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知人からこのような話を聞きました。「ある日何気なくカメラで花を撮影したら、思いがけずきれいに撮れたのがとても嬉しかった。それから事ある毎に花の写真を撮るようになり、10年経った今では花々にすっかり詳しくなった。カメラのおかげで人生が豊かになった。」 私はこの話を聞き、たいへん感動しました。商品を販売するとはこういうことだ、私たちがお奨めする商品がきっかけで人生が豊かになったと言ってもらえたら最高だと思ったのです。だから、私たちは沢山の商品の中からお奨めできる良い商品だけを選び、あらゆる方にわかり易くお伝えしていきたいと思っています。モノを売るだけではなく、モノの向こうにある変化や生活を伝えられる企業でありたいのです。商品を通してお客様と繋がっていけると信じています。
当社はテレビショッピングのイメージが強いのですが、通信販売の始まりはラジオです。元々は佐世保市のカメラ店で、店舗時代の平成2年に地元放送局でラジオショッピングをはじめたのをきっかけに通信販売を開始しました。ラジオで全国にネットワークを作った後テレビ放送に進出。現在ではカタログ・チラシ・インターネット・CS放送などを用いた「メディアミックス」型の通信販売を展開しています。
取扱商品は家電・AV機器が中心です。電子機器類の商品サイクルは非常に早く、旬の商品を紹介するためにはスピードが求められます。そこでラジオショッピングのほとんどを佐世保の自社スタジオから生放送しています。生放送なら、例えば天候の変化にあわせ紹介する商品を変更したり、商品説明においても多くのバリエーションを持つことができるからです。平成13年にはテレビスタジオを設立しました。外部に番組制作を依頼していた時代には、制作に1ヶ月以上も時間を要していましたが、今ではテレビの生放送も可能になりました。同じ理由でチラシやカタログ、HPも社内にデザイン部署を置いて本社で制作しています。 また制作以外の業務、コールセンターや物流センター、カスタマーサービスセンターもアウトソーシングせず社内に部署を設けています。自前にこだわるのは、企業責任を果たすためです。責任の所在を明らかにすることが、総合的なサービスの向上と顧客満足に繋がると考えています。
消費不況、デフレ、モノが売れない時代と言われますが、一方で高級品であってもしっかりと売れているモノがあります。商品にはデフレで価格が下がるものと、高級でもそれだけの価値を充分に感じていただける高付加価値商品があります。安く販売できるものはできるだけ安く、同時に付加価値を伝えるべき商品はしっかりと価値を伝え、納得していただける価格をご提示していく、これがジャパネットの価格に対する考え方です。商品の機能や価格、アフターサービスなどを含めたトータルの価値に満足していただけた時、初めて商品を提供した企業とお客様の間に信頼関係が生まれると考えています。
地上波放送のデジタル化・多チャンネル化がもうすぐスタートします。パソコンや携帯端末を通し、情報はこれまでとは異なる流れ方をするでしょう。今後を正確に予測することは難しいですが、大きな変化が訪れた時に、いつでも状況に対応できる企業でありたいと思っています。自社スタジオを準備したのは次世代への投資という意味ももっています。
もちろん今が完成形ではありません。今後も完成はありえないという気持ちで社員と共に日々精進していきます。 |
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