日立のエアコンおすすめをご紹介! 【2025年版】機能比較と選び方

白くまくんの愛称でもおなじみの、日立のエアコン。特に熱交換器を凍らせ、一気に溶かして汚れを洗い流す「凍結洗浄」は、日立エアコンの目玉ともいえる機能です。
この記事では、日立エアコンに搭載される代表的な機能の解説をはじめ、シリーズごとの特徴や、おすすめ商品について詳しくご紹介しています。また、エアコンの処分方法やお得な買い替え方についても解説しているので、日立のエアコンが気になっている方はぜひご参考にしてみてください。
- ※この記事に記載している情報は2025年6月現在の情報です。
- ※ご紹介している機能は機種によって搭載されていない場合があります。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
日立のエアコンの特徴とは?
日立は、日本を代表する総合電機メーカーで、家庭用から業務用まで幅広い製品を展開しています。家庭用エアコンの分野においても古くから活躍しており、多くの家庭で長年愛されている人気エアコンメーカーといえるでしょう。
日立エアコンの大きな特徴は、優れた清潔性能。その目玉機能ともいえるのが、「凍結洗浄」機能です。これはエアコン内部の熱交換器を一度凍らせ、一気に溶かすことで汚れを洗い流す画期的な機能です。自分ではお掃除できない本体内部の汚れを凍らせてはがし、ジャバっと洗い流すので、エアコンをより清潔に使うことができます。
そのほかにも、省エネと快適性を両立した自動運転モードやすばやく足もとを暖める暖房機能なども充実しています。清潔性・快適性・省エネの三拍子そろったエアコンをラインナップしていることが、日立エアコンの強みといえるでしょう。
日立のエアコンの主な搭載機能を一挙解説!
日立のエアコンには、凍結洗浄をはじめとする清潔機能や、おまかせで快適なお部屋に調節してくれる自動運転機能などが豊富に搭載されています。ここでは日立エアコンに搭載される代表的な機能について解説しているので、自分にとってどんな機能が必要かをチェックしてみましょう。
- ※ご紹介している機能はすべての機種に搭載されているものではありません。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
凍結洗浄
日立エアコン白くまくんを象徴する機能といえば、なんといっても「凍結洗浄」でしょう。凍結洗浄は、熱交換器を一度凍らせ、一気に溶かすことで付着した汚れを洗い流す内部洗浄機能です。エアコンの熱交換器はフィルターよりもさらに奥にあり、自分でお掃除することは難しいため、細かいホコリなどの汚れが溜まりがちな部分です。
ですが、凍結洗浄が搭載されていれば、ホコリなどの汚れを、氷で浮かせてジャバっと洗い流すことができます。エアコンの清潔性を重視する方には、特におすすめの機能といえます。
ちなみに日立エアコンの上位モデルには、熱交換器を熱してから洗うことで油汚れなども落ちやすくなった「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」、汚れと一緒にニオイ成分も吸着する「凍結脱臭クリーナー」が搭載されている機種もあります。とにかくエアコンの清潔性を追求したい方は、どの種類の凍結洗浄が搭載されているかもチェックしてみるとよいでしょう。
ファンお掃除ロボ
「ファンお掃除ロボ」は、送風ファンの羽根についた汚れを自動でブラッシングして洗浄する機能です。エアコンの送風ファンは本体の奥の方にあり、しかも壊れやすいため、自分でお掃除することは難しい部分です。しかし、ファンお掃除ロボは自動で送風ファンをきれいにしてくれるため、イヤな臭いを防いでエアコンをさらに清潔に使うことができます。
なお上位モデルに搭載されるファンお掃除ロボには、ファンを加熱してお掃除するものもあります。ファンについた油汚れも、より落としやすくなるので、キッチンの近くに設置するエアコンとしてもおすすめの機能です。
フィルター自動お掃除
エアコンを使う上で欠かせないのが、定期的なフィルターのお掃除。フィルターにはホコリなどの汚れが溜まりやすく、放っておくとカビやニオイの原因になってしまうこともあります。ところが、フィルター自動お掃除機能が搭載されていれば、エアコンが自動で汚れを落としてくれるので、お手入れの手間をグッと減らしてくれます。「フィルター掃除を億劫に感じていた」「お掃除のときに汚れが舞い散るのが気になる」という方は、フィルター自動お掃除機能の搭載された機種をチェックしてみて下さい。
premiumプラズマ空清
「premiumプラズマ空清」は、エアコンの吸い込み口と吹き出し口からプラズマイオンを放出し、空気中の汚れをキャッチする空気清浄機能です。お部屋の空気を快適にできるのはもちろん、さまざまなニオイにも効果を発揮します。たとえば、ソファやクッション、カーテンについた臭いも抑制してくれるので、お部屋の清潔性を重視する方には特におすすめの機能といえます。
eco運転
「eco運転」は、搭載されたセンサーが人の動きや日差しの変化を検知し、お部屋の状況に合わせて、自動で最適な運転を行う省エネ機能です。
たとえば、冷房運転時に人の活動量が少ない時には冷えすぎないように控えめに運転、曇りや夜になるとそれに合わせて温度を調節します。また、eco運転中に誰もいない時間が続くと控えめ運転の「オートセーブ」に、さらにその時間が続くと運転を停止する「オートオフ」に自動で切り替わるので、エアコンを消し忘れたときも安心です。
このように、室内環境に応じて運転内容をきめ細かく制御できるため、エアコンにおまかせで快適な空間に調節しながら、無駄な電気代がかかることも防いでくれます。
[ ecoこれっきり]運転
[ecoこれっきり]運転はeco運転のシンプル版という位置づけで、日差しの変化に合わせて自動で運転モードを調節する機能です。例えば、冷房時は曇りや夜になると冷えすぎないように調節し、暖房時に日差しが差し込むときには自動で控えめな運転になります。人の動きを検知する機能やオートオフの機能はありませんが、ボタン一つで自動で省エネ運転をしてくれる便利な機能です。
涼快
「涼快」は、冷房中に室温と湿度のバランスを自動で調整する機能です。まずはお部屋全体をすばやく冷やし、その後は湿度を中心にコントロールし、快適な環境に調節してくれます。手足の冷えすぎを防いでくれるので、冷房が苦手な方でも快適に過ごすことができます。
スピード暖房
「スピード暖房」は、日立エアコンの最上位モデルに搭載される機能で、優れた暖房能力で足もとからお部屋をすばやく暖める機能です。冬場で特に気なるのが、床付近の冷たさ。スピード暖房なら、運転スタート時は足もと付近に暖かい風を送り、十分に暖まったらお部屋全体にスイングします。さらに、足元が暖まった後は気流をコントロールし、風を感じさせない「つつみこみ暖房」へと切り替わることで、優しく自然な暖かさが続きます。
「暖房をつけても暖まるまでの時間が辛い……」と感じていた方は、この機能が搭載されたモデルをチェックしてみるとよいでしょう。
カラッと除湿
一般的な除湿機能は、空気を乾燥させるときに温度も下がってしまうので、梅雨時などは肌寒くなりがち。「カラッと除湿」なら、除湿した空気を室温まで近づけて吹き出すので、お部屋が冷えすぎないように、湿度だけを下げられます。ジメジメが気になるけど温度はそこまで高くない、初夏や梅雨の季節に特に活躍する機能です。
白くまくんアプリ
「白くまくんアプリ」とは、エアコンとスマートフォンを連携することで、エアコンの遠隔操作ができる機能です。例えば、外出先からの電源のON・OFFや現在の運転状態の確認、設定温度の変更などが行えます。うっかりエアコンを消し忘れて外出してしまったときや、帰宅時間に合わせて冷暖房をつけておきたいとき、ペットの様子に合わせて室温を調整したいときなど、さまざまなシーンでエアコンをスマートに操作できる機能です。
日立のエアコンの主なシリーズ
現在展開されている日立のエアコンは、「Xシリーズ」「Wシリーズ」「Gシリーズ」「Dシリーズ」の4つに分かれています。それぞれ搭載されている機能や本体のデザイン、価格などが変わってくるので、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。ここでは各シリーズの特徴について、詳しく解説していきます。
- ※一部の機能をピックアップしてご紹介しています。
- ※そのほかにも搭載機能はございますので、詳しくは商品ページやメーカーページをご確認下さい。
- ※ジャパネットオリジナルモデルでは、仕様・搭載機能に一部相違がある機種もあります。詳しくはそれぞれの商品ページにてご確認ください。
| Xシリーズ | Wシリーズ | Gシリーズ | Dシリーズ | |
|---|---|---|---|---|
| 凍結洗浄 | 〇(除菌ヒートプラス&凍結脱臭クリーナー) | 〇(除菌ヒートプラス) | 〇 | 〇 |
| ファンお掃除ロボ | 〇 | 〇 | - | - |
| フィルター自動お掃除 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
| premiumプラズマ空清 | 〇 | - | - | - |
| eco運転 | 〇 | - | - | - |
| [ ecoこれっきり]運転 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
| 涼快 | 〇 | 〇 | - | - |
| スピード暖房 | 〇 | - | - | - |
| カラッと除湿 | 〇 | 〇 | - | - |
| 白くまくんアプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇(別途アダプタ必要) |
Xシリーズ
Xシリーズは、日立の技術を結集したプレミアムモデルです。このモデルにしか搭載されていない機能も多く、「premiumプラズマ空清」「eco運転」「スピード暖房」などの機能を使いたい方は、Xシリーズの機種をチェックしてみましょう。
また、日立の目玉機能である「凍結洗浄」も、熱交換器を熱して油汚れを落としやすくしてから洗浄する「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」、大量の霜でニオイ成分も吸着する「凍結脱臭クリーナー」にアップグレードされています。日立エアコンの技術を最大限に使いこなしたいという方は、Xシリーズを選んでみるのがおすすめです。
Wシリーズ
Wシリーズは、日立エアコンのスタンダードモデルに位置づけられています。凍結洗浄は熱交換器を熱してから洗浄する「凍結洗浄 除菌ヒートプラス」を搭載。さらに「フィルター自動お掃除」や「ファンお掃除ロボ」もついているので、エアコンを清潔に使うことができます。
また、高さ24.8cmとコンパクトな本体が特徴で、スペースの限られる窓の上やカーテンレールの上にも設置しやすい設計になっています。
充実した搭載機能と本体のコンパクト性を両立しているので、「エアコンはなるべく高機能モデルが欲しい」「狭い場所にエアコンを取り付けたい」という方は、Wシリーズの機種をチェックしてみてください。
Gシリーズ
Gシリーズは、Wシリーズと同じスタンダードモデルです。本体はかなり薄型で、奥行きが25cmと圧迫感を与えにくいデザインが魅力の一つです。搭載機能については、Wシリーズと同様に「凍結洗浄」が搭載されていますが、こちらは除菌ヒートプラスではなく、普通の凍結洗浄です。そのほかの清潔機能としては、「フィルター自動お掃除」が搭載されています。一方で、ファンを自動でお掃除する「ファンお掃除ロボ」は搭載されていません。「なるべく価格を抑えたいけど、清潔機能も充実したものが欲しい……。」という方にとって、ちょうどいいバランスのモデルといえるでしょう。
Dシリーズ
Dシリーズは、日立のエアコンのラインナップの中でも、最もシンプルなベーシックモデルです。日立エアコンを象徴する凍結洗浄は搭載されているものの、「自動フィルターお掃除」や「ファンお掃除ロボ」などの清潔機能は省略されています。「日立の凍結洗浄は使ってみたいけど、なるべくコストは抑えたい」という方は、Dシリーズの機種をチェックしてみるとよいでしょう。そのほかにも、書斎や作業部屋など、あまり使わないけどエアコンはつけておきたい、という部屋にもおすすめです。
日立のエアコンを選ぶ際のポイント
日立のエアコンを選ぶ際には、お部屋の広さや設置環境に合わせて、自分に合った機種を選びましょう。ここでは、必ずチェックしておきたい「適用畳数」「冷暖房能力・消費電力」「コンセントの形状」について解説します。
適用畳数
エアコンの適用畳数とは、その機種でどれくらいの広さのお部屋まで冷暖房を効かせられるかを表した数値です。適用畳数は、「〇畳〜〇畳用」というようにあらわされていますが、これは前の数字が木造住宅、後ろの数字が鉄筋住宅の場合のお部屋の広さを意味しています。
間違ってお部屋の広さよりも狭い適用畳数のエアコンを選んでしまうと、なかなか冷暖房が効かなかったり、余計な電気代がかかってしまったりすることもあります。あらかじめお部屋の構造と広さを確認し、それにあった適用畳数の機種を選ぶようにしましょう。
冷暖房能力・消費電力
「冷暖房能力」はその機種の室温をコントロールする能力、「消費電力」はどれくらい電気代がかかるかを表しています。
冷暖房能力は「kW(キロワット)」という単位であらわされ、(0.6-2.8)のように表記されています。この場合、前の数字が小さいほど細かく温度を調節でき、後ろの数字が大きいほどすばやく室温を調節できることを示しています。つまり、この数字の開きが大きいほど空気をコントロールする能力に長けていることがわかるので、どのモデルにするかの一つの目安としてみるとよいでしょう。
一方、その機種の1年間の消費電力の目安は、「期間消費電力量(kWh)」を確認することで知ることができます。これは、標準的な家庭での使用条件を想定して算出されていて、この数字が大きいほど電気代も高くなることが予想できます。また、メーカーによっては年間の電気代の目安を表示しているところもあるので、そちらも参考にしてみるとよいでしょう。
コンセントの形状
エアコン用のコンセントにはいくつかの種類があり、形状が合わない場合は取り換え工事が必要になります。エアコン専用コンセントには以下のような種類があるため、いま設置されているのがどの形状かを確認しておくとよいでしょう。
基本的に、いま設置されているエアコンと同じ畳数の機種に切り替える場合は、複雑な工事が必要になることはあまりないでしょう。しかし、「今より大きな適用畳数の機種に買い替えたい」「エアコンのないお部屋に新たに設置したい」という場合は、追加の工事が必要になることもあるので要注意です。
エアコンのコンセントに関する詳しい情報や、追加工事が必要になるケースについては、以下の記事で詳しく解説しています。何か疑問のある方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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エアコン専用コンセントの形状一覧と追加工事が必要なケースを解説!
- 実はエアコン用のコンセントは、電圧やアンペア数によって機種ごとに形状が違います。形状が合わないと追加工事が必要になることもあるので、エアコンを買い替える際はあらかじめコンセントも確認しておきましょう。この記事ではエアコン用コンセントの形状一覧と、追加工事が必要なるパターンについて詳しく解説しています。
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古いエアコンはどうやって処分する?
エアコンを処分する際には、家電リサイクル法にもとづき「リサイクル料金」や「収集運搬料金」を支払って、適切な処分業者に引き渡す必要があります。具体的には以下のような方法があるので、自分に合った処分方法を選んでみましょう。
購入したお店に引き取ってもらう
家電量販店などのお店に依頼すれば、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払うことで古いエアコンを引き取ってもらえます。お店側で取外しから回収まで行ってくれるので、おまかせでエアコンを処分できることがメリットといえるでしょう。
自治体と提携している回収業者に依頼する
自治体と提携している回収業者に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払うことで、古いエアコンを引き取ってもらえます。しかし、地域によってはそもそも回収を行っていないこともあるので、お住まいの自治体のウェブサイトなどを確認し、収集を行っているかを確認しておきましょう。
指定引取場所に自分で持ち込む
あらかじめ郵便局などでリサイクル券を購入しておけば、古いエアコンを最寄りの指定引取所に自分で持ち込むことで処分できます。ただ、エアコンの場合はそもそも自分で取り外すことが難しいので、一般家庭においては、この方法で処分することはほとんどないといってもいいでしょう。
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ジャパネット厳選!日立エアコンのおすすめモデルをご紹介!
日立 ルームエアコン 白くまくん HTシリーズ 主に6畳 スターホワイト <RAS-HT2225S(W)>
まとめ:日立のエアコンで快適な暮らしを実現しよう
白くまくんの愛称でおなじみの日立エアコンは、「凍結洗浄」や「ファンお掃除ロボ」など、エアコンの清潔性をキープする機能が充実していることが特徴です。そのほかにも、「eco運転」や「スピード暖房」など、室温や湿度などを自動で調節する機能も多数搭載されており、快適性も兼ね備えています。これらの機能はシリーズによってどれが搭載されるかが変わってくるので、自分にとってどれくらいの性能が必要かを確認して、ちょうどいい機種を選んでみましょう。
また、新しいエアコンを選ぶときは、適用畳数や冷暖房能力、コンセントの形状も忘れずにチェックしておきましょう。手間なくかんたんにエアコンを買い替えるなら、ジャパネットの下取りサービスもぜひご検討ください。


