまな保温機能が搭載されています。

また、保温時間も製品によって異なるため、購入前に確認してみましょう。

2.早炊き機能

早炊き機能とは、炊飯時間を短縮できる機能のことです。一般的に、普通炊きだと炊き上がりまでにおおよそ50分〜1時間程度かかりますが、早炊き機能を使用するとそれよりも短い時間で炊飯できます。

ご飯を炊き忘れてしまった時や忙しい時に重宝する機能です。

ただし、お米の浸水時間や蒸らし時間を短縮して炊飯するため、普通炊きと比べると味や食感がやや落ちる可能性があります。そのため、時間に余裕がある時は、通常モードを使用するのがおすすめです。

3.炊き分け機能

炊き分け機能とは白米や玄米、雑穀米などお米の種類に応じて炊き分けてくれる機能のことです。それぞれのお米に合わせて最適な加熱時間や温度を自動で設定し、お米のおいしさを引き出してくれます。

また、お米の種類とは別に銘柄で炊き分ける機能もあり、銘柄ごとの食感やおいしさを味わうことができるでしょう。

このほかにも、「柔らかめ」「普通」「硬め」などご飯の食感を選べる機能もあります。炊き分け機能を使えば、その日の料理に合うご飯を手軽に作れるのでおすすめです。

4.タイマー予約機能

タイマー予約機能とは、ご飯の炊き上がり時間を設定できる機能のことです。朝起きた時や帰宅時など、食事の時間に合わせて設定することで、出来立てのご飯を食べることができるでしょう。

5.調理機能

煮込み料理や蒸し料理などを炊飯器で作れる機能が調理機能です。また、パンやケーキなどオーブンが必要なメニューを作ることができる炊飯器もあります。

メニューに合わせて加熱時間や温度を炊飯器が自動で調整するため、「調理の合間に火加減を確認して調節する」といった手間もありません。炊飯器の内釜に材料を入れてボタンを押すだけなので、難しい操作もなく手軽に作ることができるでしょう。

ただし、製品によって作ることができるメニューは異なります。そのため、調理機能を選ぶ際は「自分が作りたいメニューがあるか」を確認しましょう。

6.蒸気カット機能

蒸気カット機能とは、炊飯器から出る蒸気を抑える機能のことです。炊飯器の近くに家具や家電製品を置いていると、蒸気によって傷んだり壊れたりする可能性がありますが、蒸気カット機能が搭載されている炊飯器であれば、そのリスクを軽減することができます。

また、小さなお子さんが間違えて蒸気に触れてしまうリスクも軽減できるため、お子さんがいらっしゃるご家庭にもおすすめです。

7.スマホ連携機能

スマホ連携機能とは、専用のアプリをダウンロードすることでスマートフォンから炊飯器を操作できる機能のことです。たとえば、炊き上がりの時間などを遠隔で操作したり、炊飯時や保温時の炊飯器の状態(炊飯の残り時間や保温経過時間など)を確認できたりする製品もあります。炊飯器によって使用できる内容は異なりますが、特に外出が多い方におすすめの機能です。

毎日使用する炊飯器はお手入れのしやすさも大切

炊飯器は、お手入れのしやすさに着目して選ぶことも大切です。

たとえば、「お手入れの際に、取り外しが必要なパーツはどのくらいあるのか」をチェックしてみましょう。

仮に、取り外してきれいにしなければならないパーツが多いと、お手入れが面倒に感じてしまう可能性があります。また、きちんとお手入れをしないと雑菌が繁殖し、衛生面を保てないだけでなく、ご飯の味にも影響してしまう可能性があります。

製品ごとにお手入れの方法は異なるので、購入前に確認するのがおすすめです。

大容量の炊飯器を取り扱う各メーカーの特徴

続いて、炊飯器を取り扱うメーカーの特徴をご紹介します。ぜひ炊飯器選びの参考にしてみてください。なお、こちらの情報は2022年1月時点のものであり、搭載されている機能は製品ごとに異なります。

日立(HITACHI)

日立の炊飯器には、「極上ひと粒炊き」という独自の炊飯方式を搭載した製品があります。お米にしっかりと吸水させた後、圧力をかけて高温で加熱。余分な水分を飛ばした後も圧力をかけたまま高温スチームによってじっくり蒸らします。これにより、「外硬内軟」のおいしいご飯に炊き上がります。

また、日立の炊飯器には「大火力沸騰鉄釡」を搭載した製品もあります。鉄とアルミを合わせた多層な金属を採用することで、大火力を実現。内釜底面の「凸底形状」で泡の発生を促すため、お米一粒一粒に熱が伝わりやすい構造になっています。さらに内釜が軽量なため、洗米や持ち運びが楽に行えるのも魅力です。

日立の炊飯器一覧を見る

象印(ZOJIRUSHI)

象印の炊飯器には、「炎舞炊き」を搭載した製品があります。外釜に設置しているIHヒーターを複数のブロックに分けてセットし、対角線上にある2カ所のヒーターを同時に加熱。これにより、内釜の中で激しい対流を起こし、お米一粒一粒にしっかりと高温の熱を伝えることで、大粒でふっくらもちもちのご飯に仕上げます。

このほか、象印の炊飯器には「わが家炊き」機能を搭載した製品もあります。前回食べたご飯の硬さや粘りの感想を入力するだけで、その情報を元に炊飯器が食感を調整してくれます。これにより、各ご家庭の好みに合わせた食感のご飯を炊くことが可能です。

象印の炊飯器一覧を見る

三菱(MITSUBISHI)

三菱の炊飯器は、一部機種に「本炭釜」を搭載しています。素早く発熱し、お米の芯までしっかり熱を伝えるため、中はふっくら・外は張りのあるご飯に仕上がります。また、圧力をかけずに炊飯することによってご飯の保水膜を守り、冷めてもおいしく、冷凍して温め直しても炊き立ての食感を楽しむことができます。

さらに、三菱の炊飯器は機能性が充実しているのも特徴のひとつです。たとえば、白米だけでなく、炊飯が難しいとされる「玄米」や「麦飯」、「おこげ」などの炊き分けモードが搭載されている機種もあるため、ぜひチェックしてみましょう。

三菱の炊飯器一覧を見る

タイガー(TIGER)

タイガーの炊飯器の中でも特に人気なのが、「土鍋ご泡火炊き」シリーズです。

内なべに、本物の土からできた「本土鍋」を使用することで高火力を実現し、お米の旨味と甘みを引き出します。また、土鍋ならではの細かい大量の泡がお米を包むため、表面がつややかで、もっちりとした食感に炊き上がるのが特徴です。

また、白米の「粘り加減」を選べる機能が搭載されている機種もあり、料理や好みに合わせた炊き上がりにすることで、毎日の食事が楽しくなるでしょう。

タイガーの炊飯器一覧を見る

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマの炊飯器は、便利な機能を搭載しているのが特徴です。

たとえば、自動で水量をお知らせする機能は、お米の銘柄と量に合わせて適切な水量を通知するものです。これにより、水の量り間違いを防ぎ、おいしいご飯を炊くことができるでしょう。

また、よそったご飯の量からカロリーを表示してくれる機能や、ご飯に占める糖質の割合をカットする「低糖質機能」などもあり、健康面が気になる方にもおすすめです。

なお、搭載されている機能は製品ごとに異なるため、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

迷ったらコレ!おすすめの炊飯器をご紹介

前述したように、外食が多かったり家で食べるご飯の量が少なかったりする場合は、5.5合炊き炊飯器でも足りる可能性があります。また、5.5合炊きであればさまざまなメーカーから展開され、ラインナップも豊富なため、ご家庭に合う製品が見つけやすいでしょう。ここではおすすめの5.5合炊き炊飯器をご紹介します。ぜひ検討してみてください。

まとめ

今回は、6合炊き炊飯器が何人向けなのかをご紹介しました。6合炊きは5人以上のご家庭におすすめですが、5.5合炊きの方がラインナップが豊富なため、あわせて検討するのがおすすめです。

また、炊飯器を選ぶ際のポイントやおすすめ製品もご紹介しているので、ぜひ炊飯器選びの参考にしてみてください。