創業60年の養鰻メーカーには「鰻師」という養殖専門の担当がいます。
鰻師はうなぎの餌の食べ方、泳ぎ方、池のにおい等、常に神経を研ぎ澄まし、その日のうなぎの体質に気を配りながらうなぎを育てます。
魂を込めて育て上げられたうなぎは、隣接する加工場に運ばれ、1尾ずつ丁寧に捌き、その日の内に蒲焼きにします。
炭火を使うことで、うなぎの余分な水分と脂分を飛ばし、うなぎ本来の味を凝縮させます。
さらに蒲焼きでは、こだわりの4度焼きを採用。うなぎが最も美味しく仕上がると言われるこの方法は、タレにつけて焼く工程を4度繰り返し、じっくりと焼き上げます。